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個人的な映画・本・音楽についての鑑賞記録・感想文です。

★3

「アサイラム 監禁病棟と顔のない患者たち」 2014

★★★☆☆ 研修医として山奥の精神病院にやってきた男は、地下牢に入れられた多くの人を見つける。 新人の若い医者が迷いつつも辿り着いた精神病院は、医者と患者の関係がどこか不思議で、奇妙な雰囲気が漂っている。そして偶然見つけた地下牢の人間たちは、自分…

「完全なる報復」 2009

★★★☆☆ 強盗で妻と娘を殺したにも関わらず十分な証拠がないために軽い刑になった犯人と、司法取引を行った検察をはじめとする法の番人たちに報復を開始した男。 警察の不法捜査のせいで犯人が軽い刑になったら、被害者としてはたまらない。法律は被害者の事は…

「ヤング≒アダルト」 2011

★★★☆☆ 元恋人から結婚し子供が生まれたことを知らせるメールを受け取った女は、元恋人に会うために故郷に戻る。 退屈な故郷を出て、都会で作家として暮らす女。だけど何をやってもどこかに空虚さを感じている。そしてなぜか届いたかつての恋人からのメールが…

「友へ チング」 2001

★★★☆☆ 仲良しの4人組が成長して別々の道を歩みだし、やがて悲劇的な事件が起きる。 それぞれ家庭環境の違う4人の子供の頃から物語は始まる。中学で一度離れ離れになるが、高校で再開し再びつるむようになる。ヤンキー映画のようなエピソードが描かれるのだが…

「キャタピラー」 2010

★★★★☆ 戦争で四肢を失って帰国した夫に戸惑う妻。 冒頭からいきなりインパクトのある出だし。戦争では無事帰還か戦死の2択ではなく、当然こういうこともありえる。だけど想像していなかった姿で戻ってきた夫に、妻が冷静さを失うのは勿論理解できる。そりゃ…

「とらわれて夏」 2013

★★★☆☆ 逃亡犯に脅され、自宅で匿うことになった母子。 原題は「Labor Day」だが、悪くない邦題。まさに「とらわれて夏」。観たくなるようなタイトルかと言われるとそうでもないが。 逃亡犯と恋に落ちるというよくありがちな展開だが、この逃亡犯がナイスガイ…

「ホワイトタイガー ナチス極秘戦車・宿命の砲火」 2012

★★★☆☆ 瀕死の重傷を負いながらも奇跡的に回復し、戦車の気持ちが分かる不思議な能力を手に入れた戦車兵が、神出鬼没の謎の敵国の戦車「ホワイトタイガー」の撃破を命じられる。ロシア映画。 ほとんど戦車のことは分からないが、この映画は戦車がメインの戦争…

「映画は映画だ」 2008

★★★☆☆ 撮影中に共演者と問題ばかりを起こし、誰も共演してくれなくなった役者が、偶然知り合った元役者志望のヤクザの男を引き込んで、映画撮影を続行する。 あらすじだけを聞くとコメディかと思ってしまうが、割と真面目な男臭い映画に仕上がっている。映画…

「エイリアン3」 1992

★★★☆☆ 地球に帰還中の宇宙船で事故が発生し、脱出艇により流刑惑星に辿り着いた主人公は、そこで再びエイリアンと戦うことになる。 前回の戦いを終え、地球に戻る途中での出来事。前回も同じようなスタートで、まったく主人公は休ませてもらえない。もしかし…

「モンスターズクラブ」 2012

★★★☆☆ 雪山の小屋に籠もり、大企業に爆弾を送り付ける青年。 ほぼ独白と亡霊との対話で物語は進行する。世の中に不満を覚え、人里離れた山小屋で自給自足の孤独な生活を営んでいる主人公。完全なる世捨て人のように思えるが、でもやっぱり窪塚洋介演じる男が…

「誘拐の掟」 2014

★★★☆☆ 人質を殺し金を奪った誘拐犯を探すよう依頼された元刑事の私立探偵。 過去に心の傷を抱え、どこか疲れた表情の私立探偵を演じるリーアム・ニーソン。なんかこんな感じの役が多いのはなんでだろう。もともとが憂いを帯びた顔だからか。切ない顔をしなが…

「キツツキと雨」 2012

★★★☆☆ 山仕事に向かう途中で映画撮影班と出会い、いつの間にか彼らの撮影に巻き込まれていく男。 最初は田舎の人間特有の人の良さで、映画スタッフに半ば無理やり手伝わされ、しかしやがて映画づくりの面白さに目覚めて、積極的に協力するようになる男。そん…

