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BookCites

個人的な映画・本・音楽についての鑑賞記録・感想文です。

「バケモノの子」 2015

バケモノの子(スタンダード・エディション) [DVD]

★★★☆☆

 

監督/脚本/原作 細田守

 

 家を飛び出した子どもがバケモノの世界で生きる。

 

 「おおかみこどもの雨と雪」との共通点。学びたいという学習意欲、そこで少女と出会う、ケモノ。監督はケモノ好きなんだろうか。

 

 序盤の師匠と弟子の様子を描いたあたりは面白かった。強さを求めて各地を旅するところとか、互いに絆を深めていくところとか。なんとなくジャッキー・チェンの映画を見ているような気分。

 

 でも終盤が。唐突に出現したラスボスと戦われてもなぁ。なんだか気分が乗らない。心の闇とか、ダークサイドに落ちる的な話も終盤に突如出てくるし。

 

 ただよく考えると前振りがなかったわけでもない。ラスボスはバケモノなのにバケモノの被り物をしているとか違和感あったし、優しくなるために強くなると言っている割には優しくなかった。いじめをする弟にも注意するわけでもなかった。だけどその後は描かれていなかったからそこは小出しに暗黒面を見せておくべきだったのかも。

 

 そして師匠とともに生きていく的な結末はどうなんだろう。新しく人間の世界で生きていくわけなんだから父親的存在からは自立するべきなのでは。「おおかみこどもの~」では自立して巣立っていったのに。

 

 親と子の物語にして、バケモノの世界の後継者争いの話のあたりでうまくまとめて終わっておけばよかった気がする。

 

bookcites.hatenadiary.com

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バケモノの子(スタンダード・エディション) [DVD]

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バケモノの子 - Wikipedia

 

 登場する作品
白鯨 上 (岩波文庫)

白鯨 上 (岩波文庫)

 

 

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