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個人的な映画・本・音楽についての鑑賞記録・感想文です。

「ヘヴン」 2002

ヘヴン [レンタル落ち]

★★★★☆

 

 意図しない結果を生んでしまった爆破事件に苦悩する犯人の女と、彼女に惹かれた男との愛の逃避行。

 

 爆破事件や逃亡など倫理的にどうなんだ、って思うところもあるがそれすらどうでも良くなってしまうような美しい世界。純粋でひたむきな詩的な世界。

 

 男の弟や父親、彼女の古い友人など全てが彼らを肯定している。特に立場のある彼の父親の態度。体面を気にした行動を取るのかと思ったら、全面的に彼の取った行動を受け入れる。ここにも愛があふれている。男と女の愛だけではなく、こういう愛もあるのだなと。それが積み重なって美しい世界が形成されるのだと。

 

 苦悩を抱えながらジョヴァンニ・リビージの愛を受け止めるケイト・ブランシェットの演技が光る。美しい映像と象徴的なラスト・シーン。見応えのある映画だった。

 

監督 トム・ティクヴァ

 

出演 ケイト・ブランシェット / ジョヴァンニ・リビージ / ステファニア・ロッカ

 

ヘヴン 特別版 [DVD]

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ヘヴン (映画) - Wikipedia

 

 

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