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個人的な映画・本・音楽についての鑑賞記録・感想文です。

「人のセックスを笑うな」 2008

人のセックスを笑うな

監督 井口奈己

 

 永作博美がいい。正直、40手前の女性と学生の恋なんて現実世界だとそうそう見れたもんじゃないと思うけど、永作博美だから成立するといってもいいくらい。でも、こんな30代後半の女性なんて滅多にいないわけだが。変な自己主張したり媚びるわけでもなく淡々と自然体でやりたいことをやる感じが魅力的だ。

 

 松山ケンイチもいいし、その他の登場人物たちも含めてキャスティングが素晴らしい。温水洋一あがた森魚などの脇役たちが独特の個性を発揮していてそれだけでも面白い。

 

 奔放な永作博美松山ケンイチが振り回されるという格好で、だけど無駄にセリフで説明しすぎず静かな雰囲気で物語は流れていく。二人が付き合うきっかけとなった松山ケンイチが絵のモデルを務めるシーンや後半部分はあっさりし過ぎで描き足りない感はあるが全体の空気感がよかった。

 

 蒼井優松山ケンイチを死体のように足を持って引きずるシーンや、松山ケンイチあがた森魚とお茶を飲むシーンとかくすりと笑わせるシーンが程よく挿し込まれていてだれずに観ることができた。

 

原作

人のセックスを笑うな (河出文庫)

人のセックスを笑うな (河出文庫)

 

 

出演

bookcites.hatenadiary.com

永作博美 / 蒼井優 / 忍成修吾 / 温水洋一 / あがた森魚

 

人のセックスを笑うな
 

 

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