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個人的な映画・本・音楽についての鑑賞記録・感想文です。

「麦子さんと」 2013

 

麦子さんと

★★★☆☆

 

 死んだ母の遺骨を納めるため、母の故郷にやってきた女。

 

 地元で有名だった母親と顔がそっくりで、皆にちやほやされる娘。分からないでもないけど、でもその前にその有名だった母親が死んだことに関してはほぼノーリアクションというか、無視されているのが納得いかない。ただただ町の人々は浮かれている。本当は思いやりのある親切な田舎な人たち、ということにしたかったのかもしれないけど、これでは退屈な日常に訪れた刺激的な出来事を娯楽として消費する残酷な人びとに見えてしまう。

 

 そのせいなのか、堀北真希演じる主人公が、親切な人達に次第に暴力振るったり暴言吐いたり傍若無人になっていったのはちょっと面白かったけど、多分これも意図とは違うんだろうな。

 

 そして終盤に突然饒舌になるパターン。別にいちいち言葉で説明しなくてもいいとは思うが不安なんだろうな。そんな中で松田龍平が少ない登場シーンで印象に残るおいしい仕事をしている。

 

 結局娘の母親に対する気持ちが整理できただけで、母親はあまり報われていないような気がする。まぁ既に死んじゃったわけだし、そこは重要じゃないのか。娘に理解されただけでも本望だろうなと推し量られればいいのか。

 

 ラストはちゃんと堀北真希に「赤いスイトピー」を歌わせて欲しかった。  

 

監督/脚本 吉田恵輔

 

出演 堀北真希松田龍平余貴美子温水洋一麻生祐未ガダルカナル・タカふせえり

 

麦子さんと

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