BookCites

個人的な映画・本・音楽についての鑑賞記録・感想文です。

「ドラゴン・キングダム」 2008

★★★☆☆ カンフー映画好きの高校生が、不良たちに追いかけられビルの屋上から落下し、気付くと古代中国のような世界にいた。 冒頭の駄目な日本のCG映画みたいな映像に不安になったが、最初だけで以降はそんなことなく普通に観れた。ジャッキー・チェンとジェッ…

「シェルブールの雨傘」 1964

★★★☆☆ 兵役に行くことになった若い男は、恋人と兵役後の再会を約束して出発する。 普通に喋って時おり歌うのではなく、全てのセリフが歌になったミュージカル映画。無理矢理感のあるところもあったが、なかなか珍しい。映像もカラフルでおしゃれな雰囲気が漂…

「パーフェクト・ホスト 悪夢の晩餐会」 2010

★★☆☆☆ 銀行強盗をして逃走する男が、パーティーを主催しようとしていた男をだまして家に上がり込む。 なかなか面白いストーリー。最初は銀行強盗が他人の家に上がり込んだはいいが、人の良い家主のペースに巻き込まれて、無理やりパーティーに参加させられる…

「運転手の恋」 2000

★★★★☆ タクシー運転手の男が、交通取締りの婦人警官に恋をする。 メインのストーリーに回想のちょっとした物語が挟まれていく個人的には好きなタイプの映画。少しタランティーノやウォン・カーウァイを思い出させるような90年代中盤っぽい映像で、懐かしさを…

「ミケランジェロの暗号」 2011

★★★★☆ ミケランジェロの名画をナチスに譲渡するよう迫られた画商は、贋作を渡すことにする。 ナチス・ドイツとユダヤ人という重くなりそうな設定のなかで繰り広げられるサスペンス。笑えるシーンも多いのだが、彼らにとっては生死がかかっているので笑って良…

「グッモーエビアン!」 2012

★★★★☆ 母娘二人で暮らすアパートに、旅に出ていた母のかつてのバンド仲間の男が戻ってくる。 大泉洋演じる自由気ままな男。無職だが皆の料理を作り、近所のおばちゃんと喋りこんで貰い物をしてきたり、知らない宴会に混ざって酒を飲んだりする。ひとえに彼の…

「駆込み女と駆出し男」 2015

★★★★☆ 縁切り寺に駆け込んだ女たちと、彼女らに関わる戯作者志望の医者見習いの男。 序盤の、一人ずつがセリフを喋るのではなく、それぞれが好き勝手に喋る、ガヤガヤとした雰囲気を醸し出す演出。字幕がほしいと思ってしまう、馴染みのない当時の言葉を多用…

「パビリオン山椒魚」 2006

★★★☆☆ レントゲン技師の男がオオサンショウウオのレントゲン撮影を依頼される。 一応ストーリーはあるがそれはあまり重要ではなく、印象的なシーンとゆるいギャグのシーンを繋いだ映画。どこかジャームッシュを思い出させるような。オダギリジョーが楽しそう…

「早春」 1956

★★★☆☆ 同じ電車で通勤する女と不倫してしまう男。 毎朝同じ駅から通勤電車に乗る会社員同士が仲良くなって、仕事終わりに皆で集まったり、休日は一緒に出かけたりするなんて牧歌的な時代だ。それぞれ結婚していたりもするが、彼らは今の若い社会人たちよりも…

「愛される資格」 2014

★★★☆☆ 反りの合わない上司への復讐のために、その妻に手を出した男。 他人の言葉に過剰に反応してしまう、考え過ぎの思い込みが激しい男。見当違いの行いで溜飲を下げようとする。圧倒的な才能を持つものに憧れ嫉妬し、自分にはその才能がないことに落ち込み…

「恋のクリスマス大作戦」 2004

★★★☆☆ どうしてもクリスマス休暇を一人で過ごしたくない男は、かつて家族とともに過ごした家を訪れ、現在その家に住む家族と休暇を過ごすことにする。 あまり笑いが多くないコメディ映画。主人公に家族のふりをするよう頼まれ拒絶していた一家の父親が、大金…

「家族喰い」 2013

★★★★☆ 2012年に発覚した尼崎連続変死事件に関する周辺取材。 とにかく事件の人間関係を把握するのが大変で、何度も相関図を眺めることになる。ただ段々と分かってくるのは、犯人がターゲットにしたのはその殆どが、犯人のグループの身内の親戚関係だというこ…

「復讐捜査線」 2010

★★★☆☆ 娘が何者かに射殺され、刑事である父親は犯人を追う。 久しぶりに帰省した娘が父親と一緒にいた時に殺されたのだから、どう考えても警官の父親を殺害しようとしたが誤って娘を殺してしまったと考えるのが自然。警官なんだから常に正しいことをしていた…

「ヨーロッパ退屈日記」 1965

★★★★☆ 伊丹十三というと「マルサの女」等の映画監督というイメージが個人的には強いのだが、 外国映画にも出演したほどの俳優であったというのは意外な事実だ。俳優としては「家族ゲーム」に出ていたのを記憶しているぐらい。 bookcites.hatenadiary.com そ…

「ドメスティック・フィアー」 2001

★★★☆☆ 離婚により母親と暮らす息子に、母親の再婚相手の殺人現場を目撃したと告げられた父親。 殺人犯と共に暮らさなければならないっていうのは、なかなかの絶望感。ただ殺人犯にとっても、事件の目撃者と一緒に暮らすのはつらいところがある。主導権は大人…

