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個人的な映画・本・音楽についての鑑賞記録・感想文です。

「ホテル・ルワンダ」 2004

ホテル・ルワンダ プレミアム・エディション [DVD]

★★★★☆

 

監督 テリー・ジョージ

 

 内戦が起きたルワンダでホテルに避難してきた人々を匿う支配人。

 

 アフリカの現実は直視できないほどつらい。見た目もそう変わらないような部族同士での争い。そして虐殺。見ている間ずっとつらい。

 

 植民地時代宗主国に協力的だった部族とそうでなかった部族との争い。植民地時代のしこりがいまだに残っている。映像を見た感じ、そんなに原始的な街の雰囲気でもないのに人々が虐殺に奔るほど互いに憎しみ合っているのがよく理解できない。貧困や格差が民族間の憎しみへと集約されていったのだろうか。

 

 そしてこの悲惨な状況を見て見ぬふりをする世界。確かに内政に干渉する判断は難しいが、民間人が無差別に殺されている状況で何とか手はないものだろうか。映画の中のセリフのように、「ひどいな」と口にするだけで日常に戻る自分が情けなくもある。

 

 そんな悲惨な状況の中で避難してきた人々を匿うホテルの支配人。なんでホテルが安全地帯になるのかよく分からないが、外国資本の場所に手を出すと面倒になるからという事なのだろうか。普段から軍隊の要人や国連の人間に賄賂を贈り、言葉巧みに彼らを動かし自分の身を守ってきていた支配人。平時であればこういう世渡りの上手い人間は好きになれないけど、命がかかった場面ではこういう能力も大事なんだと思い知る。

 

出演 

bookcites.hatenadiary.com

ソフィー・オコネドー / ニック・ノルティ / ホアキン・フェニックス

 

 

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