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個人的な映画・本・音楽についての鑑賞記録・感想文です。

「家族ゲーム」 1983

家族ゲーム

 

感想 

 松田優作の存在感が際立つ作品。特に大声を出すわけでもなく、派手なアクションをするわけでもなく、ほとんど淡々と喋っているだけなのに、その存在感は圧倒的。

 

 学校の職員室での威圧的な教師とのやりとりは圧巻。言葉遣いは丁寧なのに、何かのきっかけでとんでもないことが起こりそうな不穏な雰囲気を漂わせていた。

 

 向き合わない家族のちぐはぐなやり取り。それでもこの時代はまだ親が親であろうとした時なのかもしれない。変に子供に擦り寄ったりしないで親の意見を通そうとする。それの限界が現れだした時でもある。

 

 ラストの食卓のシーンには腹を抱えて笑ってしまった。

 

スタッフ/キャスト

監督/脚本

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原作 家族ゲーム (集英社文庫)

 

出演 松田優作伊丹十三由紀さおり宮川一朗太/辻田順一/伊藤克信松金よね子戸川純金子修介清水健太郎阿木燿子

 

家族ゲーム

家族ゲーム

 

家族ゲーム - Wikipedia

 

 

この作品が登場する作品

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