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個人的な映画・本・音楽についての鑑賞記録・感想文です。

★3

「サムライ」 1968

★★★☆☆ 容疑者となり、警察と依頼人に追われることとなった殺し屋。 状況を説明するような台詞もほとんどなく、淡々と物語が進んでいく。アラン・ドロン演じる殺し屋が仕事の最中にある女に目撃されたことから容疑者の一人となり、警察にて聴取を受けることと…

「さかしま」 1884

★★★☆☆ 放蕩の限りを尽くした貴族の男が、そのような生き方に飽きてパリの郊外に引き籠り、好きな書物や絵画など自らの趣味に適ったものに囲まれ暮らし始める。 世の中を少し見ただけで恐れたり傷ついたりして引き籠っている人間に対してなら、あなたが想像す…

「イーグル・アイ」 2008

★★★☆☆ 双子の兄を亡くした若い男は、ある日突然、謎の女から電話で指令を受け取り、事件に巻き込まれていく。 謎の女からの突然の指示。当然、素直に従うわけもなく無視をするが、そうするとどんどんと不利な状況に追い込まれていく。どうやら指示を聞いた方…

「Airbnb Story 大胆なアイデアを生み、困難を乗り越え、超人気サービスをつくる方法」 2017

★★★☆☆ いまや巨大企業へと変貌を遂げたエアビーアンドビーの創業から現在に至る物語。 使っていない部屋や自分が不在のときに他人に部屋を貸す、というエアビーアンドビーのアイデアは、元々斬新で特別なアイデアだったわけでもなく、注目を集めたわけでもな…

「コンスタンティン」 2005

★★★☆☆ 悪魔祓いをしている男が、悪魔の進出によって世界の均衡が崩れ始めていることに気づく。 天使と悪魔、天国と地獄といったキリスト教的な世界観で構成されている映画。正直、あまりこういった事に関心が持てないので、あまり楽しめなかった。これは完全…

「ファイナル・カウントダウン」 1980

★★★☆☆ 太平洋を航行していた米軍の空母が、突如として真珠湾攻撃の前日にタイムスリップしてしまう。 もし今の空母が第2次大戦中に存在していたらどうなっていただろうと考えてタイムスリップさせてみたけど、そこで思考停止してしまったような映画。アメリ…

「バンコック・デンジャラス」 2008

★★★☆☆ 厳しいルールを自分に課し、完璧に仕事をこなしてきた殺し屋が引退を決意し、最後の仕事としてタイのバンコクにやって来る。タイ映画「レイン」を、ハリウッドでリメイクした作品。 冒頭でニコラス・ケイジ演じる殺し屋が自分に課している厳しいルール…

「お受験 OJUKEN」 1999

★★★☆☆ 企業の陸上部に在籍する男は、娘のお受験を控えながら、業績不振のあおりを受け解雇されてしまう。 矢沢永吉演じる主人公自身の解雇やそれに伴い陸上を続けられない状況、娘のお受験と妻の社会復帰と、一家の中で様々な出来事が起こっているが、どれも…

「八つ墓村」 1977

★★★☆☆ 新聞の尋ね人欄に自分の名前が載っていることを知り問い合わせた主人公は、母が生前に明かさなかった自身のルーツを知らされ、生まれ故郷を訪れることになる。 母親に一切知らされていなかった資産家の父親の実家を訪れ、後を継ぐよう望まれる主人公。…

「アンダーカヴァー」 2007

★★★☆☆ 自身が支配人を務めるクラブに通うロシアンマフィアたちが、彼らを捜査する警官である兄と父の殺害を計画していることを知った男が、警察への協力を申し出る。 父が警察署長で兄も将来を期待される有能な警官という家族の中で一人違う道を歩み、クラブ…

「ハンター」 1980

★★★☆☆ 保釈中の逃亡者を捕らえる賞金稼ぎの男。 物語の中心となる事件が有るわけではなく、賞金稼ぎが次々と事件を解決していく様子とその合間に内縁の妻や仲間たちの関係を描いている。ただそれぞれの事件を丁寧に描くというよりは、賞金稼ぎと逃亡者の追い…

「カトマンズの男」 1965

★★★☆☆ 人生に無常を感じ、自殺未遂を繰り返す金持ちの若者が、友人と婚約者を受取人にして自らに生命保険をかける。 邦題のわりにはカトマンズのシーンは15分ほどであまりなく、香港を主な舞台にしている。おそらく異国情緒のある映像を見せたかったのだろう…

「チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密」 2015

★★★☆☆ 裏で美術商を営む英国貴族の男が、破産回避のために盗難された絵画の捜索依頼を引き受ける。 ジョニー・デップがちょっと変な貴族を演じ、ゆるいギャグが散りばめられた映画。ジョニー・デップはこういう奇妙な人を演じるのが好きだが、物語に少し現実…

「第九軍団のワシ」 2011

★★★☆☆ 父親が率いるローマの軍隊の象徴である黄金のワシ像が本人と共に消息を絶ち、不名誉のそしりを受ける一家。息子は一家の汚名返上のために黄金のワシ像の行方を追う。 尊敬していた父親が受ける汚名。しかし勝手にモノを神聖化して、それを守ったり奪っ…

「サンシャイン・クリーニング」 2009

★★★☆☆ 幼い息子と暮らす母親が、妹とともに事件現場の清掃業を始める。 シングルマザーで掃除婦として働き、妻子持ちの男と付き合う姉と、仕事が長続きしない妹。何やら怪しげな商品を売り歩く父親。皆パッとしない人生を送るが、それでも親子、姉妹が仲良く…

