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個人的な映画・本・音楽についての鑑賞記録・感想文です。

「スーパー・チューズデー 〜正義を売った日〜」 2011

★★★☆☆ 大統領予備選に立候補した知事の選挙スタッフの男が、知事のスキャンダル情報を入手する。 政治の世界で権力を手に入れるには色々な人の協力が必要で、時には不本意な相手とも手を結ばなくてはいけないこともある。清濁併せ呑む覚悟が必要。ってことは…

「ターミネーター4」 2009

★★★☆☆ 機械と人類とが全面戦争する世界。機械に捕らえられた人びとを救うために一人の男が敵の本拠地に乗り込む。 前作までが核攻撃前の世界を描いていたのに対して、今作は核攻撃後の世界を描いている。機械、コンピューターとの戦いって、AIがよく話題にな…

「ブログ飯」 2013

★★★☆☆ ブログの収入で生活の糧を得ることに成功した著者が取り組んできたことと、そこから得た知識や考えを紹介する。 時々思いついたことをチョロっとブログに書いて、それだけで生活していけるなんて羨ましいよなって思ってしまうが、実情はそんなことはな…

「彼岸花」 1958

★★★★☆ 娘の縁談を考えていた父親の所に、見知らぬ若い男がやって来て、娘との結婚を申し込まれる。 娘の幸せを思って、これまで頑張って築いてきた人脈をフル活用して良い所に嫁がせようと考えていたのに、その娘からそんなもの不要と言われてしまうなんて切…

「チェ 39歳 別れの手紙」 2009

★★★☆☆ ポリビアでのチェ・ゲバラ。 キューバでの革命を成功させたにも関わらずそれで満足せず、他国での革命にも参加するチェ・ゲバラ。普通は権力を握って結局、独裁政権になるのが常なのに、そんなものを投げうって、また一兵士として戦場に向かうところに…

「チェ 28歳の革命」 2008

★★★☆☆ キューバ革命までのチェ・ゲバラの行動。 物語仕立てというよりもドキュメンタリー風に物語は展開される。なので正直誰とどこで戦っているのかの詳細に関する情報は断片的でよく分からない。 ただゲリラ戦で山の中を歩き回り、武器にも事欠く状況から…

「スタンフォードのストレスを力に変える教科書」 2015

★★★☆☆ ストレスは健康に悪いもの、と当然のように考えているが、そうではないらしい。 ストレス自体が悪いのではなく、「ストレスは健康に悪いもの」という思い込み自体が健康や人生に悪影響を与えているという指摘は面白い。健康に悪いからとストレス解消し…

「テイラー・オブ・パナマ」 2001

★★☆☆☆ 不祥事でパナマに左遷されたスパイが、情報源として仕立て屋に目を付ける。 コメディにしたいのか、シリアスな路線にしたいのか曖昧で中途半端。そしてこの2時間弱のあいだ、イマイチ何を見せられているのか分からなかった、っていうのが率直な感想。…

「寝ずの番」 2006

★★★☆☆ 大物落語家の死が近づき、弟子たちが集まる。 多くが通夜のシーンで占められている。故人の思い出話を語り、笑ったり、しんみりしたり、怒ったり。そんなことを故人のすぐ近くでしていると、死んでしまった人と共に笑ったり、泣いたりすることはもう出…

「プリデスティネーション」 2014

★★★★☆ 連続爆弾魔を追って大やけどを負った時空警察官が、最期の任務につく。 最初にちょっとした出来事があって、さぁここから物語が進展していくぞ、と思わせておいての、長いバーのシーン。1人が延々過去を語り、あれこれ何の話だったっけ?と戸惑う。そ…

「アンタッチャブル」 1987

★★★★☆ 禁酒法下のシカゴで権勢を誇ったギャングのボス、アル・カポネを逮捕しようと、チームが結成される。 メンバーそれぞれに見せ場があるのがいい。特に一見現場には向いてなさそうな経理の男が、ノリノリで暴れるのは良かった。それだけにメンバーが報復…

「もらとりあむタマ子」 2013

★★★☆☆ 実家に引きこもり、怠惰な日々を過ごす女。 無為な日々を過ごす娘に言いたいことはあるが、ぐっと堪える父親。心の何処かでは娘と暮らせることを喜んでもいる。康すおんがそんな父親を味わい深く演じている。 そしてそんな状況に甘えて、ずるずると暮…

「ストロベリーショートケイクス」 2006

★★★☆☆ イラストレーターとその同居人のOL、デリヘル嬢と電話受付係、4人の女性の日常。 4人それぞれの生き方がリアル。特にもっとも平凡な役柄、中越典子演じるOL。こういう人ってたまにいて、そういうキャラクターを演じているんだろうな、って思っていたけ…

「友情・初恋」 1920

★★★★☆ ある女への恋心を友人へ打ち明けた男。 主人公の、女からの嫌われように同情してしまう。ただ主人公目線で見ればひどい女に思えてしまうが、彼女目線から見れば傍迷惑に感じてちょっと強めに表現せざるを得ないところがあるのかもしれない。そして友人…

「レッド・ライト」 2012

★★☆☆☆ 怪奇現象や超能力の嘘を見破ってきた学者の前に、かつて一世風靡した超能力者が現れる。 無邪気に超能力を信じる科学者もどうかと思うけど、頑なに否定する学者もどうかと思ってしまう。超能力があるかどうかを調べるんじゃなくて、嘘という前提で調査…

