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「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」 2017

【チラシ付き、映画パンフレット】 スター・ウォーズ 最後のジェダイ (限定版)キャスト デイジー・リドリー、マーク・ハミル、アダム・ドライバー、ジョン・ボイエガ、オスカー・アイザック、キャリー・フィッシャー、アンソニー・ダニエルズ

★★★☆☆

 

 ファースト・オーダーに追い詰められていくレジスタンス。

 

 前作ラストの盛り上がりから徐々にテンションが冷めていくような展開の物語。ルーク・スカイウォーカーは思ってたのと違った。まぁ30年前の若い頃とキャラが違うと責められても本人的にはつらいだろうけど、面影くらいはあっても良かったのでは。ただの偏屈なおじさんになってしまっていた。

 

 そして煮え切らないキャラクター、カイロ・レン。心が弱いからダークサイドに落ちるものだと思っていたのに、弱すぎると今度はダークサイド側の人間に否定されてしまうとか。となると、ジェダイは善か悪のどちらかに振り切れていないと何者にもなれないってことなのか。

 

 スター・ウォーズの面白さは様々な要素が入り混じっていることにあると思う。SF、戦争、ファンタジー、アクション、アドベンチャー、ドラマ、チャンバラといった要素に、R2-D2やチューバッカなどの魅力的なキャラクター。それらが次々にやってくるからワクワクさせる。

 

 けど今作ではファースト・オーダー対レジスタンスの単なる戦争映画みたいになってしまっている。登場人物たちはどちらかに属する真面目な人間ばかりで、ハン・ソロのような型破りな人間はおらず、ただ粛々と戦争にありがちな自己犠牲などのシーンが展開される。

 

 それに、あらゆる人種を登場させるという色んな意味での配慮のせいか、登場するのはほぼ地球人ばかりになって、チューバッカやヨーダのような他の星の魅力的なキャラクターは出てこない。あまり話の筋とは関係のない所で、申し訳程度に登場させるだけだ。

 

 ジェダイの話も別口でやっているような印象を受けてしまう。こちらも同じ血が流れる一族の戦いというドラマがあったが、どうやらレイは違うみたいだし。誰にでもジェダイの素質はあるっていう展開になっていきそうだし。

 

 登場人物たちが小粒になっていくことで、ハン・ソロやルーク、レイア姫のような典型的なヒーロー・ヒロインが活躍する神話の時代が終わりつつある事を示唆しているような気がする。

 

監督/脚本 ライアン・ジョンソン

 

原作 ジョージ・ルーカス

 

製作 キャスリーン・ケネディ ラム・バーグマン

 

製作総指揮

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ジェイソン・マクガトリン/トム・カルノースキー

 

出演者 マーク・ハミルキャリー・フィッシャー/アダム・ドライバー/デイジー・リドリージョン・ボイエガオスカー・アイザック/ドーナル・グリーソン/ケリー・マリー・トラン/ローラ・ダーンベニシオ・デル・トロフランク・オズ

 

音楽 ジョン・ウィリアムズ

 

starwars.disney.co.jp

スター・ウォーズ/最後のジェダイ - Wikipedia

 

 

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