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個人的な映画・本・音楽についての鑑賞記録・感想文です。

「インターステラー」 2014

インターステラー(字幕版)

★★★★☆

 

あらすじ

 食糧不足に陥った地球を捨て、他の惑星へと移住する計画が持ち上がり、住むのに適した他の惑星を見つけるために編成され、宇宙へと旅立ったチーム。

 

感想

 どことなく違和感を感じる映画の始まりから、徐々に設定を伝えていく手法は見事。すんなりと映画の世界へ入っていけた。そして、様々な伏線を散りばめながら、テンポよく進行していく。宇宙なんて関係なさそうな序盤から、一気に宇宙まで繋がっていく。

 

 CGではない宇宙船内の様子が生々しさがあっていい。どこか映画「エイリアン」の世界を思い出させる。

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 それでいて宇宙人は出てこず、人間同士の交錯する様々な感情が物語を形作っているのも良い。人類のために命を捧げたはずなのに、個人的感情がふと顔を出す。

 

 正直ラストあたりはよく分からなかったが、相対性理論やら何やらのちょっともう何言っているかわからない感じの理論が、逆にワクワクしてきた。宇宙にはすんなりとは理解できないような事象に満ちている。

 

 

スタッフ/キャスト

監督/脚本/製作

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出演 マシュー・マコノヒー/アン・ハサウェイ/ジェシカ・チャステイン/ビル・アーウィン/マッケンジー・フォイ/エレン・バースティン/デヴィッド・ジャーシー/ウェス・ベントリー/マット・デイモン/マイケル・ケイン/ケイシー・アフレック/ティモシー・シャラメ/ジョン・リスゴー/トファー・グレイス/デヴィッド・オイェロウォ/ウィリアム・ディヴェイン/エリス・ガベル/コレット・ウォルフ


音楽 ハンス・ジマー

 

インターステラー(字幕版)

インターステラー(字幕版)

 

インターステラー - Wikipedia

インターステラー【字幕版】 | 映画 | 無料動画GYAO!

 

 

この作品が登場する作品 

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「日々ロック」 2014

日々ロック

★★★☆☆

 

あらすじ

 上京してバンド活動を行う男が、アイドルと出会う。

 

感想

 主役の男が、普段は不器用だがステージに立つと人が変わって全てをさらけ出す、なら分かるのだが、普段から普通じゃないので、ただ普通じゃない人間の物語を見させられているだけのような気分になる。

 

 何でずっと腰が曲がってるの?おじいちゃんなの?とか思ってしまって、全然感情移入できない。普段とステージでメリハリが欲しかった。ラストシーンでようやく普通の部分が見れたが。

 

 話のつながりが時々分断というか途切れていて、あれ、いつの間にそんなことになってた?という部分もあり、置いていかれた気分になる。肝心のライブシーンはそんなに悪くなかった。

 

 

スタッフ/キャスト

監督/脚本 入江悠

 

脚本 吹原幸太


原作 日々ロック 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

 

出演 野村周平/二階堂ふみ/岡本啓祐/前野朋哉/蛭子能収/毬谷友子/竹中直人

 

日々ロック

日々ロック

  • 野村周平
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「ツーリスト」 2010

ツーリスト

★★☆☆☆

 

あらすじ

  逃亡する脱税犯の恋人として警察に監視されている女が、たまたま出会った旅行客を囮に利用して、恋人と密会しようとする。

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 2005年のフランス映画「アントニー・ジマー 」のリメイク。

 

感想

 古い映画を思わせるようなクラシカルな雰囲気でそれ自体は悪くなかった。ただ物語が残念だ。失敗した衝撃のラストを見せられると、こんな気分になっちゃうよね、という典型的なパターン。衝撃のラストを見せられても、それまで引っかかっていた部分がスッキリするわけでもなく、逆に何で?というモヤモヤが募る。

 

 正直見ている最中に何度ももしかして?とは思っていたが、でも違うよなと打ち消していた事だったので、相当納得できる説明じゃないとスッキリしない。やっぱり整形を使って大どんでん返しをやろうとすると、ずるい感じがしてしまう。コメディ要素をもっと全面的に押し出してくれたら納得できたかもしれない。

 

 

