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「チャーリーと14人のキッズ」 2003

チャーリーと14人のキッズ [DVD]

★★★☆☆

 

あらすじ 

 仕事を解雇された男が苦肉の策で保育園をはじめる。

 

感想

 とりあえず、エディ・マーフィーの安定感。流石に芸歴が長いだけのことはある。

 

 アメリカの保育園というのはそんなに問題を抱えているのか。高級車を乗り回すような金持ちですらまともな保育園に入れることが出来ないとは。

 

 

 今まで育児に無関心だったエディ・マーフィ演じる主人公が、保育園を始めたことによって子育ての楽しさ、重要性に気づいていく。これを際立たせるために英才教育を子供に施す保育園が対照的な存在として登場し、その女園長が主人公の保育園に嫌がらせをするのだが、何でそんなことをするのかがよく分からない。脅威を感じているのなら彼女は自分の教育方針に自信がないという事になるが、その割には自信満々な態度だし。気が小さいという事か。

 

 それから、アメリカは男女平等の意識が高く、男性が家事に積極的なんてよく言われるが、実際はそんな言うほどじゃないのか。保父しかいない保育園と分かったら変態扱いとか、偏見丸出しだ。

 

 お金のために始めた保育園だが、いつの間にかその仕事に喜びや責任感を感じるようになって・・・、というありきたりな展開。コメディなのだから気楽に見れてそれで良いのだが、いいコメディはもっと深みがある。

 

スタッフ/キャスト

監督 スティーブ・カー

 

製作総指揮 ダン・コルスラッド/ジョー・ロス/ハイディ・サンテリ

 

出演 エディ・マーフィ/ジェフ・ガーリン/レジーナ・キング/スティーブ・ザーン/カーマニ・グリフィン/ケヴィン・ニーロン/レイシー・シャベール/アンジェリカ・ヒューストン/アーサー・ヤング/エル・ファニング/ジミー・ベネット/ウォレス・ランガム/リサ・エデルシュタイン

  

チャーリーと14人のキッズ - Wikipedia

 

 

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