★★★★☆
あらすじ
全盛期を過ぎて岐路に立つメジャーリーガーの投手は、様々な想い出を噛みしめながら大記録に挑む。
感想
野球は映画にしやすい。基本はピッチャー対バッターの1対1の対決で、投球ごと、イニングごとに程よい間がある。その間の中に様々なドラマを埋め込むことが出来る。
この映画は、それをうまく利用していて感心させられる。自身の選手としてのキャリア、チームメイトとの友情、ライバルとの絆、そして恋人との想い出と、人生の全てを野球に、それも一試合の中に埋め込んでいる。そして次第に高まる大記録達成の期待と緊張感。まさかそのまま達成させるとは思わなかったが、そこがいかにもアメリカらしい。
野球への想いがつまった映画だ。楽しめた。
スタッフ/キャスト
監督 サム・ライミ
原作 For Love of the Game (English Edition)
製作 アーミアン・バーンスタイン/エイミー・ロビンソン
製作総指揮 マーク・エイブラハム/ロン・ボズマン
出演
ケリー・プレストン/ジョン・C・ライリー/ジェナ・マローン/ブライアン・コックス/J・K・シモンズ/カーマイン・ジョヴィナッツォ
撮影 ジョン・ベイリー