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個人的な映画・本・音楽についての鑑賞記録・感想文です。

「トイレット」 2010

★★★★☆

 

監督 荻上直子

 

 子供たちが母親の死をきっかけに日本人のばあちゃんと共に暮らし始める。

 

 なんといってももたいまさこの存在感が面白い。言葉が通じない中で一言も発せずほとんど表情も変えないで孫たちと心を通わせていく。孫たちに何も興味がないような素振りでありながら、餃子を作ってあげたりミシンを直してあげたり、お金の援助をしてあげたり、その行動から孫たちを見守っていることがよくわかる。考えてみれば祖母ってそんな存在だよな。エアギターに興味津々だったり、変なところがあるのも面白い。しかし、年寄りが本当にうまそうに煙草を吸うシーンはいい。

 

 孫たちもばあちゃんと共に暮らすうちに少しずつ変わっていく。パニック障害で家から一歩も出れなかったのに外出をしたり、誰とも関わりを持たないようにしていたのに次第に周りとコミュニケーションをとるようになったり。

 

 最後のトイレのシーンは爆笑した。いつの間にか普通に存在しているウォッシュレットだが、自分も最初はあんなリアクションをしたんだろうか。

 

出演 もたいまさこ / アレックス・ハウス / タチアナ・マズラニー / デイヴィッド・レンドル / サチ・パーカー

トイレット

トイレット

 

 

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