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個人的な映画・本・音楽についての鑑賞記録・感想文です。

「GRIT 平凡でも一流になれる「やり抜く力」」 2016

★★☆☆☆ 内容 近年注目されるようになった、成功するために重要な要素、「グリット(GRIT)」について書かれた本。 感想 著者は広告代理店を共同で創業した二人の女性。なので科学的な話というよりも、グリットの実例を集めた自己啓発的な内容となっている。 ま…

「マダム・エドワルダ/目玉の話」 2006

★★★☆☆ 内容 「目玉の話」のよく知られた別の邦題は「眼球譚」。 感想 こういう性癖は、やはり幼少時の経験が影響するものなのだろう。登場人物たちが自分の欲望に無邪気に突き進む様は、恐ろしくもあるが、清々しくもある。 しかし今みたいにネットもなく、…

「免許がない!」 1994

★★★☆☆ あらすじ 運転免許がないことがコンプレックスの映画スターの男が、一念発起して合宿免許に参加する。 感想 題材としては面白いと思うが、同じ合宿する若者達とではなく、映画撮影スタッフとの絆を描くというのはどうなんだろう。免許合宿という特殊な…

「ラブ&マネー」 2012

★★★☆☆ あらすじ 失業して金欠の女が、保釈保証業者の賞金稼ぎとなって、元恋人で殺人容疑の警察官を追う。 感想 コミカルにいきたいのか、シリアスにいきたいのか、中途半端な映画だ。どちらかに振り切れていたほうが分かりやすかった。 それから、メインの…

「この世のメドレー」 2012

★★★☆☆ あらすじ 超然と暮らす余のもとに、年少の友人が訪れ、共に外出する。 感想 「どつぼ超然」の続編ということだが、何となくそんな感じがする程度。前作ではほぼ一人で彷徨っていたが、今回は友人を連れているので会話があり、息苦しい感じは幾分減じて…

「ブルー・オーシャン戦略 競争のない世界を創造する」 2005

★★★★☆ 内容 企業同士が消耗しながら限られた市場のシェアを奪い合う、血みどろのレッド・オーシャンを抜け出し、競争のない市場空間、ブルー・オーシャンを切り開くためのノウハウを、実例を交えながら紹介する。 感想 競争のない市場なんてそうそう簡単に発…

「恋愛戯曲 〜私と恋におちてください。〜」 2010

★★★☆☆ あらすじ 書けない大物脚本家の女と、様々な思惑が交錯するテレビ局の社員たち。 感想 深田恭子が大物脚本家役ということにリアリティーを感じない。ただ浮遊感のある彼女が演じるから良かったのかも。リアリティーがありすぎると、セクハラ感が出て気…

「バッド・チューニング」 1993

★★★☆☆ あらすじ 70年代、アメリカの片田舎で暮らす若者の夏休み初日の一夜。 www.youtube.com 原題は「Dazed and Confused」。 感想 物語が無いようで有るような、小さな物語が断片的に現れるような内容だ。儀式となっている新入生いびりや、羽目を外すため…

「お墓がない!」 1998

★★☆☆☆ あらすじ 余命少ないと勘違いした大物女優が自分の墓探しをする。 感想 2時間にも満たない映画だが、異常に長く感じた。コメディなのに笑わせようとする箇所とそれ以外の真面目な部分のバランスが悪く、無駄にシリアス。葬儀や墓をどうするかなんて誰…

「緋文字」 1850

★★★☆☆ あらすじ 行方不明の夫を持つ女が、他の男と関係を持って出産したことにより、共同体社会から罰せられ、罪の証として「A」の字を常に身につけるよう強制される。 感想 そもそも夫が行方不明で、もう死んでるんじゃないかと噂になっているくらいだった…

「デッドマン・ダウン」 2013

★★★☆☆ あらすじ 裏社会の組織で働く男が、自宅マンションの向かいに住む女と知り合う。 感想 復讐を企む主人公の男。目的を果たす事だけに意識を集中して日々を過ごす。ひたすら暗い陰鬱な展開。そして、徴兵を経験しただけなのに、異常に高いパフォーマンス…

「プリズナーズ」 2013

★★★★☆ あらすじ 感謝祭の日を共に過ごしていた田舎町の2家族だが、目を離した隙に幼い娘たちが行方不明になってしまう。 感想 子供達の行方を追う刑事役のジェイク・ジレンホールがいい。大抵こういうのは同僚がいて、会話をして心情を明かしながら物語が進…

「ワールド・オブ・ライズ」 2008

★★★☆☆ あらすじ 現地でテロ組織のリーダーを追うCIA工作員と、アメリカから彼に指示を与える上司。 感想 いつ自分に死が訪れるかもしれない状況のなかで、義理・人情を重んじようとする現地工作員と、子供の世話をしながら冷酷に危険な任務を指示するその上…

「よく眠るための科学が教える10の秘密」 2014

★★★☆☆ 内容 科学的に検証された様々な睡眠についての事実を紹介する。 感想 睡眠を科学的に研究するようになってからまだ百年ほどしか経ってないという事実にまず驚く。脳波を測ることが出来るようになってから、緩やかに科学的な研究が始まったのだが、それ…

「エンド・オブ・デイズ」 1999

★★★☆☆ あらすじ 株屋を護衛中に襲撃してきた男が残した不可解な謎を追うガードマン。 感想 ただのガードマンのシュワルツェネッガー演じる男が、ちゃんと仕事をしてクライアントを守ったのに、その後その襲撃した男について調査を始めるのは、余計なお世話感…