BookCites

個人的な映画・本・音楽についての鑑賞記録・感想文です。

「幸せのちから」 2006

幸せのちから (字幕版)

★★★★☆

 

監督 ガブリエル・ムッチーノ

 

 いつも金銭に困り生活に苦しむセールスマンが、証券会社のインターンとして研修を始める。

 

 ざっくりいうとこれはサクセスストーリーなんだけどそこまでの道のりが辛すぎて正直最後観ているこちらはハッピーな気分にはなれなかった。どちらかというと安堵したというか、これでもう苦しまずに済むというほっとした気持ちになった。

 

 親子共演でもあるし親子の絆的な映画のようなイメージがあるけどこれはそんなんじゃない。自分の夢を叶える話。そこに子供もいたけどね、っていう。生活が苦しく、奥さんにも出て行かれ住むとこもなくなりながらもそれでも困難に打ち勝ち自分の夢を叶えた話。子供でさえその困難の原因の一つでしかない。しかも、愛情とポリシーで見捨てられなかった。

 

 だって子供の事を考えるなら寝るところもないような環境に子供を置くわけがない。夢をあきらめて定職を見つけ地道に生きる方が子供のためだ。これは成功したからいいようなものの、失敗したりしてたら子供をあんな目に遭わせてと非難を浴びていたはずだ。

 

 そうなる可能性もあったにもかかわらず、夢に向けてひたむきに努力するウィル・スミスの姿には心を打たれる。夢をかなえる為にやるべきことを考え、行動する。確かに子供は可哀想だけど、それでも自分を信じて挑戦する精神って大事なんだなと思わせてくれる。

 

 しかし国家は怖いな。国民がどんな状態にあろうとお構いなしに確実に税金だけは取っていく。この主人公はそれでも負けないタフさがあったけど、ほとんどの人は夢をあきらめちゃうよ、税金を払うために。

 

出演 ウィル・スミス / ジェイデン・クリストファー・サイア・スミス / タンディ・ニュートン

 

幸せのちから (字幕版)
 

幸せのちから (映画) - Wikipedia

 

 

登場する人物

クリス・ガードナー

広告を非表示にする