「リンカーン弁護士」 2011

★★★☆☆ 依頼人がかつて担当した事件の犯人だと気付いた弁護士。 嘘の芝居や経費で依頼人から金をむしり取るマシュー・マコノヒー演じる弁護士。金が全てのやり手の弁護士かと思いきや、別れた妻と良好な関係を保ち、離れて暮らす娘のサッカーの試合に応援に駆…

「ドライブ・アングリー」 2011

★★★☆☆ カルト教団に娘夫婦を殺され、生贄として孫を拉致された男が、教団を追う。 冒頭の燃え上がる炎をバックに、主人公がゆっくりとこちらに歩いてくるよくあるシーンを眺めながら、この構図を最初にやったのは誰なんだろうとふと思った。 カルト教団を追…

「リオの男」 1964

★★★☆☆ 軍の休暇でパリに戻った男は、誘拐された恋人を追ってブラジルにたどり着く。 ジャン=ポール・ベルモンドの高所の綱渡りやスカイダイビングといったアクション俳優っぷりに驚かされた。さらに走って車を追いかけ、泳いで船を追うという原始的なアクシ…

「ジャケット」 2005

★★★☆☆ 湾岸戦争で頭部に重傷を負って記憶障害になった男が、帰国後に事件に巻き込まれ精神病院へ送り込まれてしまう。 エイドリアン・ブロディ演じる記憶障害の男は、精神病院での矯正治療の際に未来へとタイムスリップしていることに気づいて、そこから物語…

「メリンダとメリンダ」 2004

★★★☆☆ ディナーの席である男が語った物語を同席した喜劇作家と悲劇作家が、それぞれ脚色してみせる。 黒澤明の「羅生門」のように語り手によって微妙に違う物語になるのかと思っていたが、微妙ではなくかなり違った物語になっていた。夫婦の前に現れる一人の…

「ホステージ」 2005

★★★☆☆ 担当していた事件で犠牲者を出したことに責任を感じて田舎の警察署長に異動していた元交渉人が、新たな事件に巻き込まれる。 片田舎の山奥にある大豪邸が若者に襲われるのだが、この時点で色々疑問が沸き起こってくる。なんでそんな人里離れた場所に住…

「幸福だけが人生か? ポジティブ心理学55の科学的省察」 2016

★★★☆☆ ポジティブ心理学者がウェブサイトに寄稿した記事をまとめたもの。 そもそも「ポジティブ心理学」とは何か? ポジティブ心理学とは、人生においてよい方向に向かうことについて科学的に研究する学問である。p171 ということのようだ。もともと心理学は…

「シューテム・アップ」 2007

★★★☆☆ 悪党に追われる妊婦を助けようとした男。 一見、フランス語っぽいタイトルだが、英語表記すると「Shoot 'Em Up」で完全なる英語タイトルだった。その名の通り、ほぼ銃での撃ち合いばかりの映画。 きっと監督はガン・アクションが大好きで、あんな使い…

「仁義」 1970

★★★☆☆ 刑務所を出所した男は、逃亡犯と偶然知り合い、看守に持ちかけられた情報を元に宝石店を襲う計画を立てる。 ほとんど説明的なセリフはなく、青白い映像の中、男たちは笑顔を見せること無く、淡々と物語は進んでいく。 正直、アラン・ドロン以外の登場…

「ハーバード流 最後までブレない交渉術 自分を見失わず、本当の望みをかなえる」 2015

★★★☆☆ 「ハーバード流交渉術」をロジャー・フィッシャーと共に著した著者による、ブレない交渉を行うための方法。 交渉術のマニュアルに沿って交渉を行ってもどうも上手くいかない、win-winの関係を築こうとしているのに気がつくとwin-loseの結果に固執して…

「かもめのジョナサン」 1974

★★★☆☆ 餌をとるために飛ぶのではなく、飛ぶこと自体に魅了された一羽のかもめ。これまでの三部構成に新たに第四部が追加された完全版。 ページ数も少なく、簡易な言葉で綴られた寓話的な作品。当時は世界中で大ベストセラーになったと言うが、正直そこまでの…

「EQ こころの知能指数」 1996

★★★☆☆ 人びとが幸せな人生を送るために必要なのは、IQの高さではなく、心の知能指数であるEQである。 社会に出て数年も過ごせば世の中でうまいことやるために必要なのは、どうやら勉強が出来るとか仕事ができるということじゃないな、ということに気付きはじ…

「アンナ・カレーニナ」 2012

★★★☆☆ 兄夫婦に会うためににモスクワにやって来た政府高官の夫人が、青年将校と出会い恋に落ちる。 物語自体はありがちなメロドラマだが、見事なセットや衣装、主演のキーラ・ナイトレイの美しさで、映像に引き込まれていく。 夫がいるにも関わらず別の男に…

「私の男」 2014

★★★☆☆ 震災で家族を失い親戚の男に引き取られた少女。 流氷から少女が這い上がるシーンから始まる。ここから物語の全貌が掴めるまでが辛かった。浅野忠信はじめキャスト陣が皆ぼそぼそと喋り、雰囲気はあるんだけど物語の理解のためには辛かった。 濡れ場が…

「お気にめすまま」 1992

★★★☆☆ 何者かに部屋を荒らされ不安になった独り身の女は、貸し番犬を手配することにする。 貸し番犬屋を営むジャック・ニコルソン演じる男。彼のキャラクターがいまいちはっきりしないので、金持ちの女を落として何かを企んでいるのか、純粋に恋に落ちただけ…