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個人的な映画・本・音楽についての鑑賞記録・感想文です。

「ターミネーター4」 2009

★★★☆☆ あらすじ 機械と人類とが全面戦争する世界。機械に捕らえられた人びとを救うために一人の男が敵の本拠地に乗り込む。 感想 前作までが核攻撃前の世界を描いていたのに対して、今作は核攻撃後の世界を描いている。機械、コンピューターとの戦い、という…

「ブログ飯」 2013

★★★☆☆ 内容 ブログの収入で生活の糧を得ることに成功した著者が取り組んできたことと、そこから得た知識や考えを紹介する。 感想 時々思いついたことをチョロっとブログに書いて、それだけで生活していけるなんて羨ましいよなと思ってしまうが、実情はそんな…

「彼岸花」 1958

★★★★☆ あらすじ 娘の縁談を考えていた父親は、見知らぬ若い男に娘との結婚を申し込まれ、戸惑う。 感想 娘の幸せを思って、これまで頑張って築いてきた人脈をフル活用し、良い家に嫁がせようと考えていたのに、その娘からそんなもの不要と言われてしまうなん…

「チェ 39歳 別れの手紙」 2009

★★★☆☆ あらすじ ポリビアでのチェ・ゲバラ。「チェ 28歳の革命」との2部構成。 チェ・ゲバラ - Wikipedia 感想 キューバでの革命を成功させたにも関わらず、それで満足せず他国での革命にも参加するチェ・ゲバラ。普通は権力を握って結局、独裁政権になるの…

「チェ 28歳の革命」 2008

★★★☆☆ あらすじ キューバ革命までのチェ・ゲバラの行動。2部作の第1部。 www.youtube.com 感想 物語仕立てというよりもドキュメンタリー風に物語は展開される。だから誰とどこで戦っているのかの詳細な情報は断片的で、正直よく分からない。 ただゲリラ戦…

「スタンフォードのストレスを力に変える教科書」 2015

★★★☆☆ 内容 ストレスは健康に悪いもの、と当然のように考えているが、そうではないらしい。 感想 ストレス自体が悪いのではなく、「ストレスは健康に悪いもの」という思い込み自体が、健康や人生に悪影響を与えているという指摘は面白い。健康に悪いからとス…

「テイラー・オブ・パナマ」 2001

★★☆☆☆ あらすじ 不祥事でパナマに左遷されたスパイが、情報源として仕立て屋に目を付ける。 感想 コメディにしたいのか、シリアスな路線にしたいのか曖昧で中途半端。そしてこの2時間弱のあいだ、イマイチ何を見せられているのか分からなかった、というのが…

「寝ずの番」 2006

★★★☆☆ あらすじ 大物落語家の死が近づいて、弟子たちが集まる。 感想 多くが通夜のシーンで占められている。故人の思い出話を語り、笑ったり、しんみりしたり、怒ったり。そんなことを故人のすぐ近くでしていると、死んでしまった人と共に笑ったり、泣いたり…

「プリデスティネーション」 2014

★★★★☆ あらすじ 連続爆弾魔を追って大やけどを負った時空警察官が、最期の任務につく。 www.youtube.com 感想 最初にちょっとした出来事があり、さぁここから物語が展開していくぞ、と思わせておいての、長いバーのシーン。1人が延々と過去を語り、あれ、こ…

「アンタッチャブル」 1987

★★★★☆ あらすじ 禁酒法下のシカゴで権勢を誇ったギャングのボス、アル・カポネを逮捕するためにチームが結成される。 アル・カポネ - Wikipedia 感想 メンバーそれぞれに見せ場があるのがいい。特に一見現場には向いてなさそうな経理の男が、ノリノリで暴れ…

「もらとりあむタマ子」 2013

★★★☆☆ あらすじ 実家に引きこもり、怠惰な日々を過ごす女。 感想 無為な日々を過ごす娘に、言いたいことはあるがぐっと堪える父親。心の何処かでは娘と暮らせることを喜んでもいる。康すおんがそんな父親を味わい深く演じている。 そしてそんな状況に甘えて…

「ストロベリーショートケイクス」 2006

★★★☆☆ あらすじ イラストレーターとその同居人のOL、デリヘル嬢と電話受付係、4人の女性の日常。 www.youtube.com 感想 4人それぞれの生き方がリアルだ。特にもっとも平凡な役柄、中越典子演じるOLが印象に残った。こういう人はたまにいて、本当の自分を出…

「友情・初恋」 1920

★★★★☆ あらすじ ある女への恋心を友人へ打ち明けた男。 感想 主人公の、女からの嫌われように同情してしまう。ただ、主人公目線で見ればひどい女に思えてしまうが、彼女目線から見れば傍迷惑に感じてちょっと強めに表現せざるを得ないところがあるのかもしれ…

「レッド・ライト」 2012

★★☆☆☆ あらすじ 数々のオカルト現象の嘘を見破ってきた学者の前に、かつて一世を風靡した超能力者が現れる。 感想 無邪気に超能力を信じる科学者もどうかと思うが、頑なに否定する学者もどうかと思ってしまう。超能力があるかどうかを調べるのではなく、嘘と…

「アテンション 「注目」で人を動かす7つの新戦略」  2016

★★★☆☆ 内容 注目を集めるための戦略を紹介する本。 感想 「いいものを作れば、お客は来る」ーそう無邪気に信じている人が多すぎる。 p11 今の世の中は様々な人や企業が注目を集めるために血眼になっている。そんな中でただ人々が気付いてくれるのを待ってい…