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個人的な映画・本・音楽についての鑑賞記録・感想文です。

「バイオハザードII アポカリプス」 2004

バイオハザード2 アポカリプス (字幕版) 

★★★☆☆

 

あらすじ

 ウィルスが蔓延し、ゾンビ化する人々の中に取り残された者たちが脱出を図る。

 

感想

 とりあえずミラ・ジョヴォヴィッチが美人でセクシーなので見ていられる。しかし、登場する女性キャラたちが皆薄着すぎる。アリかナシかで言えば、アリなのだが。

 

 クライマックスで主人公は、実験のためにクリーチャーのネメシスと戦うよう命令されるのだが、それを命じた少佐を倒しちゃ駄目だったのか。仲間が捕らえられていたが、ボスがやられたら状況は変わったはず。それに少佐も自分たちが完全に避難する前に核ミサイルを発射するなんて慌てすぎ。ちゃんと安全な場所まで移動してから命令を出せばいいのに。別にそんなに急ぐ必要もなかった。

 

 

 傲慢だった少佐の末路の描き方は良かった。

 

スタッフ/キャスト

監督 アレクサンダー・ウィット

 

脚本/製作 ポール・W・S・アンダーソン

 

製作総指揮 ベルント・アイヒンガー/サミュエル・ハディダ/ヴィクター・ハディダ/ロバート・クルツァー

 

出演 ミラ・ジョヴォヴィッチ/シエンナ・ギロリー/マイク・エップス/サンドリーヌ・ホルト/ソフィー・ヴァヴァサー/ラズ・アドティ/ティモシー・ケイン/オデッド・フェール/ジャレッド・ハリス/トーマス・クレッチマン/ザック・ウォード/イアン・グレン

 

バイオハザードII アポカリプス - Wikipedia

バイオハザード II アポカリプス バイオハザード II アポカリプス 【字幕版】 | 映画 | 無料動画GYAO!

 

 

関連する作品 

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バイオハザード (字幕版)

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「スターリングラード」 2001

スターリングラード (字幕版)

★★★★☆

 

あらすじ

 激戦の続くスターリングラードに送り込まれた新兵は、射撃の腕を見込まれ、英雄に祭り上げられて敵のスナイパーと対決することになる。

 

感想

 冒頭の列車での輸送、そして戦場に到着後そのまま戦闘に投入されていく描写だけで、ここはひどい状況だということがよく分かる。人命を軽視した人海戦術というのは別に日本だけではなかったのか。

 

 スナイパー同士の戦いは緊張感があってハラハラさせられる。敵に姿を見せず、じっと相手が現れるのを待つ。相手に姿を見られるということは死を意味する。相手に気づかれないよう、そして相手よりも先に仕留めなければならない心理戦。

 

 

 そんな緊張感漂う中での主人公と女性兵士の愛は、これも緊張感があって良かったのだが、後半になると恋愛要素が増えてきたのがちょっと残念。特にジョセフ・ファインズ演じる将校なんて、緊迫する戦況の中で、恋愛にうつつを抜かしているような場合かよ、と思ってしまった。だが明日死ぬかもしれないという異常な状況だからこそ、というのもあるのかもしれない。

 

 スナイパー同士の戦いは互いに姿を見せたら終わりなので、直接顔を合わせたり、言葉をかわすシーンは難しいからそうしたのかもしれないが、出来れば二人のスナイパーの緊迫する戦いに徹して欲しかった気もする。

 

スタッフ/キャスト

監督/脚本/製作 ジャン=ジャック・アノー

 

出演

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ジョセフ・ファインズ/エド・ハリス/レイチェル・ワイズ/ボブ・ホスキンス/ガブリエル・トムソン/ロン・パールマン/マティアス・ハビッヒ

 

音楽 ジェームズ・ホーナー

 

スターリングラード (字幕版)

スターリングラード (字幕版)

 

スターリングラード (2001年の映画) - Wikipedia

スターリングラード | 映画 | 無料動画GYAO!

