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個人的な映画・本・音楽についての鑑賞記録・感想文です。

「フライングハイ」 1980

★★★☆☆ あらすじ スチュワーデスの恋人を追って飛行機に乗り込んだ元軍人の男が、食中毒で倒れたパイロットに代わって操縦を任される。 感想 「裸の銃を持つ男」シリーズのように細かいギャグが全編に散りばめられた映画。ちなみに「裸の銃を持つ男」の主役の…

「紀子の食卓」 2006

★★★☆☆ あらすじ 東京への進学を父親に反対されたことから、家出して上京し、ネットで知り合った女と会うことになった女子高生。159分。 感想 正直、東京の大学に進学するのを反対しただけでこんな事になっちゃうの?という気はしてしまうが、突発的に家出し…

「ペーパーボーイ 真夏の引力」 2012

★★★★☆ あらすじ 冤罪の疑いがある死刑囚を取材するため、同僚とともに戻ってきた新聞記者の兄とそれを手伝う弟。 感想 てっきり不当な裁判によって死刑にされてしまった男の無実を晴らし、正義のために戦う人たちの姿を描いていくのかと思っていたのだが、序…

「盲獣VS一寸法師」 2001

★★★☆☆ あらすじ 知人の娘が失踪し、明智小五郎に捜査を依頼する男。 感想 原作が江戸川乱歩の作品らしいおどろおどろしい奇妙な世界。きっと描きたかったのはこの部分なんだろう。低予算とはいいながら、かなり手が込んだセットになっていて見応えがある。 …

「ジャッジ・ドレッド」 2012

★★★★☆ あらすじ 近未来。裁判官・陪審員・処刑人の権限を持つジャッジであるドレッドは、新人を伴って訪れた事件現場の巨大ビルで閉じ込められ、犯罪者に命を狙われる。 感想 スタローン主演の同名映画のリブート作品。このスタローンの映画、確かあまり評判…

「シャニダールの花」 2013

★★☆☆☆ あらすじ 胸に花が咲く現象を研究する男と、そこで患者のセラピストして働き始める女。 感想 胸に花が咲くのは女性のみということから、子供だとか恋とかを暗喩しているのだろうか。ほぼ女性のみが暮らす施設内で起きたことは、いかにも女社会で起きそ…

「ハムレット」 1600

★★★☆☆ あらすじ 父親を殺して国王となり、母親を妃とした叔父に復讐を誓うハムレット。 感想 クライマックスの復讐が、アンガールズがジャンガジャガしそうなほどわちゃわちゃしていてちょっと面白い。その他にも色々とツッコミを入れたくなる箇所はたくさん…

「パーフェクト・センス」 2011

★★★★☆ あらすじ 謎の感染症により、嗅覚、次に味覚、そして聴覚と、徐々に感覚を失っていく人類。 感想 全体的に暗いトーンで物語は展開していく。しかし、だからといってつまらないというわけではなく、むしろ物語に惹き込まれてしまう。 感染症により殆ど…

「ジャンヌ・ダルク」 1999

★★★☆☆ 内容 フランスの英雄、ジャンヌ・ダルクの生涯を描いた伝記映画。 感想 史実をもとにしているから最後は悲しい結末になるにしても、それまでは痛快な彼女の活躍が見られるのかと思ったが、そうでもなかった。神様の使いという立ち位置なので自分の意志…

「ダニー・ザ・ドッグ」 2005

★★★★☆ あらすじ 戦うことだけを教えられて育ち、今は高利貸の用心棒として相手を痛めつける日々を過ごす男が、ある日盲目の調律師と出会う。 感想 ゴリゴリのアクション映画かと思っていたら、ハートウォーミングなドラマもあるアクション映画だった。このハ…

「ザ・ギャンブラー/熱い賭け」 2014

★★★☆☆ あらすじ 恵まれた環境にいながら破滅的なギャンブルを繰り返し、多額の借金を抱えてしまった男。1974年のジェームズ・カーン主演の「熱い賭け」のリメイク。 感想 ギャンブルで一攫千金を狙うのではなく、全部スるためにやっているような賭け方をする…

「大鹿村騒動記」 2011

★★★☆☆ あらすじ 村最大のイベントである大鹿村歌舞伎への出演を控えて落ち着かない男のもとに、駆け落ちした妻がその相手である幼馴染とともに戻ってくる。 感想 駆け落ちしたのに、相手がボケてしまったからと旦那のもとに返しに来るのがすっとぼけていて面…

「劇場版 進撃の巨人 前編〜紅蓮の弓矢〜」 2014

★★★☆☆ あらすじ 100年もの間、巨人の侵入を防いでいた城壁が破られ、巨人に母を殺された主人公は復讐を誓う。 感想 普通のおじさんやおばさんの顔をした巨人たちが面白い。人間と同じ顔をしているだけに意思疎通が出来るような気になるのに全くそんなことは…

「ブリッツ」 2011

★★★★☆ あらすじ 荒っぽい捜査でマスコミの標的になっている刑事が、新任の警部と共に連続警官殺しの犯人を追う。 感想 マスコミに予告をし、警官ばかりを狙う殺人犯。警官を襲う描写がかなりリアル。早々に警察に目をつけられるが足を出さない。割と杜撰な犯…

「すばらしい新世界」 1932

★★★★☆ あらすじ 人間が工場で生産され、決められた階級にふさわしいように教育されていく未来の世界。 感想 生まれる前から自らの階級や仕事が決まっている人生。孤独や不満は悪とされ、フリーセックスや薬物が奨励される世界。いわゆるディストピア小説なの…