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「エリザベス:ゴールデン・エイジ」 2007

エリザベス:ゴールデン・エイジ (字幕版)

★★★★☆

 

監督 シェカール・カプール

 

 無敵艦隊擁するスペインに狙われるイギリス・エリザベス女王

 

 迫りくるスペインを前に気丈に振る舞う女王。国家の命運を担っているという重責が彼女をそうさせていたのだろう。しかし、時折見せる弱気や脆さが彼女の人間らしさをのぞかせる。しかし、生涯結婚しなかったというのは謎だ。跡継ぎとか問題になるのは目に見えているのに。結婚する男が権力を手にするのが嫌だったのだろうか。女の王というのもなかなか複雑な事情を抱えなければいけない。

 

 スペイン対イギリス。プロテスタントカトリックという宗教的な争いの意味合いもそこには含まれている。しかし、宗教で戦争なんて神様も碌なものじゃない。他者を受け入れる寛容さが神様には足りない。大体神様を信じて戦った人間は歴史上どれだけ死んできているのだろうか。

 

 スペインが無敵艦隊を率いてイングランドに攻め込む。女王といえども戦争の時はちゃんと武装して兵士を鼓舞するのは意外だった。王は政治から戦争まで諸々大変だ。対するスペインは無敵艦隊と呼ばれた割にはあっさりと敗れ去る。このあたり、もっと丹念に描いても良かったのでは。どのあたりが強かったのかがよく分からない。女王の話だから彼女の活躍しない戦争シーンはそんなに描く必要はないと判断したのだろうか。

 

出演 ケイト・ブランシェット / ジェフリー・ラッシュ / クライヴ・オーウェン / サマンサ・モートン

 

エリザベス:ゴールデン・エイジ - Wikipedia

 

 

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