 

 

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「WOOD JOB!〜神去なあなあ日常〜」 2014

映画「WOOD JOB!(ウッジョブ)?神去なあなあ日常?」【TBSオンデマンド】

★★★★☆

 

あらすじ

 大学受験に失敗した青年が、街で見かけたパンレットの表紙の女性に惹かれて、林業研修生に応募する。

 

感想

 山奥の村に長澤まさみ、優香、西田尚美がいるなんて、ちょっと美人が多すぎるんじゃないかと軽いツッコミを入れたくなるが、そこは映画なので。

 

 主人公と長澤まさみ演じるヒロインとの恋愛ものとしてみると、全然丁寧に描かれていないし、ヒロインが都会には戻らずに村に残る男なら誰でもOK、みたいな立ち位置になってしまっているのも奇妙な感じがする。

 

 

 主人公が林業の仕事に魅せられていく、というのはよく伝わってくる。でも便利な都会からやって来ると、田舎の不便さに戸惑う事は多いと思うのだが、それをどう克服したのかについては描かれていない。雪が降り積もる厳しい冬の林業にもひとネタありそうなものだが、それは描かれずあっさりと春を迎えている。このあたりはこの映画に協力した林野庁に配慮したのかな、と勝手に想像してしまった。あまりデメリットは突き詰めないようにと。

 

 細かい気になる部分はあるが、山奥で過ごす人々の生活としてみれば普通に面白かった。高い木に登って行くシーンは、高所恐怖症なので見ていて怖かったが、林業ってどんな事をやっているのか垣間見られて興味深くもあった。それらをうまくコミカルに表現している。こういう暮らしをしている人たちもいるんだな、と。

 

スタッフ/キャスト

監督/脚本 矢口史靖

 

原作 神去なあなあ日常

 

出演 染谷将太/長澤まさみ/伊藤英明/優香/光石研/西田尚美/マキタスポーツ/近藤芳正/田中要次/清野菜名

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編集 宮島竜治

 

神去なあなあ日常 - Wikipedia

 

 

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「夏の終り」 2013

夏の終り

★★★☆☆

 

あらすじ

 妻子ある男と長年暮らす女の前に、かつて付き合っていた男が現れる。

 

感想

 断片的なシーンが続き、登場人物たちはぼそぼそと語り、なかなか状況が読み取れなかったが、次第に彼らの置かれた状況が浮かび上がってくる。

 

 いつまでも続けられるわけない関係をだらだらと続ける二人。習慣は恐ろしい。他人のことなら簡単に非難できるのだが、自分の事となると分かってはいるのだけど・・・と煮え切らない態度になってしまう。時々決断を迫られるような出来事に出くわすが、自ら言い訳したり気づかないふりをしたりしてはぐらかしてしまう。不意にかかってきた本妻との電話でのやり取りでの、何とも言えない空気が印象的。

 

 

 映し出されるこの頃の日本家屋は、薄暗くも美しい。原色のものが見当たらないからだろうか。いい具合に和洋が調和しているように感じる。原色のものは、店先では客寄せの役割を果たすが、家の中では悪目立ちしてしまうのかもしれない。

 

 主人公の女性は自分の仕事を持ち、自活していた。女も自分で金を稼ぐことができれば、男と同様に好きなように行動ができるということでもある。男が事業に失敗して自殺するにしても、男に頼るしかない状況ならば、女は運命をともにするしか選択肢がなくなってしまう。自分一人でも生きられると考えているからこそ、思うがままに行動できるといえる。

 

スタッフ/キャスト

監督 熊切和嘉

 

原作 夏の終り (新潮文庫)

 

製作 藤本款/伊藤和明/越川道夫/深瀬和美/穂山賢一

 

出演 満島ひかり/小林薫/綾野剛 

 

音楽 ジム・オルーク

 

夏の終り

夏の終り

 

夏の終り - Wikipedia

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「キスキス、バンバン -L.A.的殺人事件」 2005

キスキス,バンバン ?L.A.的殺人事件 (字幕版)

★★★☆☆

 

あらすじ

 ひょんなことから役者のオーディションに受かってしまった泥棒が、役作りのために探偵と行動を共にし、事件に巻き込まれていく。

 

