BookCites

個人的な映画・本・音楽についての鑑賞記録・感想文です。

「ニライカナイからの手紙」 2005

ニライカナイからの手紙

★★★☆☆

 

あらすじ

 母親と離れて祖父と暮らす沖縄・竹富島の女の子。

 

感想

 幼い時に離れ離れになった母親が、その後は電話も何もなく、誕生日にただ手紙を送るだけ、というのは、どう考えても不自然すぎる。たとえ東京で別の家族を作って暮らしていたとしても、電話ぐらい出来るはずだ。ほかに考えられるのは刑務所で服役中くらいか。

 

 しかも残りの人生あとわずかだとわかったなら、なるべく子供と一緒にいたいと思いそうなものだ。あえてそれをしないで20年近くも子供に嘘をつくことを選ぶなんて、かなり我儘で自分勝手だ。別にちゃんと死を明かした上で毎年手紙を渡しても良かったはずだ。その方が娘も素直に手紙を受け取れる気がする。

 

 

 わざとらしく島人に主人公が慰められていたが、そんなにそれまで島人と関わりがあったことは描かれていなかったので、なんだか怖かった。あんなにぞろぞろと。

 

 最後の手紙と共に過去を振り返るシーンも別にいらなかった。普通に時系列に沿って見せてくれるだけでよかった。振り返るのは自分でやるから。

 

スタッフ/キャスト

監督/脚本 熊澤尚人

  

出演

bookcites.hatenadiary.com

平良進/南果歩/金井勇太/かわい瞳/比嘉愛未/中村愛美/斎藤歩/前田吟

 

ニライカナイからの手紙 - Wikipedia

ニライカナイからの手紙 | 映画 | 無料動画GYAO!

 

 

bookcites.hatenadiary.com

bookcites.hatenadiary.com