BookCites

個人的な映画・本・音楽についての鑑賞記録・感想文です。

★3

「マダム・エドワルダ/目玉の話」 2006

★★★☆☆ こういう性癖とかって、やっぱり幼少時の経験が影響するもんなんだろうな。登場人物たちが自分の欲望に無邪気に突き進む様は、恐ろしくもあるけど、清々しくもある。 しかし、今みたいにネットもなくそういう情報に飢えていた少年少女が、これは読めた…

「免許がない!」 1994

★★★☆☆ 運転免許がないことがコンプレックスの映画スターの男が、一念発起して合宿免許に参加する。 題材としては面白いと思うけど、同じ合宿する若者達とではなく、映画撮影スタッフとの絆を描くっていうのはどうなんだろう。免許合宿という特殊な状況を描く…

「ラブ&マネー」 2012

★★★☆☆ 失業し金欠の女が、保釈保証業者の賞金稼ぎとなって、元恋人で殺人容疑の警察官を追う。 コミカルにいきたいのか、シリアスにいきたいのか、中途半端な映画。どちらかに振り切れていたほうが分かりやすかった。それから、メインの主人公と元恋人との関…

「この世のメドレー」 2012

★★★☆☆ 超然と暮らす余のもとに、年少の友人が訪れ、共に外出する。 「どつぼ超然」の続編ということだが、何となくそんな感じがする程度。前作ではほぼ一人で彷徨っていたが、今回は友人を連れているので会話があり、息苦しい感じは幾分減じている。 少し外…

「恋愛戯曲 〜私と恋におちてください。〜」 2010

★★★☆☆ 書けない大物脚本家の女と、様々な思惑が交錯するテレビ局の社員たち。 深田恭子が大物脚本家役ってリアリティーを感じない。ただ浮遊感のある彼女が演じるから良かったのかも。リアリティーがありすぎると、セクハラ感が出て気持ち悪いのかもしれない…

「バッド・チューニング」 1993

★★★☆☆ 70年代アメリカの、片田舎で暮らす若者の夏休み初日の一夜。 物語が無いようで有るような、小さな物語が断片的に現れるような内容。儀式となっている新入生いびりや、羽目を外すためのパーティが行われ、アルコールやドラッグ、恋愛や喧嘩など、様々な…

「緋文字」 1850

★★★☆☆ 行方不明の夫を持つ女が、他の男と関係を持って出産したことにより、共同体社会から罰せられ、罪の証としてAの字を常に身につけるよう強制される。 そもそも夫が行方不明で、もう死んでるんじゃないかと噂になっているくらいだったら、別に他に男を作…

「デッドマン・ダウン」 2013

★★★☆☆ 裏社会の組織で働く男が、自宅マンションの向かいに住む女と知り合う。 復讐を企む主人公の男。目的を果たす事だけに意識を集中して日々を過ごす。ひたすら暗い陰鬱な展開。そして、徴兵を経験しただけなのに異常に高いパフォーマンスの仕事っぷり。 …

「ワールド・オブ・ライズ」 2008

★★★☆☆ 現地でテロ組織のリーダーを追うCIA工作員と、アメリカから彼に指示を与える上司。 いつ自分に死が訪れるかもしれない状況のなかで、義理・人情を重んじようとする現地工作員と、子供の世話をしながら冷酷に危険な任務を指示するその上司の対比が鮮烈。…

「よく眠るための科学が教える10の秘密」 2014

★★★☆☆ 科学的に検証された様々な睡眠についての事実を紹介する。 睡眠を科学的に研究するようになってから、まだ百年ほどしか経ってないという事実にまず驚く。脳波を測ることが出来るようになってから、科学的な研究が緩やかに始まったのだが、それまでは客…

「エンド・オブ・デイズ」 1999

★★★☆☆ 株屋を護衛中に襲撃してきた男が残した、不可解な謎を追うガードマン。 ただのガードマンのシュワルツェネッガーが、ちゃんと仕事をしてクライアントを守ったのに、その後、その襲撃した男について調査しだすのが余計なお世話感がある。しかも自殺を考…

「誰よりも狙われた男」 2014

★★★☆☆ ドイツの諜報機関チームが、密入国してきたロシア・チェチェン人の男をマークする。 テロ組織というのは末端の人間を捕まえても解決にならなくて、どれだけ中心人物に近づけるかが重要。そのためには末端の人間から辿っていく必要があり、時間をかける…

「エリジウム」 2013

★★★☆☆ 汚染された地球を見捨てスペースコロニーに移り住んだ金持ちたちと、彼らに憧れる地球に残された貧しい人びと。 金持ちの世界と貧しき人々の世界。そしてこの2つの世界を行ったり来たりして商売をする人間もいる。決して隔絶されているわけではないが…

「スーパー・チューズデー 〜正義を売った日〜」 2011

★★★☆☆ 大統領予備選に立候補した知事の選挙スタッフの男が、知事のスキャンダル情報を入手する。 政治の世界で権力を手に入れるには色々な人の協力が必要で、時には不本意な相手とも手を結ばなくてはいけないこともある。清濁併せ呑む覚悟が必要。ってことは…

「ターミネーター4」 2009

★★★☆☆ 機械と人類とが全面戦争する世界。機械に捕らえられた人びとを救うために一人の男が敵の本拠地に乗り込む。 前作までが核攻撃前の世界を描いていたのに対して、今作は核攻撃後の世界を描いている。機械、コンピューターとの戦いって、AIがよく話題にな…