感想

 序盤と事件の展開が分かりづらかった。無駄に台詞も多いし。恐らくジョークを詰め込んでいるのだろうが、セリフの量と笑いの量が釣り合っていない。繰り出されるネタが、死体とか、切断された指とか、同性愛とか、どうも悪趣味に思えて、笑えないことのほうが多かった。

 

 だけど腹立たしい程つまらないかと言ったらそういう事もなく、それなりに観れてしまったからなんとも言えない感はある。ミシェル・モナハンのセクシーさに救われているのかもしれない。

 

 

スタッフ/キャスト

監督/脚本 シェーン・ブラック

 

出演 ロバート・ダウニー・Jr/ヴァル・キルマー/ミシェル・モナハン/コービン・バーンセン/ラリー・ミラー/ダッシュ・ミホク/ロックモンド・ダンバー/シャニン・ソサモン/アンジェラ・リンドヴァル/アリエル・ウィンター

 

音楽 ジョン・オットマン

 

キスキス,バンバン - Wikipedia

 

 

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「アフロ田中」 2012

アフロ田中

★★★☆☆

 

あらすじ

 高校の友人達と、誰かが結婚する時は集まって互いの彼女を紹介し合おうと約束していたのに、彼女がいない主人公は焦って恋人を探し始める。

 

感想

 どんなときもどこかで自分を第三者の目で見ている、独特な雰囲気を持つ主人公。彼女を作るにも逆算して細かく目標を区切って設定するなど、意外と出来るやつなんじゃないかと思わせる。そんな主人公の言動や周囲の人々との関わりによって笑いが生まれる。凄く面白くはないが、適度には面白い。

 

 残念なのがヒロイン役の佐々木希があまり可愛くない所。可愛い女優でも可愛くない瞬間があるが、今回は可愛い瞬間がほぼ無かった。なのでそこまで主人公が特別視する理由が伝わってこなかった。

 

 

 最終的にはベタな展開になるのかと思ったら、そうとはならなかったのが良かった。恋愛の物語と見せかけて友情の物語。

 

スタッフ/キャスト

監督 松居大悟

 

脚本 西田征史

 

原作 上京アフロ田中(1) (ビッグコミックス)

 

出演 松田翔太/佐々木希/堤下敦/田中圭/美波/吹越満/皆川猿時/長塚圭史/あやまんJAPAN/武田修宏/佐藤二朗/辺見えみり/リリー・フランキー

 

アフロ田中

アフロ田中

 

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「ウォーリー」 2008

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★★★☆☆

 

あらすじ

 汚染が進んだ地球から人類が脱出した後も黙々と仕事を続けるロボットが、ある日、探査にやって来たロボットと出会う。

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感想

 ロボットたちの物語ということで、前半はほぼセリフ無しで展開されるが、それでもストーリーが理解できてしまうのがうまい。そして、ゴキブリをキャラクターにしてしまうのもある意味ですごい。植物もない世界でどうやって生き残っているのか疑問が残るが。

 

 地球を離れ、ロボットに操られるように生活する人類。果たして苦難が待ち構える地球に戻ることは良いことなのか。たとえ困難な道程だろうと、半分死んだように生きているよりはマシだということか。

 

 

 しかし最近はあの映画のCGが凄い、みたいなことを聞かなくなった。もう当たり前の技術になったということなのだろう。

 

 人類の進化を絵画表現で辿るようなエンドロールや、その後のちょっとした映像まで、客を喜ばすことに手を抜かない姿勢に好感が持てた。

 

スタッフ/キャスト

監督/脚本 アンドリュー・スタントン

 

製作総指揮 ジョン・ラセター/ピート・ドクター

 

出演(声) ベン・バート/エリサ・ナイト/ シガニー・ウィーバー/フレッド・ウィラード/ジョン・ラッツェンバーガー/キャシー・ナジミー/トレス・マクニール

 

音楽 トーマス・ニューマン

 

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登場する作品

ハロー・ドーリー! [DVD]

 

 

