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「100回泣くこと」 2005

100回泣くこと (小学館文庫)

 

 泣かせる話って言うのはどうも苦手。作者の意図が感じられる。「全米が泣いた!」とかのフレーズなんて、全米を泣かせてやったぜという製作者の得意げな表情が目に浮かんでしまう。大体、人が死んで悲しいのなんて普通。

 

 だけどそれも描き方次第。

 

 この話は前半二人の愉快な生活が丁寧に描かれ、幸せな未来さえ感じさせていた。それが突然。もっとしてあげられる事はたくさんあったはずなのに、とか、こんな状況であっても他のことにも関わっていかなければならないもどかしさ、とか悲しくなってくる。そしてそれでも生きていかなければならない事にも。

 

 泣きはしないが泣きそうにはなった。

 

著者

bookcites.hatenadiary.com

 

100回泣くこと (小学館文庫)

100回泣くこと (小学館文庫)

 

100回泣くこと - Wikipedia

 

 

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