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個人的な映画・本・音楽についての鑑賞記録・感想文です。

「アイリス」 2001

アイリス [DVD]

★★★☆☆

 

 アルツハイマーに冒されてしまった女性作家とそれを支える夫。

 

 恐ろしく地味な内容の映画。なんでだろう、ケイト・ウィンスレットも出ているのに。重点が年老いた現在に置かれていて、若かりし頃は過去のエピソードといった感じで断片的に描かれているからに過ぎないからだろうか。男優陣に男前がいないのも大きいのかも知れない。

 

 「きみに読む物語」を連想させるような内容だが、こちらの方がよりリアリティがあると言えるのかもしれない。どんなに愛しているといっても、自分さえも認識できなくなってしまった妻に苛立ちを感じてしまったり、悲しみを覚えたり。そして年寄りが年寄りを介護している姿は痛々しく見ていてつらいものがある。少子高齢化の進む日本でもやがて普通の光景になるのかもしれない。未婚率も高まって、しまいには介護してくれる人すらいない状態になってしまうのかもしれないが。

 

 アルツハイマーに冒された妻が若い頃奔放だったのは分かった。だけどそんな彼女がなぜ夫を選んだのか、それが伝わってこない。なので必死に夫に看病されていても最後の最後まで我儘な女だなという印象になってしまっている。

 

監督/脚本 リチャード・エア

 

製作総指揮

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出演 ジュディ・デンチ / ジム・ブロードベント / ヒュー・ボナヴィル

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アイリス [DVD]

アイリス [DVD]

 

アイリス (映画) - Wikipedia

 

登場する人物

アイリス・マードック

鐘 (1977年) (集英社文庫)

鐘 (1977年) (集英社文庫)

 

 

 

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