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BookCites

個人的な映画・本・音楽についての鑑賞記録・感想文です。

「127時間」 2010

127時間 (字幕版)

 

★★★★☆

 

監督・脚本・製作 ダニー・ボイル

 

 誰にも行先を告げずに渓谷にトレッキングに出かけた男が事故に遭う。

 

 序盤の大自然、雄大な景色、開放的な女子でやっぱ自然はいいよな、人間らしくなれる、なんて思わせておいてから、絶望に突き落とすスタイル。ショッキング。やっぱ自然は厳しい。きっと自然にとっては、人間が知らずに虫を踏み殺しているくらい些細なことでしかないんだろうな。

 

 しかし、こういう登山とかアウトドアが好きな人って自然派志向というか、五感で自然を楽しむ人なのかと思ったがそういうわけでもなさそうだ。不気味な色のゲータレードは飲むし、ヘッドホンで音楽を聴きながら渓谷歩いてるし、デジカメやビデオなんかの文明の利器を活用している。自然を楽しむというよりも、スリルを楽しんでいるのかもしれない。でも無理をしていない感じが逆に自然だ。

 

 映画は事故が起きた後から、当然だがほぼ一か所で展開される。それでも展開が停滞しないのが凄い。生きるために知恵を絞ったり、人生を振り返ったり、夢を見たり、おかしくなったり、死を覚悟したり。実際こんな感じなんだろうなと思わせる。

 

 もし脱出するならこの方法しかないんだろうな、と思いながらも、いやいやそれはいくらなんでも、と考えないことにしていた方法でついに脱出する。壮絶。試写会で失神した人がいたらしいけど、本当見ていられなかった。

 

 しかもこれ実際にあった話っていうのが凄い。あんな中で正気を保って、冷静に決断し、実行する。なかなかできることではない。自分だったら確実に死んでいる。あんな状態で死ぬのはいやなんで、安全に整備された範囲内で自然を楽しむことにしようと思った。

 

原作

127時間 (小学館文庫)

127時間 (小学館文庫)

 

 

出演 ジェームズ・フランコケイト・マーラアンバー・タンブリンクレマンス・ポエジー/リジー・キャプラン/ケイト・バートン/トリート・ウィリアムズ

 

127時間 (字幕版)

127時間 (字幕版)

 

127時間 - Wikipedia

 

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