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「キング・オブ・マンハッタン 危険な賭け」 2012

キング・オブ・マンハッタン 危険な賭け(字幕版)

★★★★☆

 

あらすじ

 投資の失敗による負債を抱え、帳簿をごまかし自社を売却しようと焦る男が、もう一つの問題を抱えてしまう。

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 原題は「Arbitrage」。

 

感想

 ゴッドファーザーを思い起こさせるような映画だ。裏の世界なら何とか乗り切ったといえるが、表の世界なだけに何とも言えないもやもやが残る。

 

 ビジネスの世界でも悪どいことをするかもしれないが、裏の世界とは違い、それを表に出さず、あくまでもクリーンなイメージを保たなければいけない。そんな努力のおかげで主人公の家族は恵まれた環境で生活出来ているのに、それを家族に責められるのはなかなかに辛いものがある。

 

 

 会社を売却後も子供を重役に残そうとしたり、自分のために窮地に陥りそうになっている人間を見捨てることなく自首しようとしたりと、そこまで主人公も悪い人間には思えない。ただそれも、彼なりの自身の理想像を貫くために取った行動と言えるのかもしれないが。

 

 ラストの終わり方が秀逸だった。

 

スタッフ/キャスト

監督/脚本 ニコラス・ジャレッキー

 

出演

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スーザン・サランドン/ティム・ロス/ブリット・マーリング/レティシア・カスタ/ネイト・パーカー/ラリー・パイン

 

キング・オブ・マンハッタン 危険な賭け - Wikipedia

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「横道世之介」 2013

横道世之介

★★★★☆

 

あらすじ

 大学入学のために上京してきた若者が、様々な人と出会う。

 

感想 

 1980年代が主な舞台だが、ファッションや髪型、街の雰囲気など当時の雰囲気をよく表現している。邦画でもちゃんとやろうと思えば出来るのだなと感心した。

 

 主人公はどこか抜けているが前向きに生きている。それぞれのエピソードは断片的であるが、誰もが学生時代に経験したり、見聞きしたりする様な出来事で、その後を容易に想像できる。人それぞれその想像は違うかもしれないが。

 

 

 当然のように毎日会っていた人とも、いつの間にか疎遠になってしまうことがあるのは何故なのだろう。今だとFacebookなんかで簡単に再びつながるのかもしれないが、忘れていたような人をふと思い出したり、どこかで誰かが自分の事を思い出してくれていたり、そんなつながり方もなかなか悪くないのかも。

 

 主人公とその周囲の人々との会話が自然でリアル。160分と長めの映画だが、その長さを感じさせない出来だった。

 

スタッフ/キャスト 

監督/脚本 沖田修一

 

脚本 前田司郎 

 

原作

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出演 高良健吾/吉高由里子/池松壮亮/伊藤歩/綾野剛/黒川芽以/柄本佑/佐津川愛美/ムロツヨシ/渋川清彦/大水洋介/江口のりこ/眞島秀和/井浦新/きたろう/余貴美子

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音楽 高田漣

 

横道世之介

横道世之介

 

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「蜘蛛巣城」 1957

蜘蛛巣城

★★★☆☆

 

あらすじ

 謀反を鎮圧した武将が、主君への報告に戻る途中の森で老婆に出会い、予言を聞く。

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感想

 エンターテイメントというよりも心理描写を描いたサスペンスといった趣だ。旦那をそそのかし操る妻が怖い。怖気づき迷っている主人公に決意を促すように、妻が思わせぶりにゆったりと動く。

 

 観客にも様々な考えを頭に浮かばせ、迷わせようとしているかのように、各シーンにたっぷりと間を使っている。

 

 

 運命だったからこうなってしまったのか、予言を聞いてしまったからそれに引きずられてしまったのか。頭の中でそんな問いがぐるぐると巡る。

 

スタッフ/キャスト

監督/脚本/製作/編集

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原作

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脚本 小国英雄/橋本忍/菊島隆三

 

製作 本木荘二郎

 

出演

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山田五十鈴/千秋実/志村喬/小池朝雄/加藤武/宮口精二/浪花千栄子/中村伸郎

