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個人的な映画・本・音楽についての鑑賞記録・感想文です。

「オール・ザ・キングスメン」 2006

オール・ザ・キングスメン (字幕版)

★★★☆☆

 

監督 スティーヴン・ゼイリアン

 

 汚職を告発した地方の一公務員がやがて知事となり権力を握る。

 

 酒も飲まない生真面目な男が立候補して、あることをきっかけに自信たっぷりな演説をするようになるその変わりっぷりが凄い。どこか自分に酔っているような。きっかけをつかんで自信を持ち、人前で話すことの気持ちよさを知り、さらに自信をつける。人間なんてふとしたきっかけで変わってしまうものだ。しくじらなければどんどん自信をつけていく。今の政治家たちもそんな感じだ。なんでこの人こんなに偉そうなのって思ってしまうような人たちがたくさんいる。

 

 社会を変えようと立ち上がった男がやがて権力欲に取りつかれてしまう、そういった感じの映画だけど、正直そんなに悪い奴には思えないのが残念な所。どちらかというと正しいことをするためには多少の悪い事も辞さない、清濁併せ飲みながらも信念を貫く良い政治家に見えてしまう。その発想自体がもう駄目なのかもしれないが。もしかしたら自分も知事に熱狂する悲しい民衆の一人になってしまっているのかもしれない。それぐらいショーン・ペンの演技は良かった。

 

 でも本当にあからさまに悪いことはしてないし。あまり多くを語る必要はないがもうちょっと説明があってもいいんじゃないかと。

 

出演 

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ショーン・ペン

 

 

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