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個人的な映画・本・音楽についての鑑賞記録・感想文です。

「キスキス、バンバン -L.A.的殺人事件」 2005

★★★☆☆ ひょんなことから役者のオーディションに受かってしまった泥棒が、役作りのために探偵と行動を共にするなかで、事件に巻き込まれていく。 序盤と事件の展開が分かりづらかった。無駄に台詞も多いし。恐らくジョークを詰め込んでいるのだろうが、セリフ…

「マクベス」 1606

★★★☆☆ 敵を蹴散らした将軍が主君のもとに戻る途中、魔女たちから予言を聞く。 声に出して読んでみたら気持ち良さそうなセリフが並んでいる。普通にこんなセリフを使ったら何を大仰な、と思ってしまうが、舞台でなら映えるのだろうな。 将軍を唆す魔女たちも…

「世界のエリートがやっている 最高の休息法」 2016

★★★★☆ グーグルやフェイスブックなど巨大企業が続々と導入している「マインドフルネス」を紹介する。 著者はイェール大学の医学部で先端脳科学を研究し、現在はロスで精神科医としてクリニックを開院している人物。「マインドフルネス」とは簡単に言ってしま…

「アフロ田中」 2012

★★★☆☆ 高校の同級生の友人達と、誰かが結婚する時は集まって互いの彼女を紹介し合おうという約束をするが、彼女がいない主人公は焦って恋人を探し始める。 どんなときもどこか自分を第三者の目で見ている独特な雰囲気を持つ主人公。彼女を作るにも逆算して細…

「ウォーリー」 2008

★★★☆☆ 汚染が進んだ地球から人類が脱出した後も、黙々と仕事を続けるロボットがある日、探査にやって来たロボットと出会う。 ロボットたちの物語ということで、ほぼセリフ無しで前半は展開されるが、それでもストーリーが理解できてしまうのがうまい。そして…

「キング・オブ・マンハッタン 危険な賭け」 2012

★★★★☆ 投資の失敗による負債を抱え、帳簿をごまかし自社を売却しようと焦る男が、もう一つの問題を抱えてしまう。 ゴッドファーザーを思い起こさせるような映画。裏の世界なら何とか乗り切ったといえるけど、表の世界なだけに何とも言えないもやもやが残る。…

「小さいおうち」 2010

★★★★☆ 一人余生を過ごす老婆が、かつて女中として働いていた戦前の思い出を綴る。 戦争中の様子を綴る元女中。しかし、そこで描かれる生活はこの時代を歴史の教科書で学んだ人間の想像とは全く違うものだ。立て続けに戦争を繰り広げていたこの時代はきっと人…

「横道世之介」 2013

★★★★☆ 大学入学のために上京してきた若者が、様々な人と出会う。 1980年代が主な舞台だが、ファッションや髪型、街の雰囲気など当時の雰囲気をよく表現している。邦画でもちゃんとやろうと思えば出来るんだなと感心した。 主人公はどこか抜けているような、…

「考える技術・書く技術 -問題解決力を伸ばすピラミッド原則 」 1999

★★★☆☆ ビジネス上で作成する文書の構成方法について書かれた本。 著者は文書は導入部とピラミッド構造の構成で文書を作成するよう説く。常にこの構成を意識することで相手に自分の考えを上手く伝えることができ、また、書く前に自身の考えが足りない部分に気…

「蜘蛛巣城」 1957

★★★☆☆ 謀反を鎮圧した武将が、主君への報告に戻る途中で森で老婆に出会い、予言を聞く。 エンターテイメントというよりも心理描写を描いたサスペンスといった趣。旦那をそそのかし操る妻が怖い。怖気づき迷っている主人公に決意を促すように、妻が思わせぶり…

「アイアンマン」 2012

★★★☆☆ 軍需産業のトップの男が、アフガニスタンでテロリストに襲撃され、拉致されてしまう。 面白くはあったんだけど、よく考えると身内同士の戦いなんだよな。社内の権力争いのような印象で、ヒーロー感はあまりなかった。受け身の戦いでもあるし。とはいっ…

「ハミングバード」 2013

★★★★☆ 軍法会議を逃れてホームレス生活を送る男が、住人が長期不在のたまたま侵入した高級アパートに住み着くことになる。 よくある巨悪の組織と戦うわけではなく、身近な悪と戦うこぢんまりとしたスケールだが、それが逆にリアルでいい。ジェイソン・ステイ…

「新訳 地下室の記録」 2013

★★★☆☆ 引きこもり生活を続ける男が、過去のある出来事を綴る。 若き日の主人公の行動が読んでいて痛々しい。他人を見下しており、勝手に激怒して相手すら気づかないような復讐をしたり、決意した行動を結局行わなかったり。従僕人を手懐けられず、娼婦相手に…

「リリイ・シュシュのすべて」 2001

★★★☆☆ イジメられている中学生は、あるミュージシャンの音楽を聞くことで日々をやり過ごしている。 田んぼが広がる田舎の美しい風景と、そこで繰り広げられる残酷な現実。同じ部活の仲間だった中学生たちがイジメにより関係が変化していく。そのきっかけは沖…

「海と毒薬」 1957

★★★★☆ 戦時中に捕虜に対して行われた人体実験。 状況に流された者、自身の感情の変化を観察することに興味を覚えた者、一種の復讐のつもりで応じた者、人体実験に関わった人間たちの内情は様々だ。ただ彼らに共通しているのは、それを行うこと自体は仕方がな…

