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個人的な映画・本・音楽についての鑑賞記録・感想文です。

「あるキング」 2009

あるキング (徳間文庫) 

★★★★☆

 

あらすじ

 やがては弱小球団で驚異の活躍を見せる男の人生。

 

感想

 主人公の具体的な成績は一切記述されていないが読んでる感じでは打率十割近く、本塁打百本近くでまるでテレビゲームみたいな成績だ。現実感がない。

 

 

 主人公をまるで天上から見つめているような語り口で、今までの伊坂幸太郎の作品とは雰囲気が違った。重松清の「疾走」を思わせるような。語り口は変わったがそこに流れる精神といったものはこれまでと共通している。何が正しいなんかわからない、だから周りなんか気にしないで自分を信じて我を張れという事だ。

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著者

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登場する作品

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