「ブログ飯」 2013

★★★☆☆ ブログの収入で生活の糧を得ることに成功した著者が取り組んできたことと、そこから得た知識や考えを紹介する。 時々思いついたことをチョロっとブログに書いて、それだけで生活していけるなんて羨ましいよなって思ってしまうが、実情はそんなことはな…

「チェ 39歳 別れの手紙」 2009

★★★☆☆ ポリビアでのチェ・ゲバラ。 キューバでの革命を成功させたにも関わらずそれで満足せず、他国での革命にも参加するチェ・ゲバラ。普通は権力を握って結局、独裁政権になるのが常なのに、そんなものを投げうって、また一兵士として戦場に向かうところに…

「チェ 28歳の革命」 2008

★★★☆☆ キューバ革命までのチェ・ゲバラの行動。 物語仕立てというよりもドキュメンタリー風に物語は展開される。なので正直誰とどこで戦っているのかの詳細に関する情報は断片的でよく分からない。 ただゲリラ戦で山の中を歩き回り、武器にも事欠く状況から…

「スタンフォードのストレスを力に変える教科書」 2015

★★★☆☆ ストレスは健康に悪いもの、と当然のように考えているが、そうではないらしい。 ストレス自体が悪いのではなく、「ストレスは健康に悪いもの」という思い込み自体が健康や人生に悪影響を与えているという指摘は面白い。健康に悪いからとストレス解消し…

「寝ずの番」 2006

★★★☆☆ 大物落語家の死が近づき、弟子たちが集まる。 多くが通夜のシーンで占められている。故人の思い出話を語り、笑ったり、しんみりしたり、怒ったり。そんなことを故人のすぐ近くでしていると、死んでしまった人と共に笑ったり、泣いたりすることはもう出…

「もらとりあむタマ子」 2013

★★★☆☆ 実家に引きこもり、怠惰な日々を過ごす女。 無為な日々を過ごす娘に言いたいことはあるが、ぐっと堪える父親。心の何処かでは娘と暮らせることを喜んでもいる。康すおんがそんな父親を味わい深く演じている。 そしてそんな状況に甘えて、ずるずると暮…

「ストロベリーショートケイクス」 2006

★★★☆☆ イラストレーターとその同居人のOL、デリヘル嬢と電話受付係、4人の女性の日常。 4人それぞれの生き方がリアル。特にもっとも平凡な役柄、中越典子演じるOL。こういう人ってたまにいて、そういうキャラクターを演じているんだろうな、って思っていたけ…

「アテンション 「注目」で人を動かす7つの新戦略」  2016

★★★☆☆ 注目を集めるための戦略を紹介する本。 「いいものを作れば、お客は来る」ーそう無邪気に信じている人が多すぎる。 p11 今の世の中は様々な人や企業が注目を集めるために血眼になっている。そんな中でただ人々が気付いてくれるのを待っているようでは…

「FLOW ON THE CLOUD」 2017

真心ブラザーズ ★★★☆☆ 音はシンプル、詞もフレーズとしてはシンプルだけど、全体としては難解。アルバムを通して硬派な印象を受けるが、そんな中でもどこかリラックスした余裕も感じる。 真心ブラザーズ「レコードのブツブツ」 (ショートVer.) 01. レコー…

「シモーヌ」 2002

★★★☆☆ 主演女優に降板され、代役も立てられない映画監督が、CGで作った女優を使って映画を完成させる。 たった一作で爆発的な人気になる女優ってリアリティーがない。しかもそれがCGなんてなおさら。まぁこのあたりは基本コメディーの映画で言ってもしょうが…

「バイオハザードII アポカリプス」 2004

★★★☆☆ ウィルスが蔓延し、ゾンビ化する人々の中に取り残された者たちが脱出を図る。 とりあえずミラ・ジョヴォヴィッチが美人でセクシーなので観ていられる。それにしても登場する女性キャラが薄着すぎ。まぁアリなんだけど。 クライマックスで実験のために…

「アイネクライネナハトムジーク」 2014

★★★☆☆ ボクシングヘビー級チャンピオンの周辺で起きる出来事を描いた連作短編集。 大きな事件も悲惨な出来事も起こらない、ちょっとした日常に起きた小さな出来事を、いつものようにうまく関連付けながら描いている。今回は女性が結婚すると名字が変わること…

「夏の終り」 2013

★★★☆☆ 妻子ある男と長年暮らす女の前に、かつて付き合っていた男が現れる。 断片的なシーンが続き、登場人物たちはぼそぼそと語り、なかなか状況が読み取れなかったが、次第に彼らの置かれた状況が浮かび上がってくる。 いつまでも続けられるわけない関係を…

「キスキス、バンバン -L.A.的殺人事件」 2005

★★★☆☆ ひょんなことから役者のオーディションに受かってしまった泥棒が、役作りのために探偵と行動を共にするなかで、事件に巻き込まれていく。 序盤と事件の展開が分かりづらかった。無駄に台詞も多いし。恐らくジョークを詰め込んでいるのだろうが、セリフ…

「マクベス」 1606

★★★☆☆ 敵を蹴散らした将軍が主君のもとに戻る途中、魔女たちから予言を聞く。 声に出して読んでみたら気持ち良さそうなセリフが並んでいる。普通にこんなセリフを使ったら何を大仰な、と思ってしまうが、舞台でなら映えるのだろうな。 将軍を唆す魔女たちも…