「アテンション 「注目」で人を動かす7つの新戦略」  2016

★★★☆☆ 注目を集めるための戦略を紹介する本。 「いいものを作れば、お客は来る」ーそう無邪気に信じている人が多すぎる。 p11 今の世の中は様々な人や企業が注目を集めるために血眼になっている。そんな中でただ人々が気付いてくれるのを待っているようでは…

「マッド・ファット・ワイフ」 2007

★★☆☆☆ 孤児院で育った男が、気の強い太った女と結婚する。 エディー・マーフィーって特殊メーク好きなのか。おかげで特殊メークの技術がすごいということだけはよく分かる。もうちょっと前だと、ここからが特殊メークって分かる質感のメークだけど、これは全…

「地獄でなぜ悪い」 2013

★★★★★ 娘の映画出演を夢見る妻のために、ヤクザの組長が実際の抗争を利用して映画の撮影を試みる。 無茶苦茶なストーリーだけど、テンションの高さと勢いで持っていく。中でも長谷川博己の無駄に熱い監督役がいい。本当はただの勘違い野郎なのかもしれないが…

「鍵」 1959

★★★★☆ 資産家夫婦とその娘、そして娘との結婚を考える若い医師、4人の思惑が交錯する。 まず映像が格好いい。カラーだが白黒映画のようなシャープさがある。下手すると下衆で下品になりかねない内容を格調高く描いている。 登場人物皆が何食わぬ顔で、エゴイ…

「FLOW ON THE CLOUD」 2017

真心ブラザーズ ★★★☆☆ 音はシンプル、詞もフレーズとしてはシンプルだけど、全体としては難解。アルバムを通して硬派な印象を受けるが、そんな中でもどこかリラックスした余裕も感じる。 真心ブラザーズ「レコードのブツブツ」 (ショートVer.) 01. レコー…

「スタンフォードの自分を変える教室」 2012

★★★★☆ スタンフォード大学の人気講座「意志力の科学」を基にした本。原題は「The Willpower Instinct」。直訳すれば「意志力の本能」で随分、日本語タイトルとは違う。この邦題だから読んだ人はたくさんいるだろうが、逆に食指が動かない人もたくさんいるん…

「シモーヌ」 2002

★★★☆☆ 主演女優に降板され、代役も立てられない映画監督が、CGで作った女優を使って映画を完成させる。 たった一作で爆発的な人気になる女優ってリアリティーがない。しかもそれがCGなんてなおさら。まぁこのあたりは基本コメディーの映画で言ってもしょうが…

「たった一人のあなたのために」 2009

★★★★☆ 夫の浮気現場を目撃した妻が、子供二人を連れて家を出て、全米を転々とする。 自分の子供が通っている学校さえ分からず、金を持った男と結婚することでやり直そうとするような母親。相当嫌な女だが、常に前向きで気丈でもあり、どこか憎めない。そんな…

「麦秋」 1951

★★★★☆ 結婚の話が浮上した20代後半の女性と、同居する両親、兄夫婦とその子供たちとの物語。 妹の結婚話に気が気でない兄。未婚者と既婚者に分かれて強がりを言い合ったりして笑う主人公とその学生時代の友人たち。時おりコミカルなシーンを織り交ぜながら進…

「バイオハザードII アポカリプス」 2004

★★★☆☆ ウィルスが蔓延し、ゾンビ化する人々の中に取り残された者たちが脱出を図る。 とりあえずミラ・ジョヴォヴィッチが美人でセクシーなので観ていられる。それにしても登場する女性キャラが薄着すぎ。まぁアリなんだけど。 クライマックスで実験のために…

「スターリングラード」 2001

★★★★☆ 激戦の続くスターリングラードに送り込まれた新兵が、射撃の腕を見込まれて英雄に祭り上げられ、敵のスナイパーと対決することになる。 冒頭の列車での輸送から戦場に到着し、そのまま戦闘に投入していく描写だけで、ここはひどい状況だということがよ…

「利休にたずねよ」 2008

★★★★☆ 秀吉に切腹を命じられた千利休。茶人として美を追求した彼のその根源を振り返る。 これを読むまでこの頃の武将たちがなぜ茶道に熱狂していたのか、今いち理解できずにいたが、何となくわかったような気がした。茶を飲むこと自体が心を落ち着かせるもの…

「WOOD JOB!〜神去なあなあ日常〜」 2014

★★★★☆ 大学受験に失敗した青年が、街で見かけたパンレットの表紙の女性に惹かれて、林業研修生に応募する。 山奥の村に長澤まさみ、優香、西田尚美がいるなんて、ちょっと美人が多すぎるんじゃないかと軽いツッコミを入れたくなるが、まぁそこは映画なので。…

「アイネクライネナハトムジーク」 2014

★★★☆☆ ボクシングヘビー級チャンピオンの周辺で起きる出来事を描いた連作短編集。 大きな事件も悲惨な出来事も起こらない、ちょっとした日常に起きた小さな出来事を、いつものようにうまく関連付けながら描いている。今回は女性が結婚すると名字が変わること…

「夏の終り」 2013

★★★☆☆ 妻子ある男と長年暮らす女の前に、かつて付き合っていた男が現れる。 断片的なシーンが続き、登場人物たちはぼそぼそと語り、なかなか状況が読み取れなかったが、次第に彼らの置かれた状況が浮かび上がってくる。 いつまでも続けられるわけない関係を…