 それにしても登場人物たちがみんな鈍感すぎる。どう考えてもバレバレの監視活動をする警察や、あっさり殺されるマフィア達、大どんでん返しにまつわる女やマフィアたちもそうだ。意図しているのか分からないが、こういう杜撰な所からコメディ感が滲み出てきている。

 

スタッフ/キャスト

監督/脚本 フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク

 

脚本 クリストファー・マッカリー/ジュリアン・フェロウズ

 

出演

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アンジェリーナ・ジョリー/ポール・ベタニー/ティモシー・ダルトン/スティーヴン・バーコフ/ルーファス・シーウェル/アレッシオ・ボーニ/ラウル・ボヴァ

 

ツーリスト

ツーリスト

  • ジョニー・デップ
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ツーリスト (映画) - Wikipedia

ツーリスト(2010) 【字幕版】 | 映画 | 無料動画GYAO!

 

 

関連する作品

リメイク元のオリジナル作品

アントニー・ジマー (字幕版)

アントニー・ジマー (字幕版)

  • ソフィー・マルソー
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「ジャッキー・コーガン」 2012

ジャッキー・コーガン(字幕版)

★★★☆☆

 

あらすじ

 賭場が襲われた組織は、殺し屋を派遣し解決を図る。

 

感想

 荒涼と荒れ果てた住宅地から物語は始まる。大金にありつきたい男と、彼に誘われたなぜか大量の犬を連れた世の中を舐めたような男。二人の若者による賭場強盗が実行される。

 

 主演のブラッド・ピットは、いつ出てくるの?と不安になるくらい、なかなか登場しない。大物の名前で客寄せして、実際はちょっとしか出てこないパターンか?と心配になったが、殺し屋役で登場してからはちゃんと主演の仕事ぶり。

 

 

 情に流されたり、優柔不断だったり、甘えた態度の周囲の中で、一人プロフェッショナルにドライに仕事をこなしていく殺し屋の姿は見応えがある。映画にありがちな相手との格闘や慈悲を求められるシーンはない。効率的であるとともに、相手への優しさでもある。すべての仕事を終えて、仲介役へ一言放ってからのエンディングは気持ちいいくらい見事だった。

 

 意味ありげな演出や、意味深な政治の映像を挟んだりと、若干鼻につくが、あのラストのためには仕方がなかったのかもしれない。

 

スタッフ/キャスト

監督/脚本 アンドリュー・ドミニク

 

原作 ジャッキー・コーガン


製作/出演 

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出演  スクート・マクネイリー/ベン・メンデルソーン/ジェームズ・ガンドルフィーニ/ リチャード・ジェンキンス/ヴィンセント・カラトーラ/ レイ・リオッタ/トレヴァー・ロング/マックス・カセラ/サム・シェパード/スレイン

 

ジャッキー・コーガン(字幕版)
 

ジャッキー・コーガン - Wikipedia

ジャッキー・コーガン(R15+) | 映画 | 無料動画GYAO!

 

 

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「マリリン 7日間の恋」 2011

マリリン 7日間の恋 (字幕版)

★★★☆☆

 

あらすじ

 「王子と踊子」の撮影の為、イギリスにやって来たマリリン・モンローと、第三助監督として参加した青年の恋。イギリス映画。

 

感想

 マリリンを演じたミシェル・ウィリアムズはよく似ていた。似ているだけに似ていない部分が気になるが、悪くなかった。

 

 情緒不安定でなかなか撮影に現れないマリリン。そして彼女にずっと付き添う女性。マリリンは彼女に頼り切っている。有名人が誰かに頼り切ってしまうというのは、この世界ではあるあるなのだろう。

 

 

 彼女のお陰でなかなか撮影が進まないことに苛立つ役者陣。それでも、努めて冷静に、礼儀正しく対処しようとしているのに軽く感動する。時間になっても現れず、付き添いの女性に「彼女は準備する時間が必要なの」とか言われたら、それなら時間までに準備をしておけよ、と言いたくなるが。

 

 そんな中でも、ジュディ・デンチ演じるベテラン女優が良かった。マリリンに敬意を持って接し、プライドを傷つけないように助けようとする。人間が出来ている感が半端ない。

 

 マリリンに振り回され続ける役者陣も、いざカメラの前に立つと輝きを放つ彼女の事はちゃんと認めている。認めたくないと思いつつも、認めざるを得ないという感じだろうか。

 

