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個人的な映画・本・音楽についての鑑賞記録・感想文です。

「愛される資格」 2014

愛される資格 (小学館文庫)

★★★☆☆

 

 反りの合わない上司への復讐のために、その妻に手を出した男。

 

 他人の言葉に過剰に反応してしまう、考え過ぎの思い込みが激しい男。見当違いの行いで溜飲を下げようとする。圧倒的な才能を持つものに憧れ嫉妬し、自分にはその才能がないことに落ち込み悲嘆にくれる。だけど実際は、そんなことないよ、才能あるよ、と言ってくれる誰かを求めているだけだったりする。そんなみっともない心の中をあけすけに吐き出している。

 

 結婚式のくだりとかちょっとしたひねりが加えられて面白かったのだけど、別れた奥さんとのオカルト的な話がミステリー仕立てになっていたのが何故か興ざめに感じた。思い込みの激しい男だから有り得る話だとは思うが、別に謎にする必要はなかった。何かの引用なのかもしれないが。

 

 聞こえてくる陰口や噂話なんて気にしない、自分が見たものだけを信じる姿勢は潔い。相手のことを100%知ることなんて出来ないし、そうする必要もない。

 

著者 

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愛される資格 (小学館文庫)

愛される資格 (小学館文庫)

 

 

登場する作品

恋愛指南―アルス・アマトリア (岩波文庫)

国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて (新潮文庫)

世界に一つだけの花

ピンカートン<デラックス・エディション>

Butterfly

ばらの花

うそ[中条きよし][EP盤]

D.I.J.のピストル

世紀のラブレター (新潮新書)

散るぞ悲しき―硫黄島総指揮官・栗林忠道 (新潮文庫)

死の棘 (新潮文庫)

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ジョゼフ・フーシェ―ある政治的人間の肖像 (岩波文庫 赤 437-4)

綱渡り

Come Go With Me

女のいない男たち (文春文庫 む 5-14)

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The Long And Winding Road

夏の終り (新潮文庫)

かの子撩乱 (講談社文庫)

美は乱調にあり (角川文庫)

京まんだら(上) (講談社文庫)

源氏物語 巻一 (講談社文庫)

戦争と一人の女

ウォーク・ドント・ラン―村上龍vs村上春樹

ウォーク・ドント・ラン

新装版 限りなく透明に近いブルー (講談社文庫)

素敵じゃないか

ロッキー (字幕版)

ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ (字幕版)

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復讐するは我にあり

「そうだ、村上さんに聞いてみよう」と世間の人々が村上春樹にとりあえずぶっつける282の大疑問に果たして村上さんはちゃんと答えられるのか? (Asahi original (66号))

浮雲 (角川文庫)

浮雲

 

 

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