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個人的な映画・本・音楽についての鑑賞記録・感想文です。

★3

「ファントム/開戦前夜」 2013

★★★☆☆ 冷戦下、謎の任務を帯びた一行を乗せて出発した潜水艦。実際に起きた事件を基にした映画。 潜水艦という密室の中で進行するベテラン艦長とKGBの主導権の握り合い。ただでさえ外部の敵が目視できない緊張感のある潜水艦なのに、中でもいざこざがあって…

「Jam Films2」 2004

★★★☆☆ 短編映画集。Gyaoで観たら何故か最後の「FASTENER」はカットされていた。 机上の空論 How toビデオのパロディーから始まる。これだけで終わるとただの面白動画で終わってしまうなと思っていたら、それを踏まえた上で改めての物語が始まったので悪くな…

「嫌われ松子の一生」 2006

★★★☆☆ 存在すら知らなかった死んだ叔母の遺品整理を頼まれた若い男は、彼女の人生を振り返ることになる。 様々な映像表現を使い歌って踊ってと、過剰とも思えるような演出。別にそれが好きというわけではないのだが、出来ることならそれを最後まで貫き通して…

「SEXテープ」 2014

★★★☆☆ 軽い気持ちで撮ったセックス動画が知らぬ間に拡散していることに気づいた夫婦が、繰り広げる騒動。 iPadが気軽に色んな人にあげてしまえる程度の存在なのかは良く分からないが、クラウドに保存した動画がそれらのiPadで一斉に同期してしまって拡散する…

「朝、目覚めると、戦争が始まっていました」 2018

★★★☆☆ 太平洋戦争が始まった1941年12月8日。著名人たちが残したその日についての文章がまとめられている。 読んでみた感想として一番に感じるのは、ほとんどの人たちが年齢関係なく開戦を肯定的に捉えていること。しかも、ようやく始まったか、とか涙がでる…

「イリュージョン」 2011

★★★☆☆ アメリカからフランスの接近禁止令が出ている元妻と娘に会いに行った男は、あるパーティーで一人の女と知り合う。 無理やり妻と娘に会うことで何か事件が起きるのかと思えば起きず、怪しい仕事に就いたことから事件に巻き込まれるのかと思えばそうでも…

「三国志」 2008

★★★☆☆ 中国三国志の時代、常勝将軍と呼ばれた蜀の将軍、趙雲。 題材からして壮大で、しかも一人の男の生涯を描くのだから、三時間を超える超大作になってもおかしくないような状況で、2時間でもなくわずか100分にまとめてくる割り切りが見事。ほぼ最初と最後…

「幸せの行方...」 2010

★★★☆☆ 富豪の家に生まれた男は、一人の女性と出会いやがて結婚するが、次第に関係がギクシャクしはじめる。実際に起きた事件にインスパイアされて製作された映画。 上流階級の家に生まれながらも、その暮らしに馴染めない男。幼い時に母親の自殺を目の当たり…

「ウルトラヴァイオレット」 2006

★★★☆☆ 世界中に蔓延したウィルス。感染者を排除しようとする政府に対し抵抗活動を行っていた女は、政府の開発した最終兵器を奪うことに成功する。 ウィルスが蔓延する世界。感染者が迫害されていく様子は、まるでナチスのユダヤ人迫害を見ているよう。人々は…

「さよなら歌舞伎町」 2015

★★★☆☆ ある日のラブホテルを舞台に、訪れる人やそこで働く人が織りなす人間模様。 不倫カップルや家出少女を連れ込む風俗スカウト、枕営業をする女など、様々な事情を抱えてホテルを訪れる客たち。同様に、そこで働く従業員たちにも、誰にも言えない事情を抱…

「ピグマリオン」 1913

★★★☆☆ 街で出会った下町の娘に、半年で上流階級の話し方を身に着けさせられるか、賭けをした二人の言語学者。 訛りがひどい設定の下町の娘。彼女の喋る台詞は、相当苦しいものがある。オリジナルのひどい訛りを日本語に翻訳しなければいけないので、仕方がな…

「再会の時」 1983

★★★☆☆ 学生時代の友人が自殺し、その葬儀に参加するため15年ぶりに再会した仲間たちは、週末を共に過ごすことにする。 昔の仲間が集まり、過去を振り返りながら物語は進行するのかと思ったが、回想シーンは一切なく、純粋に一軒家で過ごした週末の様子のみが…

「サヨナライツカ」 2010

★★★☆☆ 婚約者を日本に残しタイで働く男は、一人の日本人女性と出会う。 物語は美男美女の恋愛模様といったところだが、映像へのこだわりを感じる。構図やカットが凝っていて、多くがタイでの撮影ということもあり、あまり日本映画では見られない雰囲気。アジ…

「みなさん、さようなら」 2013

★★★☆☆ 小学校卒業後、商店街があるような大きな団地の中だけで生きていくと決めた男。 最初に出来たての頃の団地を紹介する映像が流れ、「まるでヨーロッパの街並みのよう」というナレーションが入り、とんだ大嘘だな、と笑ってしまった。だけど当時の人はそ…

「余命90分の男」 2014

★★★☆☆ 余命90分と告げられた偏屈な男と、いい加減な余命宣告をしてしまったことを悔いて彼を追う女性医師。 死期を悟り、残された人生をどう生きるか、というのは割とよくあるテーマだ。よくあるテーマではあるが、そんな話を観る度に嫌でも自分の人生を重ね…