 

蜘蛛巣城

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「アイアンマン」 2008

アイアンマン(字幕版)

★★★☆☆

 

あらすじ

 軍需産業のトップの男が、アフガニスタンでテロリストに襲撃され、拉致されてしまう。

 

感想

 面白くはあったのだが、よく考えると身内同士の戦いでしかない。社内の権力争いのような印象で、ヒーロー感はあまりなかった。受け身の戦いでもある。とはいっても、その会社は世界に武器をばらまく影響力の強い会社であるから、巨悪との戦いではある。

 

 しかし、世界を相手に1人で戦う気なのか?という疑問もある。1つの町が対象なら何とかなりそうだが、さすがに地球全体は無理。そこら辺はその後の「アベンジャーズ」につなげるためかもしれないが。

 

 

 どのようにしてアイアンマンが誕生したか、それを説明する序章感が強い作品。

 

スタッフ/キャスト

監督/出演 ジョン・ファヴロー

 

原作/製作総指揮/出演 スタン・リー

 

出演 ロバート・ダウニー・Jr/テレンス・ハワード/ジェフ・ブリッジス/ショーン・トーブ/レスリー・ビブ/ファラン・タヒール/クラーク・グレッグ/(声)ポール・ベタニー
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アイアンマン(字幕版)

アイアンマン(字幕版)

 

アベンジャーズ (2012年の映画) - Wikipedia

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「ハミングバード」 2013

ハミングバード(字幕版)

★★★★☆

 

あらすじ

 軍法会議を逃れてホームレス生活を送る男は、住人が長期不在の高級アパートをたまたま見つけて住み着くことになる。

 

感想 

 映画でよくある巨悪な組織と戦う物語ではなく、身近な悪と戦うこぢんまりとしたスケールのストーリーだが、それが逆にリアルでいい。ジェイソン・ステイサムは相変わらずスーパーで全然窮地に立たされないが。だが苦悩はする。

 

 正義は、必ずしも正しい手続きを経て為されるわけではない。だからといって、それを間違っていないと言ってしまうと、色々な問題が噴出してしまうもどかしさ。

 

 

 それから、修道女はこんなのでもありなの?と思った。別に憤りは覚えないが、元々の戒律が厳しすぎるというのはあるのかも。ちょっと道を踏み外しただけで、後ろめたさを感じながらそれでも修道女として生きていかなければならない。余計闇が深くなりそうだ。

 

 ジェイソン・ステイサムの序盤からの変貌ぶりに、髪型というのは大事だなと思った。

 

スタッフ/キャスト

監督/脚本 スティーヴン・ナイト

 

出演

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アガタ・ブゼク/ヴィッキー・マクルア/ベネディクト・ウォン

 

撮影 クリス・メンゲス

 

ハミングバード(字幕版)

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「リリイ・シュシュのすべて」 2001

リリイ・シュシュのすべて

★★★☆☆

 

あらすじ

 イジメられている中学生は、あるミュージシャンの音楽を聞くことで日々をやり過ごしている。

 

感想

 田んぼが広がる田舎の美しい風景と、そこで繰り広げられる残酷な現実。同じ部活の仲間だった中学生たちが、イジメによって関係が変化していく。そのきっかけは沖縄旅行だったが、中学生だけで自分たちの金で行くということに、親たちは何も違和感を感じなかったのだろうか。そんな環境だからこそイジメが進行していったとも言える。

 

 なんとか話の筋が把握できるくらいの説明の少ない展開だが、きっと誰もが学生の頃に見た事があるような光景が描かれている。徒党を組みクラスを牛耳ろうとする女子、要領よく立ち回る男子、イジメを黙殺する教師。ありふれた日常が転がっている。

 

 

 あるミュージシャンの音楽を聞くこと、ネットの世界で共感する誰かとそれを共有することで、逃れられない現実から逃避し、束の間の安らぎを得ている。そんな理解し合えていると思えるような仲間が現実に集う場所で見たのは、ネットのように連帯する世界ではなかった。

 

 結局は、現実の世界で人生に立ち向かうしかない。

 

