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「ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月」 2004

ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12ヶ月 [DVD]

★★★★☆

 

監督 ビーバン・キドロン

 

 負け犬だった女に彼氏ができ、彼との恋に悩む。

 

 負け犬とか言ってるけど彼氏もいるし、仕事も順調だし友達もいるし、おまけに彼女を狙うハンサムな男もいる。本当の負け犬が観たらきっと腹を立てるんだろうな。

 

 レニー・ゼルウィガーが見事に太っていてちゃんとモテなさそうな女になっているのが偉い。モテない女性役っていいながらも普通は本当かよって思うレベルの美人がどうしてもやるし。実際いかにもモテなさそうな女優がやると誰も観ないし。その点で彼女はとびきり美人ではないけど好感の持てるキャラクターだから多少太ったところで愛嬌がある。

 

 恋人を得た彼女が二人の重いがすれ違う事に悩む。人間の欲は果てしない。恋人がいないと不満だし、恋人を得てもその恋人が思い通りにならないと不満。でも、相手も一人の人間なんだから自分の思い通りになるはずがない。受け入れることが大事。

 

 自分の不満なんて大したことないって気づくのが他との比較っていうのも仕方がない点ではあるんだけど、そうなると環境も大事だな。悲惨な状況にあるカップルばかりであれば多少悲惨でも仕方ないと思えるし、逆に幸せなカップルばかりであれば我慢できなくなる。いい環境にいるって事が大事。それには自分がいい環境にふさわしい人間にならないと。

 

 コメディ要素の強い映画で、そこそこ楽しめた。

 

原作

ブリジット・ジョーンズの日記 キレそうなわたしの12か月 (上) (角川文庫)

ブリジット・ジョーンズの日記 キレそうなわたしの12か月 (上) (角川文庫)

 

 

出演 レニー・ゼルウィガー

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コリン・ファース 

 

ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月 (映画) - Wikipedia

 

 

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