読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

BookCites

個人的な映画・本・音楽についての鑑賞記録・感想文です。

「ネコナデ」 2009

劇場版 ネコナデ スペシャル・エディション [DVD]

★★☆☆☆

 

監督 大森美香

 

大規模なリストラを冷徹に断行する人事部長がある日、捨て猫を拾う。

 

 タイトルからポスターから猫を前面に押し出した映画だが、本編では大して出てこない。物語に彩りを与える程度。失敗してるけど。その猫を拾う人事部長の物語。

 

 映画の中でも少し言ってたけどリストラしつつ、新規採用って問題あるんじゃないの。そのわりには有給消化しろ、とかいうし。自分の知識が間違っているのかもしれないが。とはいえ、そういう問題のある会社は世の中に普通に存在するわけだからいいのだが、そういう会社ならいかにもそういう会社という風にしてくれないと。そこが引っかかる。

 

 そして新人研修のシーン。しかし何で日本の会社ってこんなにアホなんだろ。会社に必要なスキルを持った人間を採用すればいいだけなのに、こんな自己啓発のような事やって会社にふさわしい人間作るんなら書類選考だの、面接だの何の意味もない。徴兵のように身体検査だけして採用すればいい。研修に参加した新人が「いい経験した」とか言ってるのも腹立たしい。

 

 こういう日本の会社のバカさ加減を描きたかったのならその意図は伝わったからまぁ評価する。人間の成長する姿を描いたつもりとか思ってるのなら全然駄目。成長してないし。洗脳されただけだし。

 

 大杉漣のこれぞ男の生き様、みたいな役柄もあ、そうなのぐらいにしか思えない。全然共感できなかった。いろんな要素を中途半端に詰め込んで、結局この映画何がやりたかったの?と苛立たしい感情だけが残った。

  

出演 大杉漣 / 青山倫子 / 黒川芽以 / もたいまさこ

 

劇場版 ネコナデ スペシャル・エディション [DVD]

劇場版 ネコナデ スペシャル・エディション [DVD]

 

 

広告を非表示にする