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個人的な映画・本・音楽についての鑑賞記録・感想文です。

「四月物語」 1998

四月物語

★★★☆☆

 

監督 岩井俊二

 

 大学のために上京して一人暮らしを始めた女の子。

 

 引越しとか新生活とか入学式とか自己紹介とか春は気持ちを新たに望める季節。桜が満開になり草花も新緑で人々は新しい自分に生まれ変わるために皆が張り切っている。何かを期待して少し背伸びをして頑張ってみたり、新しい事を始めてみたり。皆の気持ちがどこか浮ついている。

 

 だから春は嫌いだ。みんな数か月もすればそんな張切っていた自分なんていなかったように元の自分に戻っているくせに。雰囲気に飲まれて浮ついてんじゃねえよと。やりたいことあったら季節関係なくやれよと。

 

 そんな春の陽気にやられている新入生の中で松たか子は等身大の姿で存在している。新しい環境に初々しさを見せながらも自然体で好感が持てる。彼女はどこにでもいそうな女の子だが、そういう類の女の子の中では美人。

 

 これから物語が始まりそうなそんな場面で映画は終わる。物足りなさは確かに感じるが、爽やかな気分で見終えられる作品。

 

出演 松たか子

四月物語

四月物語

 

 

登場する作品
武蔵野

武蔵野

 

 

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