「いちげんさん」 2000

★★★☆☆ 日本の大学に通うスイス人留学生は、本を読み聞かせるボランティアをするために盲目の若い女性の家に通うようになる。 点字にされていない本を読みたい盲目の人のために、本を読み聞かせるというボランティア。確かにそういう人のためには価値のあるボ…

「洋菓子店コアンドル」 2011

★★★☆☆ 洋菓子店で働き始めた女性と、娘を事故で失ったショックで菓子作りを止めた天才パティシェ。 洋菓子店で働き始めた主人公が、やがて一流のパティシェになっていくといういかにも漫画にありそうな内容だが、どうも漫画などが原作ではなく、オリジナルな…

「ファイブ・イージー・ピーセス」 1970

★★★☆☆ 裕福な家を出て肉体労働をして暮らす青年が、父親が病気で倒れたことを知り帰郷する。 肉体労働をし、恋人や仲間と馬鹿騒ぎし、日々を無為に過ごす青年。だが、ピアノを弾けたり、恋人の音楽の趣味に文句を言ったり、同僚との会話の中に、どことなく育…

「フォー・クリスマス」 2008

★★★☆☆ クリスマスを南の島で二人きりで過ごすつもりだったカップルが、予期せぬ出来事により、今は離婚して別々に暮らす互いの両親の家をそれぞれ訪問することになる。 付き合っているカップルの両親がどちらも離婚しているというのは、別に驚くことではない…

「ストレッチ 少ないリソースで思わぬ成果を出す方法」 2018

★★★☆☆ 限りのある手持ちのリソースの中で、どのように成果を出すのか、その方法を紹介する。 ストレッチとは、多くのリソースを望むのではなく、手持ちのリソースの可能性を受け入れ、それを行動の手がかりにする考え方であり、技能である。ごくシンプルだが…

「寒椿」 1992

★★★☆☆ 父親の借金のカタに売られた元バスガイドの女と、引き取った女衒の男。 この物語の核となる、芸妓が女衒に密かに思いを寄せるという部分。いつ、何がきっかけでそうなったのかが分からないので、どうも納得できず、うまく話に入っていけなかった。 こ…

「酔いがさめたら、うちに帰ろう。」 2010

★★★☆☆ アル中で家族に暴言、暴力をふるい離婚された男が、再び家族と暮らすために依存症の治療を受けることを決意する。 血を吐いて入院して、もう酒はやめると決断して、それで簡単にやめられないのが依存症なわけだが、主人公がちょっとぐらいいいかとビー…

「シャッター アイランド」 2010

★★★☆☆ 行方不明となった犯罪者の捜査のため、収容されていた精神病院のある孤島を訪れた連邦捜査官。 冒頭とエンディングが全く違う話になってしまっていて面白い。物語の核となるかと思われた行方不明者の捜索があっさり終わって、その次は捜査官の別の目的…

「極道大戦争」 2015

★★★☆☆ 生き血を吸った相手がやくざになってしまうという「ヤクザ・ヴァンパイア」になってしまった男が、殺された親分の仇を討つために動き出す。 色々とメチャクチャなことになっていて面白い。カタギからのみかじめ料を一般人から生き血を絞って生きている…

「カケラ」 2010

★★★☆☆ 女子大生がカフェで、見知らぬ女から声をかけられる。 女の子のリアリズム、とか言われても良く分からないが、普段映画を見ていても出てこないようなシーンが敢えて描かれていて、これらのことなのかも知れない。女が表であまり見せないから、男の監督…

「COP CAR/コップ・カー」 2015

★★★☆☆ 家出した少年二人が、森の中で見つけたパトカーを盗み出す。 「スタンド・バイ・ミー」を思い出すような、少年二人が延々と歩きつづけるシーンから始まる。しかし、森の中で無人のパトカーを見つけた事から、様相は変わってくる。 パトカーを盗まれた…

「ハングリー・ラビット」 2012

★★★☆☆ 妻が襲われ悲嘆に暮れる夫に、謎の組織から犯人の殺害を持ちかけられる。 謎の私刑組織に頼ってしまったばかりに、事件に巻き込まれてしまった主人公。見返りに組織への協力を強要される。タダほど高いものは無いという見本のような展開。ヤクザのやり…

「トリプル9 裏切りのコード」 2016

★★★☆☆ 子どもを人質に取られ、組織に無理難題の仕事を押し付けられた武装集団は、警察の目を逸らすある作戦を思いつく。 武装集団のメンバーたちがどういう経緯で犯罪者になったのかは分からないが、まさかサラリーマンみたいに指示に従って仕事をこなすよう…

「となりの車線はなぜスイスイ進むのか? 交通の科学」 2008

★★★☆☆ 個人的には渋滞しやすい道路とか、交通事故が起きやすい場所のメカニズムを色々と知りたかったが、どちらかと言うと、ドライバーの心理に焦点をあてて、交通について書かれた本。 譲り合いを渋るドライバー、「互恵的利他主義」に基づく関係を持ちたが…

「ラスト・ブラッド」 2009

★★★☆☆ 怪物を探索するため、米軍基地内のアメリカンスクールに送り込まれた少女。 物語の詳細は正直良く分からなかったが、激しいアクションで魅せる映画。勢いはあるが、深みはない。勢いがあるのはいいが、もう少し緩急はつけてほしかった。総集編的な映画…