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「キング・オブ・マンハッタン 危険な賭け」 2012

キング・オブ・マンハッタン 危険な賭け(字幕版)

★★★★☆

 

あらすじ

 投資の失敗による負債を抱え、帳簿をごまかし自社を売却しようと焦る男が、もう一つの問題を抱えてしまう。

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 原題は「Arbitrage」。

 

感想

 ゴッドファーザーを思い起こさせるような映画だ。裏の世界なら何とか乗り切ったといえるが、表の世界なだけに何とも言えないもやもやが残る。

 

 ビジネスの世界でも悪どいことをするかもしれないが、裏の世界とは違い、それを表に出さず、あくまでもクリーンなイメージを保たなければいけない。そんな努力のおかげで主人公の家族は恵まれた環境で生活出来ているのに、それを家族に責められるのはなかなかに辛いものがある。

 

 

 会社を売却後も子供を重役に残そうとしたり、自分のために窮地に陥りそうになっている人間を見捨てることなく自首しようとしたりと、そこまで主人公も悪い人間には思えない。ただそれも、彼なりの自身の理想像を貫くために取った行動と言えるのかもしれないが。

 

 ラストの終わり方が秀逸だった。

 

スタッフ/キャスト

監督/脚本 ニコラス・ジャレッキー

 

出演

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スーザン・サランドン/ティム・ロス/ブリット・マーリング/レティシア・カスタ/ネイト・パーカー/ラリー・パイン

 

キング・オブ・マンハッタン 危険な賭け - Wikipedia

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