「教団X」 2014

★★★★☆ 自殺をほのめかして去った恋人を捜すために、男はある宗教団体を訪ねる。 前半に出てくる教祖の話は、宗教から心理学、宇宙理論まで取り入れられ、小難しくあるがなかなか面白い。全てに納得できるわけではないが、もしかしたらそうなのかもしれない、…

「小商いのはじめかた 身の丈にあった小さな商いを自分ではじめるための本」 2014

★★★☆☆ 綿密なマーケティングを行い、明確なヴィジョンを定め、経営計画を建ててからビジネスを始めるのではなく、肩肘張らない小さなビジネスの紹介。 本の中で様々な小商いを行っている人たちの経緯などが紹介されるが、つくづく実感するのはとにかく始めな…

「ペコロスの母に会いに行く」 2013

★★★★☆ 認知症の症状を見せる母親をグループホームへ入れた息子は、時間を見つけてはグループホームを訪れるようになる。 グループホームに母親を預けに行くシーンが切ない。日中誰もいない家に1人残しておくよりも、施設で面倒を見てもらったほうが絶対にい…

「青春の門」 1981

★★★☆☆ 炭鉱の町で義理の母親に育てられた男の物語。 主人公の話というよりも、主人公を通して見た炭鉱の町の人々の話。にしても炭鉱の町の人々は荒々しい。顔も体も真っ黒にしながら懸命に生きる。そして不満があれば命を懸けて戦う。高倉健が何かのインタビ…

「考えてるつもり  ー「状況」に流されまくる人たちの心理学」 2013

★★★★☆ 例えば誰かが荒っぽい車の運転をしているのを見た時、あの人は自分勝手な傍若無人な性格なんだろうな、と思いがちだが、実際は緊急事態で急いでいるだけなのかもしれない。人は他人の行動を見ただけで、その人の人格を決めつけてしまい、その時の状況…

「フローズン・グラウンド」 2013

★★★☆☆ アラスカで立て続けに変死体が見つかり、州警察は監禁から逃れ保護された一人の女性に協力を求める。 女性が明らかに何らかの事件に遭っていて、犯人まで伝えているのに全く動こうとしない警察が酷い。女性の素性など言い訳の余地はあるのかもしれない…

「インターステラー」 2014

★★★★☆ 食糧不足に陥った地球を離れ、新たな星に移住するために、人類に適した惑星を探索するために宇宙へ旅立ったチーム。 どことなく違和感を感じる映画の始まりから、徐々に設定を伝えていく手法は見事。すんなりと映画の世界へ入っていけた。そして、様々…

「仕事は楽しいかね?」 2001

★★★☆☆ 雪のため空港で一夜を過ごすことになってしまった、しがない会社員の男が、富豪の老人と知り合い教えを受ける。 男が老人と会話をすることで、仕事、人生に関わることを学んでいくという寓話的な内容。正直、こういうタイプの本って、示唆する内容を読…

「日々ロック」 2014

★★★☆☆ 上京してバンド活動を行う男が、アイドルと出会う。 主役の男が、普段は不器用だけど、ステージに立つと人が変わって全てをさらけ出す、なら分かるけど、普段から普通じゃないから、普通じゃない人間の物語を見させられているような気分になる。何でず…

「ツーリスト」 2010

★★☆☆☆ 逃亡する脱税犯の恋人として警察に監視されていた女が、たまたま出会った旅行客を囮に利用して、恋人と密会しようとする。 古い映画を思わせるようなクラシカルな雰囲気でそれ自体は悪くなかった。ただ物語が残念。失敗した衝撃のラストを見せられると…

「ジャッキー・コーガン」 2012

★★★☆☆ 賭場が襲われた組織は殺し屋を派遣し、解決を図る。 荒涼と荒れ果てた住宅地から物語は始まる。大金にありつきたい男と、彼に誘われたなぜか大量の犬を連れた世の中舐めたような男。二人の若者による賭場強盗が実行される。 主演のブラッド・ピットは…

「健康男: 体にいいこと、全部試しました!」 2013

★★★☆☆ 世界一の健康体になるために、様々な健康法を試す著者。 胃、心臓、耳など体を各パーツに分けて、毎月一箇所ずつ集中して取り組んでいく著者。結構設定が雑で、どうしてその健康法を選んだのか、かなり曖昧。ただ、毎日のように健康にはアレが良い、コ…

「どつぼ超然」 2010

★★★☆☆ 飄然としたいと風光明媚な温泉地に移り住んだ男。 飄然と、超然とするために、修行のような心持ちで男は出かけていく。そうは言いながらも、何かを見つけては過剰な妄想を膨らまし、誰かを見ては勝手に想像し、心の中は乱れに乱れている。そして、思い…

「マリリン 7日間の恋」 2011

★★★☆☆ 「王子と踊子」の撮影の為、イギリスにやって来たマリリン・モンローと、第三助監督として参加した青年の恋。 マリリンを演じたミシェル・ウィリアムズはよく似ていた。似ているだけに似ていない部分が気になるが、悪くなかった。 情緒不安定でなかな…

「マインドセット「やればできる! 」の研究」 2016

★★★☆☆ ”マインドセット”とは「心のあり方」。ひとは、人間の能力は固定的だと信じる硬直マインドセットを持った人と、人間の基本的資質は努力次第で伸ばすことができると考えるしなやかマインドセットを持った人の2種類に分けられる。 予想どおり、しなやか…