★★★☆☆
感想
正直、そんなに感心するような話はなかった。日本で言ったら”カイゼン”なのか。それをモノづくりからではなく、デザイン側から見て全体のサービスも含めて思考していく。
おそらく日本人はものづくりという職人的な立場からものを考えるのは得意でも、サービス面からそれを考えるのが苦手なのだろう。おもてなしとかいうが、それは個人個人の思いやりであって、システム的なものではない。
ここに例として空港が挙げられているが、そもそも日本の役所みたいなところがそこを何とかしようとまず発想するかが疑問だ。そういう気づきを与えるのには参考になるのかもしれない。
著者
ティム・ブラウン