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「マリリン 7日間の恋」 2011

マリリン 7日間の恋 (字幕版)

★★★☆☆

 

 「王子と踊子」の撮影の為、イギリスにやって来たマリリン・モンローと、第三助監督として参加した青年の恋。

 

 マリリンを演じたミシェル・ウィリアムズはよく似ていた。似ているだけに似ていない部分が気になるが、悪くなかった。

 

 情緒不安定でなかなか撮影に現れないマリリン。そして彼女にずっと付き添う女性。マリリンは彼女に頼り切っている。有名人が誰かに頼り切ってしまう、っていうのは、この世界ではあるあるなんだろうな。

 

 彼女のお陰でなかなか撮影が進まないことに苛立つ役者陣。それでも、努めて冷静に礼儀正しく対処しようとしているのに軽く感動する。時間になっても現れず、付き添いの女性に「彼女は準備する時間が必要なの」とか言われたら、時間までに準備をしておけよ、て言いたくなるが。

 

 そんな中でも、ジュディ・デンチ演じるベテラン女優が良かった。マリリンに敬意を持って接し、プライドを傷つけないように助けようとする。人間が出来ている感が半端ない。

 

 マリリンに振り回され続ける役者陣も、いざカメラの前に立つと輝きを放つ彼女の事はちゃんと認めている。認めたくないと思いつつも、認めざるを得ないという感じか。

 

 マリリンの監視役を命じられた青年は役得だったといえる。マリリンは人を惹きつけられる能力があるし、頭が悪い人ではなかったんだろうな。ただ自分を信じられなかった。映画スターとしてしか自分を見てくれない世間に不満を漏らしながらも、スターの座を捨てて一緒になってくれという青年の言葉を、あっさり拒否するのが印象的だった。

 

監督 サイモン・カーティス


原作

My Week with Marilyn

The Prince, the Showgirl, and Me: Six Months on the Set With Marilyn and Oliver


出演 ミシェル・ウィリアムズケネス・ブラナーエディ・レッドメインエマ・ワトソンジュディ・デンチ
 

マリリン 7日間の恋 - Wikipedia

 

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