 マリリンの監視役を命じられた青年は役得だったといえる。マリリンは人を惹きつけられる能力があるし、頭が悪い人ではなかったのだろう。ただ自分を信じられなかった。映画スターとしてしか自分を見てくれない世間に不満を漏らしながらも、スターの座を捨てて一緒になってくれという青年の言葉を、あっさり拒否するのが印象的だった。

 

スタッフ/キャスト

監督 サイモン・カーティス


原作

My Week with Marilyn

The Prince, the Showgirl, and Me: Six Months on the Set With Marilyn and Oliver


出演 ミシェル・ウィリアムズ/ケネス・ブラナー/エディ・レッドメイン/エマ・ワトソン/ジュディ・デンチ/ドミニク・クーパー/ジュリア・オーモンド/ゾーイ・ワナメイカー/ダグレイ・スコット/トビー・ジョーンズ/デレク・ジャコビ/フィリップ・ジャクソン
 

マリリン 7日間の恋 (字幕版)

マリリン 7日間の恋 (字幕版)

 

マリリン 7日間の恋 - Wikipedia

マリリン 7日間の恋-動画[無料]|GYAO!|映画

 

 

登場する作品

劇中で撮影している作品

王子と踊り子(字幕版)

王子と踊り子(字幕版)

 

 

 

登場する人物

マリリン・モンロー/ローレンス・オリヴィエ/ミルトン・H・グリーン/ヴィヴィアン・リー/ポーラ・ストラスバーグ/アーサー・ミラー

 

 

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「トランスフォーマー/ロストエイジ」 2014

トランスフォーマー/ ロストエイジ (字幕版)

★★★☆☆

 

あらすじ

 人間に攻撃を受け機能停止に陥っていたオプティマスは、テキサスのしがない発明家に助けられ、再び人類のために協力することを決意する。シリーズ4作目。

 

感想

 これがシリーズ三作目かと思って見始めたら、四作目だった。まぁストーリー的にはそんなに困ることはなかったが。今回から登場人物たちは一新。

 

 色々あって娘が助かって一件落着、終了かと思ったら、そこからまだ一時間ほどあるのに気づいて心が折れそうになった。長すぎ。でも、前半と後半だったら後半のほうが断然面白い。

 

 

 舞台を香港に移して、ロボット映画感満載の映像。香港の風景は映画に映える。マーク・ウォルバーグはジャッキー・チェンばりのアクションを見せるし。ストーリーの細かい部分は理解しきれていないが、ただ映像を眺めているだけで楽しめる。なので前半端折って、後半をメインに時間をコンパクトにまとめて欲しかった。心が折れかけてからのあの後半はもったいない。

 

 こんなクオリティの映像を作れるなら、ハリウッドにはどんどんロボット映画を作って欲しい。ただ、アクションスターの代わりにロボットがアクションしているだけのような感覚になってしまったり、ロボット自体を擬人化して見てしまうので、日本アニメによくある人間がロボットに乗って操縦する、っていうのは、映画的には撮りづらいのかな、って気もする。

 

スタッフ/キャスト

監督 マイケル・ベイ


製作総指揮

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マーク・ヴァーラディアン/ブライアン・ゴールドナー 

 

出演 マーク・ウォールバーグ/ニコラ・ペルツ/ジャック・レイナー/ケルシー・グラマー/T・J・ミラー/ソフィア・マイルズ/李冰冰/スタンリー・トゥッチ/韓庚/タイタス・ウェリヴァー

 

トランスフォーマー/ロストエイジ - Wikipedia

 

 

関連する作品

前作 シリーズ3作目

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次作 シリーズ5作目

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トランスフォーマー SS-05 オプティマスプライム

トランスフォーマー SS-05 オプティマスプライム

 

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「ラストタンゴ・イン・パリ」 1972

ラストタンゴ・イン・パリ〈オリジナル無修正版〉 [DVD]

★★★☆☆

 

あらすじ

 アパートの空き部屋の内見で偶然出会った中年男と若い女。イタリア映画。

 

感想

 二人が最初に出会ったシーンから、そのままラストに繋げても通じる話だが、その時の二人の微妙な心情がその間に物語を作った。

 