スタッフ/キャスト

監督/脚本/編集 岩井俊二

 

出演 市原隼人/忍成修吾

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伊藤歩/大沢たかお/稲森いずみ/勝地涼/高橋一生/阿部知代/市川実和子/樋口真嗣/杉本哲太/田中要次

 

音楽 小林武史

 

リリイ・シュシュのすべて

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「ペコロスの母に会いに行く」 2013

ペコロスの母に会いに行く

★★★★☆

 

あらすじ

 認知症の症状を見せる母親をグループホームへ入れた息子は、時間を見つけてはグループホームを訪れるようになる。

 

感想

 グループホームに母親を預けに行くシーンが切ない。日中誰もいない家に1人残しておくよりも、施設で面倒を見てもらったほうが絶対にいいとは頭では理解できるが、母親だけ置いて帰るのはまるで見捨てたような罪悪感を感じてしまう。バックミラー越しに母親の姿が遠ざかるのを見て、思わず涙がこみ上げる息子。

 

 やがて母親の認知症が進み、息子の顔さえも忘れてしまう。やっぱりショックだ。きっと自分だけは忘れないだろうと根拠のない自信があったはず。ただ認知症の母親にしてみれば、彼女が認識している世界が現実だ。彼女の中で様々な古い記憶が呼び戻され、再現されていく。

 

 

 息子は傍から見れば風采の上がらない冴えないおじさんだが、ライブやったりマンガ描いたり、人生を楽しんでいる感じがしていい。そういう人だからこそ、老いた母親とこういう関係を保ちつづけることができるのだろう。こういった日々は、決して楽ではないが、親子が互いの想いを再確認する時間なのかもしれない。

 

 あと、出演している原田貴和子と原田知世が区別がつかなかった。どっちがどっちなんだか。まるで自分がボケてしまったような気がしてしまったが、これは意図的なんだろうかと勘ぐりたくなる。

 

スタッフ/キャスト

監督 森崎東

 

原作 ペコロスの母に会いに行く

 

出演 岩松了/赤木春恵/原田貴和子/竹中直人/原田知世/宇崎竜童/温水洋一/穂積隆信/根岸季衣/正司照枝/白川和子/志茂田景樹/佐々木すみ江

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ペコロスの母に会いに行く

ペコロスの母に会いに行く

 

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「青春の門」 1981

青春の門 

★★★☆☆

 

あらすじ

 炭鉱の町で義理の母親に育てられた男の物語。

 

感想

 主人公の話というよりも、主人公を通して見た炭鉱の町の人々の話が描かれる。それにしても炭鉱の町の人々は荒々しい。顔も体も真っ黒にしながら懸命に生きる。そして不満があれば命を懸けて戦う。炭鉱の町育ちの高倉健が何かのインタビューで、子供の頃はそこらに死体が転がっているのを見た、と普通の顔で言っていたのを思い出した。

 

 そんな男たちとともに生きる女たちもたくましい。松坂慶子は初めて美しいと思ったが、役柄のせいもあるのだろう。事故でいつ旦那が死ぬかもしれないという暮らしで、夫が死ねばさらに苦しい生活になり、そして自分が死ねば子どもがつらい境遇に置かれてしまう。杉田かおる演じる少女の物語はただただ悲しかった。

 

 

 ヤクザの親分が、入院生活を送っていた母親と結婚しようとしたのは、えっ?と思ったが、断られてもそのまま援助を続けていたので、まぁいいのか。主人公が大学にどのように受かったのか?とか、後半はだいぶ物語が端折られてる感じがあった。

 

スタッフ/キャスト

監督 蔵原惟繕/深作欣二

 

原作 青春の門 第一部 筑豊篇 【五木寛之ノベリスク】 (講談社文庫)


出演 菅原文太/松坂慶子

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杉田かおる/若山富三郎/鶴田浩二/渡瀬恒彦/小林稔侍/時任三郎/石田純一/中島葵/梅津栄/速水典子/絵沢萠子

 

音楽 山崎ハコ

 

青春の門

青春の門

  • 佐藤浩市
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