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個人的な映画・本・音楽についての鑑賞記録・感想文です。

「折り梅」 2002

折り梅 [レンタル落ち]

★★★☆☆

 

 痴呆症を患った義母を引き取った主婦と、その家族の物語。

 

 吉行和子の演技が見事。何も無い中空をきょろきょろと見ながら、不安げな表情を浮かべるところなど、まるで”本物”のよう。

 

 原田美枝子やその他の出演者もいい演技をしていて、それだけにトミーズ雅の残念な演技が際立っていた。

 

 しかし、これから高齢化がどんどんと深刻になっていく日本は大丈夫なのだろうか。痴呆も、この映画の場合は家族がいるからいいが、身寄りのいない場合はどうなってしまうのだろう。最近は独居老人も増えているらしいし、徘徊しても誰も探してくれない老人達が街中にあふれ出す、とかなったらSFの世界だ。

 

 などと考えると高齢化社会って深刻な社会問題だなと今更ながら痛感した。しかも、その老人達を支えなくてはいけない若者達は就職できなかったり、選挙に行っても上の世代の方が人数が多いせいで自分達の意見は反映されにくかったり、そのくせ、「今どきの若者は・・・」などと年寄りに小言を言われたり、散々なわけだが。

 

監督/製作/脚本 松井久子

 

原作

忘れても、しあわせ

忘れても、しあわせ

 

 

出演 原田美枝子 / 吉行和子 / トミーズ雅 / 田野あさ美 / 三宅零治 / 加藤登紀子

 

折り梅 [DVD]

折り梅 [DVD]

 

 

 

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