 アパートで過ごす退廃的で虚無的な時間。マーロン・ブランド演じる中年男は外の世界の出来事を何も語ろうとしないし、女に語らせようともしない。しかし、外界での出来事がそれぞれの心境を変化させていく。

 

 

 初めて外の世界で二人が出会ったときの、男の陽気さと女の頑なさの対比が物悲しい。何も語らなかった男は初めて自身について語り、気のない素振りで女はそれを聞く。男は二人の間に新たな世界を築こうとしたが、女の心は既に別の世界に向いていた。

 

 哀愁のある中年男を演じるマーロン・ブランドが良い。

 

スタッフ/キャスト

監督/脚本/製作 ベルナルド・ベルトルッチ

 

脚本 フランコ・アルカッリ/アニエス・ヴァルダ

 

出演 マーロン・ブランド/マリア・シュナイダー/マッシモ・ジロッティ/カトリーヌ・ブレイヤ

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ラストタンゴ・イン・パリ オリジナル無修正版 [DVD]

ラストタンゴ・イン・パリ オリジナル無修正版 [DVD]

 

ラストタンゴ・イン・パリ - Wikipedia

 

 

この作品が登場する作品

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「トランスフォーマー/リベンジ」 2009

トランスフォーマー/リベンジ (字幕版)

★★★★☆

 

あらすじ

 前作で終結したかに見えたトランスフォーマーたちの戦いが新たに始まる。シリーズ2作目。

 

感想

 前作でなかなか受け入れられなかった世界観も、今回はすんなり受け入れられた。あらかじめ心の準備が出来ていたのと、ハードル低めの設定で見たおかげ。

 

 正直、ストーリーを把握できていた自信はないが、映画自体は面白かった。ロボットのシーン、ピラミッド、兵士の戦闘シーンから、学生生活、恋愛要素、コメディ要素と内容は盛りだくさんで、テンポよく次から次へとシーンがつながっていく。細かいことは気にしないで映像を見ているだけで楽しめる。

 

 

 すっとぼけた空気を醸し出す主人公の両親や、変人のジョン・タトゥーロなど一部の登場人物たちも良かった。

 

スタッフ/キャスト

監督/製作総指揮 マイケル・ベイ


製作総指揮

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出演 シャイア・ラブーフ/ミーガン・フォックス/ジョン・タトゥーロ/ラモン・ロドリゲス/ケヴィン・ダン/ジュリー・ホワイト/レイン・ウィルソン/ジョシュ・デュアメル/タイリース・ギブソン/ピーター・カレン/ヒューゴ・ウィーヴィング/ジョン・ベンジャミン・ヒッキー/グレン・モーシャワー/マシュー・マースデン/ジョン・ニールセン/ディープ・ロイ

 

トランスフォーマー/リベンジ - Wikipedia

 

 

関連する作品

前作 シリーズ第1作

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次作 シリーズ第3作

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「明烏」 2015

明烏 あけがらす

★★★☆☆

 

あらすじ

 借金返済の期限が迫り、困り果てるホスト。

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感想

 最後のセリフが落語かよ、と思ったのだが、調べたら落語をモチーフにしてた。

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 落語を映像化したらこんな感じになっちゃうのかと悲しい気分になったが、でもよく考えると落語のせいじゃなくて、この映画の導入部分に問題があるだけだった。何でこんな目に合わせるのかよくわからないまま、こんな目に合わせている。真相が明らかになってからも、何で?の疑問は残ったままだった。

 

 面白くないわけではないが、ワンシーンごとにたっぷり時間を使っているのが見ていてしんどかった。程々のコントを延々と見させられている気分だ。15分ぐらいのコンパクトなコントにまとめてくれたら、楽しく観られたかもしれない。

 

 

 

スタッフ/キャスト

監督/脚本 福田雄一

 

出演 菅田将暉/城田優/若葉竜也/吉岡里帆/柿澤勇人/松下優也/新井浩文/ムロツヨシ/佐藤二朗

 

音楽 瀬川英史

 

明烏 (映画) - Wikipedia

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「風花」 2001

風花

★★★☆☆

 

あらすじ

 酒で失敗して謹慎中のエリート官僚が、知り合った風俗嬢の北海道への帰省に同行する。

 

