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「フローズン・グラウンド」 2013

フローズン・グラウンド (字幕版)

★★★☆☆

 

 アラスカで立て続けに変死体が見つかり、州警察は監禁から逃れ保護された一人の女性に協力を求める。

 

 女性が明らかに何らかの事件に遭っていて、犯人まで伝えているのに全く動こうとしない警察が酷い。女性の素性など言い訳の余地はあるのかもしれないけど、犯人だって前科があるのに。州警察も容疑者を監視しているのが速攻でバレて、証拠隠滅されちゃうし。挙句の果てには、数々の行方不明事件がえ、これ連続殺人事件なの?って終盤にようやく気づく始末。お粗末にも程がある。

 

 警察がそんなだからか、連続殺人犯にもあまりヤバさが感じられなかった。もっと日常を見せて、凶悪な犯行との対比をさせるとか、日常の中で狂気や計算高さを垣間見せるとか、どこかにもっと、こいつはヤバイな感を出して欲しかった。実話に基づく映画なので、実際に警察が杜撰だから、大したことない犯人だけど捕まらなかっただけなのかもしれないが。

 

 刑事役のニコラス・ケイジと犯人のジョン・キューザックの対決も締まらないというか、物足りなかった。犯人から自白を引き出そうとする緊迫のシーンで、犯人が思わず口にしてしまった一言もちょっと弱いかな。それで大丈夫?と不安になってしまった。

 

 エンディングで、刑事が犯人を追うというよりも、犯人が目撃者を捜すというよりも、警察が目撃者を追うというなんだか焦点がぼやけた映画だったなぁ、と思っているところへ、実際の被害者の写真が一枚ずつ出てきてゲンナリしてしまった。

 

監督/脚本 スコット・ウォーカー

 

製作/出演 50セント

 

出演 ニコラス・ケイジジョン・キューザックヴァネッサ・ハジェンズ

 

フローズン・グラウンド - Wikipedia

 

 

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