BookCites

個人的な映画・本・音楽についての鑑賞記録・感想文です。

「天国から来たチャンピオン」 1978

天国から来たチャンピオン (字幕版)

★★★★☆

 

監督 ウォーレン・ビーティ / バック・ヘンリー

 

 手違いで死んだことになってしまったアメフト選手が姿を変えてこの世に戻ってくる。

 

 コメディ要素の強い作品。この手の作品でありがちなコミカルなシーンが多いが楽しめる。

 

 別人として生き返ってくるっていうのはどういう事なのか、考え出すと訳が分からなくなる。死ぬ前の元の人生の続きもあるし、乗り移った別人としての人生もある。この映画の場合はアメフト選手としての人生と、悪徳な実業家との人生。

 

 アメフト選手としての夢を追いたいが、実際は実業家としての人生を続けなければいけない。この場合は実業家の富豪という恵まれた環境に生まれ変わったから良かったようなものだけど、しがないサラリーマンとかだったらこの世に戻ってきてもあまり意味がないな。

 

 ウォーレン・ビーティはアメフト選手としての夢を追いつつ、金の亡者だった実業家の不正も正していく。そして、彼の元に抗議のために現れた女性と恋におちる。しかし、こちらに非があるとはいえあんなにしつこくきんきんと責められて好きになるかな。鬱陶しく感じてしまいそうだけど。

 

 最終的に彼は元々の夢であったアメフト選手として活躍するわけだけど、それと共にもともとの記憶は消滅し乗り移った人間として生きていくことになる。これもせっかく生き返ったのに元の記憶を失くしてしまったら、生き返ってきた意味がない。というより生き返ったことにならないのでは。生き返った本人が記憶を失くしてしまうのに、それを知っていった周りの人間は記憶を保持しているっていうのもおかしな話だ。

 

 と、生き返って他人に乗り移るっていうのは色々と矛盾を抱えてしまうものだなと。なかなか難しい設定だ。

 

出演 ウォーレン・ビーティ / ジュリー・クリスティ / ジェームズ・メイスン

  

 

「天国から来たチャンピオン」に関連する作品
幽霊紐育を歩く (字幕版)
 

 オリジナル作品

広告を非表示にする