BookCites

個人的な映画・本・音楽についての鑑賞記録・感想文です。

「デザイン思考が世界を変える」 2009

デザイン思考が世界を変える (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

 ★★★☆☆

 

感想

 正直、そんなに感心するような話はなかった。日本で言ったら”カイゼン”なのか。それをモノづくりからではなく、デザイン側から見て全体のサービスも含めて思考していく。

 

 おそらく日本人はものづくりという職人的な立場からものを考えるのは得意でも、サービス面からそれを考えるのが苦手なのだろう。おもてなしとかいうが、それは個人個人の思いやりであって、システム的なものではない。

 

 

 ここに例として空港が挙げられているが、そもそも日本の役所みたいなところがそこを何とかしようとまず発想するかが疑問だ。そういう気づきを与えるのには参考になるのかもしれない。

 

著者

ティム・ブラウン

 

 

 

bookcites.hatenadiary.com

bookcites.hatenadiary.com