BookCites

個人的な映画・本・音楽についての鑑賞記録・感想文です。

文庫

「パンとペン 社会主義者・堺利彦と「売文社」の闘い」 2010

★★★★☆ 幸徳秋水や大杉栄という名前は聞いたことがあったが、堺利彦という名前は全然聞いたことがなかった。 自分が思うように動けない時代も悲壮感を漂わすことなく、自暴自棄になることもなく、何食わぬ顔で生き延びるのは実は一番難しい事なんだろうな。し…

「読書HACKS!  知的アウトプットにつなげる超インプット術」 2013

★★★★☆ 著者 原尻淳一 サブタイトルにもあるけど、アウトプットのための読書術。だから、単純に楽しむための読書は、除外されている。意識の高い人用。普段こんな読み方してないから、参考になる部分もあったが、あんまりアウトプットを意識し過ぎると、読書…

「「みんなの意見」は案外正しい 」 2006

★★★☆☆ お遊びにしか見えないけど何でも市場形式にすれば、おおよそ正しい答えが見つかるっていうのは不思議だ。だけど、やっぱりお遊びにしか見えない。何でも金かよって。それの理解を得られないとその先に進めない。 みんなで考えればいい方向にもいくし、…

「アンネの日記」 2003

★★★★☆ ユダヤ人迫害から逃れるために隠れ家にて潜伏生活を送る少女の日記。 見つかると死に直結してしまうような状況の中で、息をするのも憚れるほどひっそりと人目を忍んで肩寄せ合って暮らしていたのかと思ったが、意外にもそうではなかった。本を読んだり…

「陰徳を積む―銀行王・安田善次郎伝」 2010

★★★★☆ 著者 北康利 安田財閥を築いた安田善次郎の伝記。 とんでもない財産を築いた人だというのにあまりその業績を知らない、もっと言えばその名前を憶えているかも怪しいっていうのは彼が金融の世界で成功をおさめたからなのかもしれない。金融の世界は分か…

「シゴトの渋滞学 -ラクに効率を上げる時間術-」 2013

★★★☆☆ 著者 西成活裕 渋滞学の観点から仕事を考える。 昔爆笑問題の番組でやっていた「渋滞学」の話が面白かったので読んでみた。「渋滞」の話を詳しく知りたかったのだけどそんなに詳しくは書かれていなかった。まぁタイトルからしてその趣旨とは違うのでそ…

「幸福について―人生論」 1958

★★★☆☆ 著者 ショーペンハウアー 幸福について考察する本。 まず改行が少なく各章が長くなかなか読み進めにくい。一旦読むのを切り上げるタイミングが難しい。こう考えると数ページの章で構成される最近の新書は工夫されているんだなぁと。 幸福は掴み取るも…

「TIME HACKS! 劇的に生産性を上げる「時間管理」のコツと習慣」 2006

★★★★☆ 時間管理について書かれた本。 こういう類の本はたくさんあるけど、この人は押しつけがましくなくていい。あれをやれ、これをやれではなく、僕はこうしているというスタンス。あなたの参考になれば、みたいな空気があるのでイラつくことなく読める。 …

「「人たらし」のブラック心理術: 初対面で100%好感を持たせる方法」 2005

★★★☆☆ 「人たらし」になって、誰からも好かれる人間になるための心理学。 人たらしとまでは言わなくても、誰からも好かれる人間になることは重要だ。好印象を持たれるだけで相手の対応も変わってくる。それには適当にいるのが一番いいのかもしれない。相手が…

「働くことがイヤな人のための本」 2001

★★★☆☆ タイトルにあるような人に向けた本。 序盤、働きたくない人たちの心情をズバズバと言い当てて理解を示す。それは自分の心を代弁するようで、しかも論理的なもんだから強い味方を得たような気分になる。本当に働かなくていいんだと安心してしまいそうで…

「失敗学のすすめ」 2000

★★★★☆ なるべく知られたくない、出来ることなら隠したいと思ってしまうような出来事「失敗」について考察する。 「津波の心配があるからここより海側に家を建てるな」という石碑が建てられているにもかかわらず、海側に建てられている家の写真や、日本の原発…

「疲れすぎて眠れぬ夜のために」 2003

★★★☆☆ 頑張りすぎて疲れている人に送るアドバイス。 今まで漠然と感じていたことが論理的に語られていて、色々と頷かされる事が多い。中でも礼儀とは自分を守ること。慇懃無礼という言葉があるように、人は礼儀正しい人には攻撃しにくいという面がある。どん…

「できるかな」 1998

★★★★☆ 著者と普通じゃない人たちで送るコミックエッセイ。 ガイガーカウンターとか旬な話題だなって思って読み始めたが、もんじゅの事故が起きたあたりに描かれたもの。先見の明があるというか。しかし、もんじゅだけではなく、その他の原発関連施設での事故…

「この世でいちばん大事な「カネ」の話」 2008

★★★★★ タイトル通り、この世で一番大事な「カネ」の話。 日本人ってお金の話する人嫌いだから。お金のためにやっていることでも、お金のためじゃないから、というポーズを取ってしまう。でも、どんなに綺麗ごと言ってもお金がないと生きていけないから。 で…

「自助論」 1859

★★★☆☆ 自らの努力が自らを助ける「自助」の精神を説いた本。 ネットなんか無い時代によくこれだけ偉人のエピソードを集めたなぁ、と思わせる引用の数。正直、言っていることは家庭や学校で散々言われてきたことのまとめに過ぎないわけだが、偉人のエピソード…

「景気を読みとく数学入門」 2011

★★★★☆ ニュースや新聞でよく目や耳にする経済の問題等を、数学を用いて解説する。 なるほど数学者は世のすべての現象を数式で表そうとしているんだなぁってことがわかる。なんとなく感覚で理解していたことでも、数式で語られると妙に納得する。ただ、それが…

「ユダヤ人大富豪の教え 幸せな金持ちになる17の秘訣」 2003

確かに金持ちになる方法は書いてあるけど、どちらかというと金持ちになったとき、こういう心構えでいれば幸せでいられますよって事を書いてある。 金持ちだけど虚無感を抱えていたり、私生活がうまくいってない人は多いみたいだし、そういう金持ちにならない…

「侏儒の言葉」 

本当らしい小説とは単に事件の発展に偶然性の少ないばかりではない。恐らくは人生に於けるよりも偶然性の少ない小説である。 人生は一箱のマッチに似ている。重大に扱うのは莫迦莫迦しい。重大に扱わなければ危険である。 著者 bookcites.hatenadiary.com 侏…