感想

 とりあえず主演の二人で見ていられる。シラフだと性格が悪くなる男と、母親に娘を預けて東京に出てきた女。共に人生に行き詰まりを感じている。浅野忠信の妙にリアルな台詞回しと、小泉今日子の愛嬌のある演技。

 

 そして雪山にある宿の親父を演じる柄本明が一人で奮闘しているのも面白かった。自然体のメイン二人を尻目に、画面の奥でほぼ無表情で熱演している。

 

 

スタッフ/キャスト

監督 相米慎二


原作 風花 (講談社文庫)

 

出演

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麻生久美子/尾美としのり/小日向文世/寺田農 

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酒井敏也/高橋長英/木之元亮/鶴見辰吾/椎名桔平/笑福亭鶴瓶(声) 

 

音楽 大友良英

 

風花

風花

 

風花 (2001年の映画) - Wikipedia

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「鈍獣」 2009

鈍獣

★★★☆☆

 

あらすじ

 失踪した作家を捜すため、故郷を訪れた編集者。

 

感想

 映画全体から面白くなりそうな雰囲気がプンプンと漂っているのに、一向に面白くならなくて、かなりがっくりとくる。時々面白い程度。でもこれくらいの雰囲気にしておかないと物語が成り立たない映画ではある。

 

 嫌な思い出の残る過去の出来事を、まるで無かったかのように無視して生きるのではなく、ちゃんと事実を認めて受け入れて生きて行けよ、と。それになかなか気づこうとしないお前らが鈍獣なんだ、ということか。

 

 

 浅野忠信のとぼけた演技がかなり良かった。ニヤついた表情と話が通じなさそうな雰囲気。エレベーターからの「終わった?」は、何回でも観ていられるくらい面白い。

 

スタッフ/キャスト

監督 細野ひで晃


脚本 宮藤官九郎

 

出演

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北村一輝/ユースケ・サンタマリア/真木よう子/南野陽子/佐津川愛美/ジェロ/本田博太郎

 

鈍獣

鈍獣

 

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「高校生ブルース」 1970

高校生ブルース

 

★★★☆☆

 

あらすじ

 妊娠してしまった女子高生。

 

感想

 時々、仰々しい効果音が流れて笑ってしまう。怪人にでも変身しそうな効果音だ。でも昔のテレビはこんな感じだったな、と懐かしい気持ちにもなる。

 

 現実世界ではともかく、今はフィクションでここまで重々しく女子高生の妊娠を描くことというのはないかもしれない。今みたいに気軽に気になることを調べられない時代は、どうして良いのかも分からず深刻に思い悩んでしまっていた。なんだかんだで情報化社会は偉大だ。

 

 

 妊娠の問題の解決方法はなかなか衝撃的だったが、それ以外は思わせぶりなだけの展開が続く。硫酸のくだりは、どんなとんでもないことが起きるのかと勝手にハラハラしたが拍子抜けだった。それぐらいのことをするためにあんなリスクを背負ったのか、と。まぁ、若いから何でも大げさにしたがるということなのだろうが。

 

 よく考えると大したことないストーリーだ。それと相手役の男子高校生が、ずっと同じ顔の一本調子の演技をしていたのが、併せて考えると面白い。

 

スタッフ/キャスト

監督 帯盛迪彦

 

出演 関根恵子(高橋惠子)/内田喜郎/篠田三郎/伊藤幸子/堀雄二

 

音楽 伊部晴美

 

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関連する作品

 

 

 

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「シン・シティ 復讐の女神」 2014

シン・シティ 復讐の女神(字幕版)

★★★★☆

 

あらすじ

 かつての恋人に翻弄される男、命の恩人の復讐に燃える女、幾つかの物語がシン・シティで繰り広げられる。

 

感想

 前作は見たが、映画の雰囲気と微かにブルース・ウィリスが出てたのを覚えているくらいしか記憶がない。本作を見ているうちにさらに少し思い出した程度だが、それでも全然楽しめた。

 

 白黒の中で一部分だけカラーという映像が、この映画の雰囲気を作っていて、ものすごく効果的だ。白黒でエログロシーンの生々しさを中和し、一部カラーでどこに注意を向ければいいのかすぐに分かる。各エピソードへ切り替わるシーンも印象的だ。

 

 

