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個人的な映画・本・音楽についての鑑賞記録・感想文です。

「イントゥ・ザ・ワイルド」 2007

イントゥ・ザ・ワイルド [DVD]

★★★★☆

 

 大学を卒業して放浪の旅に出た若者が、アラスカの大自然の中で自力で生きる。

 

 放浪の旅には憧れるがこの男のような放浪は無理。ワイルドすぎる。

 

 お金に振り回され、世間体を気にする人たちに嫌悪感を抱き、なにものにも囚われない生き方を目指し旅に出る。そして無駄なものは自分から切り離して身軽に自由になり、素晴らしい景色を見る。世の中には旅人はたくさんいるのかもしれないが、長く旅をしている人でこういう信念を旅をしている人は少ないだろう。何かから逃げたり避けたりするために漂っている人が、ほとんどのようなイメージがある。この主人公のように堂々としている人は少ない。

 

 世間から離れ、自然と対峙して生きようと旅に出ても、その旅の途中の様々な人々との出会いや交流が、主人公の心に残る出来事となっているのも興味深い。結局人間は一人では生きられないという事なのかもしれない。

 

 アラスカの大自然の中で生き物を殺し食料とし、孤独の中で己と対峙する。もう壮絶だ。その体験の中で、生きるための光のようなものが見え、世間に戻ろうとしたが、大自然に阻まれ戻ることが出来ず、あのラストに至ったのは本当に残念だ。実話だから仕方ない事なのだけれど、戻った彼がどんな人生を歩むのか知りたかった。

 

 最後の最後まで彼らしく生きた主人公の姿に胸を打たれる。

 

監督 ショーン・ペン

  

原作

荒野へ (集英社文庫)

荒野へ (集英社文庫)

 

 

出演 エミール・ハーシュ / マーシャ・ゲイ・ハーデン / ウィリアム・ハート / ジェナ・マローン / ブライアン・ダーカー

 

イントゥ・ザ・ワイルド [DVD]

イントゥ・ザ・ワイルド [DVD]

 

イントゥ・ザ・ワイルド - Wikipedia

 

 

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