「岸辺の旅」 2015

★★★☆☆ 失踪し、既に死んでいる夫が戻ってきて、妻とともに旅に出る。 夫役の浅野忠信のナチュラルな立ち居振る舞いが、既に死んでいるという変わった設定をすんなりと受け入れさせられてしまった。 妻は旅の途中で出会った、死者本人や残された者、生きてる…

「吉原炎上」 1987

★★★★☆ 父親の借金のかたに吉原に遊女として売られた少女。 新人に対してどんなイビリが待ち受けているんだろうと思ったのに、先輩たちが皆優しかったのが意外だった。躾や教育としての体罰はあるけど、理不尽さはなかった。 吉原をすんなりと出ていく者、出…

「科学でわかった正しい健康法」 2017

★★★☆☆ 体に良いとされているものの良くない情報、体に良くないとされているものの良い情報を紹介する。 貧乏ゆすりは体に良いとか、静的ストレッチは運動能力を一時的に低下させるとか、色々と面白いデータが紹介されている。中でも笑えるのはこれ。 ポルノ…

「醉いどれ天使」 1948

★★★★☆ 小さな町医者のもとを訪れたヤクザは、結核の疑いがあることを告げられる。 志村喬演じる町医者が、説教臭いし、口が悪いしで、最初は全然好きになれない感じだったが、そのキャラクターが終始一貫しているので、最終的には本当に天使に見えてきた。天…

「GODZILLA ゴジラ」 2014

★★★☆☆ 謎の2体の巨大生物ムートーとゴジラが激突する。 ゴジラがなかなかその全容を見せなかったり、ほとんど暗がりの中での登場で、もったいぶっている感じが、得体のしれなさを強調していて良かった。若干体格のゴツさは気になったが、ゴジラの造形も恐竜…

「サブリナ」 1995

★★★☆☆ 婚約中の弟がお抱え運転手の娘と恋に落ちてしまい、二人を引き離そうとする兄。 ハリソン・フォード演じる男は、仕事だけのつまらない男ということでいいのだろうか。ビジネスのためなら手段を選ばないという冷酷な男という側面も描いているような気が…

「ランナーランナー」 2013

★★★☆☆ オンラインカジノで大損した大学生が、サイトの不正に気づき、コスタリカにいる運営主に直接クレームを言いに行く。 オンラインカジノは普通にやっていても儲かりそうなので、不正なんかしなくても良さそうなものだけど、競争が激しいから色々と手を染…

「GRIT 平凡でも一流になれる「やり抜く力」」 2016

★★☆☆☆ 近年注目されるようになった、成功するために重要な要素、「グリット(GRIT)」について書かれた本。 著者は広告代理店を共同で創業した二人の女性。なので、科学的な話というよりも、グリットの実例を集めた自己啓発的な内容となっている。 まず「グリ…

「マダム・エドワルダ/目玉の話」 2006

★★★☆☆ こういう性癖とかって、やっぱり幼少時の経験が影響するもんなんだろうな。登場人物たちが自分の欲望に無邪気に突き進む様は、恐ろしくもあるけど、清々しくもある。 しかし、今みたいにネットもなくそういう情報に飢えていた少年少女が、これは読めた…

「免許がない!」 1994

★★★☆☆ 運転免許がないことがコンプレックスの映画スターの男が、一念発起して合宿免許に参加する。 題材としては面白いと思うけど、同じ合宿する若者達とではなく、映画撮影スタッフとの絆を描くっていうのはどうなんだろう。免許合宿という特殊な状況を描く…

「ラブ&マネー」 2012

★★★☆☆ 失業し金欠の女が、保釈保証業者の賞金稼ぎとなって、元恋人で殺人容疑の警察官を追う。 コミカルにいきたいのか、シリアスにいきたいのか、中途半端な映画。どちらかに振り切れていたほうが分かりやすかった。それから、メインの主人公と元恋人との関…

「この世のメドレー」 2012

★★★☆☆ 超然と暮らす余のもとに、年少の友人が訪れ、共に外出する。 「どつぼ超然」の続編ということだが、何となくそんな感じがする程度。前作ではほぼ一人で彷徨っていたが、今回は友人を連れているので会話があり、息苦しい感じは幾分減じている。 少し外…

「ブルー・オーシャン戦略 競争のない世界を創造する」 2005

★★★★☆ 企業同士が消耗しながら限られた市場のシェアを奪い合う、血みどろのレッド・オーシャンを抜け出し、競争のない市場空間、ブルー・オーシャンを切り開くためのノウハウを、実例を交えながら紹介する。 競争のない市場なんてそうそう簡単に発見できるわ…

「恋愛戯曲 〜私と恋におちてください。〜」 2010

★★★☆☆ 書けない大物脚本家の女と、様々な思惑が交錯するテレビ局の社員たち。 深田恭子が大物脚本家役ってリアリティーを感じない。ただ浮遊感のある彼女が演じるから良かったのかも。リアリティーがありすぎると、セクハラ感が出て気持ち悪いのかもしれない…

「バッド・チューニング」 1993

★★★☆☆ 70年代アメリカの、片田舎で暮らす若者の夏休み初日の一夜。 物語が無いようで有るような、小さな物語が断片的に現れるような内容。儀式となっている新入生いびりや、羽目を外すためのパーティが行われ、アルコールやドラッグ、恋愛や喧嘩など、様々な…