 とは言え、やっぱり前作の内容を覚えている方がより楽しめるはずなので、もう一度前作を見直してみたくなった。

 

スタッフ/キャスト

監督/脚本/製作/音楽/撮影/編集/出演 ロバート・ロドリゲス

 

監督/脚本/製作総指揮/出演 フランク・ミラー

 

脚本 ウィリアム・モナハン

 

原作 Dame to Kill For: A Tale From Sin City

 

出演 ミッキー・ローク/ジェシカ・アルバ/ジョシュ・ブローリン/ジョゼフ・ゴードン=レヴィット/ロザリオ・ドーソン/ブルース・ウィリス/エヴァ・グリーン/パワーズ・ブース/デニス・ヘイスバート/レイ・リオッタ/ステイシー・キーチ/ジェイミー・キング/クリストファー・ロイド/ジェイミー・チャン/ジェレミー・ピヴェン/クリストファー・メローニ/ジュノー・テンプル/マートン・チョーカシュ/ジュード・チコレッラ/ジュリア・ガーナー/レディー・ガガ/アレクサ・ヴェガ

 

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シン・シティ (字幕版)

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「虹をつかむ男」 1996

虹をつかむ男

★★★★☆

 

あらすじ

 両親と喧嘩して家を飛び出した青年が、徳島の田舎の映画館で働くことになる。

 

感想

 映画への愛にあふれた映画。ただ、人それぞれに好きな映画というのは違うので、誰かが猛烈に感動している隣で寝ていたりする人もいるからいろいろと難しい。だから人におすすめの映画を聞かれても躊躇してしまう。そんな多様性があるのが映画のいい所でもあるのだが。

 

 映画は、平成の世とは思えないくらいの田舎の風景に驚いてしまう。まさに寅さんが現れそうな風景。そして寅さん的世界が展開される。

 

 

 数々の名画を登場させておいて、最後に「男はつらいよ」を持ち出してくる演出がニクい。数々の映画と共に、勿論この作品も人々の心に残り続ける。渥美清へのいい供養になっている映画。

 

スタッフ/キャスト

監督/脚本

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脚本 朝間義隆 

 

出演

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田中裕子/倍賞千恵子/前田吟/佐藤仁美/笹野高史/田中邦衛/すまけい/柳沢慎吾/松金よね子/永瀬正敏/下條正巳/三崎千恵子/上島竜兵/佐藤蛾次郎 

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音楽 山本直純/山本純ノ介

 

あの頃映画 「虹をつかむ男」 [DVD]

あの頃映画 「虹をつかむ男」 [DVD]

 

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登場する作品

トイレの花子さん

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鞍馬天狗 天狗廻状 [DVD]

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禁じられた遊び [DVD]

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関連する作品

続編

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「コラテラル・ダメージ」 2002

コラテラル・ダメージ (字幕版)

★★★☆☆

 

あらすじ

  テロで妻と子供を失った男が、復讐のためにテロリストが潜伏する場所に単身乗り込む。

 

感想

 あらすじだけでもトンデモな展開で面白いのだが、テロリストたちと接触したあたりから急に真面目になってしまった。彼らがテロリストになった背景や現実を知ってしまったり、自らの復讐は正しい行いなのかとか、色々考えさせようとしてくる。

 

 そもそも設定が目茶苦茶なのだから、復讐の鬼と化してテロリスト相手に暴れまわって欲しかった。観客にあんなのありえないよねーと、ニコニコ顔で語らせるような。

 

 

 シリアスな展開になってからの「ユージュアル・サスペクツ」風のどんでん返しはちょっと笑ってしまった。もうちょっと伏線を積み上げないと。安易すぎる。

 

スタッフ/キャスト

監督 アンドリュー・デイヴィス

 

製作総指揮 ホーク・コッチ/ニコラス・メイヤー

 

出演 アーノルド・シュワルツェネッガー/イライアス・コティーズ/フランチェスカ・ネリ/クリフ・カーティス/ジョン・レグイザモ/ジョン・タトゥーロ/ミゲル・サンドバル/ハリー・J・レニックス/リンゼイ・フロスト/レイモンド・クルス/ジェーン・リンチ

 

コラテラル・ダメージ (字幕版)

コラテラル・ダメージ (字幕版)

 

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