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個人的な映画・本・音楽についての鑑賞記録・感想文です。

「悪人」 2010

悪人

★★★★☆

 

監督 李相日

 

 九州で若いOLが山中で殺されるという事件が起きる。

 

 田舎の話。年寄りしかおらず若い世代はいても既婚者。若くして結婚し、家庭を築くといった田舎の人生のレールを外れてしまった人間には孤独な日々。出会いもなく狭い世界に閉じ込められている。そんな日々からの脱出の手段は出会い系しかないのかな。車で2時間かかるような場所へも出会いを求めて出かけて行く。多分これも田舎では普通の出来事。

 

 そんな中で起きた事件。巡り合わせが悪かったともいえるような不運な事件。そしてこの事件の関係者となってしまった加害者・被害者の家族たちの想いが絡まって切なさが込み上げる。

 

 妻夫木聡の無愛想だが心の優しい若者は良かったが、後半の罪におびえる姿は過剰な演技にも感じられた。深津絵里は田舎の閉塞感から脱出し、一途に彼を想う姿を好演していた。

 

 全体的に物悲しい雰囲気に覆われ、田舎の暗い部分が感じられる作品。

 

原作

bookcites.hatenadiary.com

 

 

出演

bookcites.hatenadiary.com

 深津絵里 / 岡田将生 / 満島ひかり / 樹木希林 / 柄本明

 

悪人

悪人

 

 

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