「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう あなたの5つの強みを見出し、活かす」 2001

★★★☆☆ 弱点をなくそうとするのではなく、自分の強みを伸ばすことで人生を切り開いていくことを説く。 自分や他人を評価する時、とかく人は弱点を気にしがちだ。あれは良いけどここは駄目だ、というように。だから弱みをなくそうと人は努力する。だけど、苦手…

「フライボーイズ」 2006

★★★☆☆ アメリカが第一次世界大戦に参戦する前に、フランス空軍の外人部隊のパイロットとしてドイツと戦ったアメリカの若者たち。 飛行機が誕生してから20年も経たないうちに、すでに軍事利用されて互いに殺し合っているって、凄まじい進化だ。戦争は人類を進…

「女子ーズ」 2014

★★★☆☆ 地球の平和を守るため、テキトーに選ばれた女子5人。 ヒーロー物のコントのようなもので、どこか昔「ごっつええ感じ」でやっていたゴレンジャイを思い出させる。とりあえず桐谷美玲、高畑充希、有村架純と女優陣が豪華なので見ていられる。 ゴレンジ…

「闘争領域の拡大」 1994

★★★☆☆ 自社のソフトウェアの研修を行うために、フランス各地に同僚の男とともに出張することになった男。 ストーリーがあるのかないのか分からないような日常が積み重ねられていく。そしてそこでは主人公の観察と考察が目まぐるしく行われている。ただし、常…

「珍遊記」 2016

★★★☆☆ 傍若無人の振る舞いをする男が、僧侶の法力によリ大人しくさせられ、お供をすることになる。 決して面白いわけでもなく笑えるわけでもないのに腹が立たないのは、最初からハードルが低くなっているから。もともとよく実写映画化なんかする気になったな…

「オートマタ」 2014

★★★☆☆ プログラムされた制御機能に反して自らを修復するロボットが見つかり、ロボット会社の保険調査員が調査に乗り出す。 どこか陰鬱な空気を漂わせながら物語は進む。ロボットが人間の規定する範囲を超えて動き出したらどうなるか?というような割とベタな…

「シャッフル」 2007

★★★☆☆ 夫の交通事故死を知らされた妻は、目覚めるたびにその前後の日々がランダムに訪れるようになる。 夫の葬儀の日までの数日間がランダムに訪れるという、タイムスリップもののアレンジ版のような設定。ただ自分で好きな日に行けないのがもどかしいところ…

「ピーターの法則 「階層社会学」が暴く会社に無能があふれる理由」 1969

★★★☆☆ 階層社会学を提起した著者による、階層社会に見られる法則の解説。 世の中に無能な人が多くいるように見えるのは、人は無能になるまで昇進を続けるから。有能に仕事をこなしていると昇進し、無能だと昇進しない。つまり、(降格がないのなら)最終的に…

「アデル/ファラオと復活の秘薬」 2010

★★★☆☆ 不慮の事故によって寝たきりになった妹を治すために、エジプトで復活の秘薬を探す姉。 序盤に様々なことが起こる怒涛の展開。息つく暇もないテンポでエジプトでの探検も終わり、次は何が起こるかと気を引き締めていたら、ここから急にトーンダウンして…

「蝿の王」 1954

★★★☆☆ 無人島に取り残されてしまった少年たち。 無人島を題材にした物語はたくさんあるが、この物語の特徴はサヴァイブするには苦労しないという島だということ。果物が豊富にあるため、少年たちは食べ物に困ることはなく、気候も穏やかで生存するための苦労…

「デンジャラス・ビューティー」 2001

★★★☆☆ 女子力のない女捜査官が、ミスコンの参加者に扮して潜入捜査をすることになる。 女性らしさに頓着しない女性が全く真逆のミスコンに参加することになったら、というコメディ。ミスコン前の女性らしさを獲得するまでの段階で笑いをたくさん取ってくるの…

「アニマル・ハウス」 1978

★★★☆☆ 大学内で嫌われているサークルの面々が起こす数々の騒動。 ジョン・ベルーシが大活躍するのかと思っていたが、そうでもなかった。それなりに笑えるコメディ映画。 一番気に入ったのはパーティーでのライブシーン。後の「ブルース・ブラザーズ」を想起…

「シークレット・パーティー」 2012

★★★☆☆ 運転手を務める男が、ある日カメラを盗む。 無駄な説明もなく、日常を切り取ったようなシーンが続く。登場人物たちの人間関係がなかなか掴めなかったのだが、これは普通なのだろうか。もっと注意深く観ていれば、もしかしたら早い段階でそれを理解でき…

「ねじの回転」 1898

★★★☆☆ 両親を亡くし叔父の屋敷で暮らし幼い兄弟の家庭教師をすることになった若い女性は屋敷で亡霊を目撃する。 昔の小説で妖怪だの亡霊だのが出てくると、どういう態度でそれを受け入れていいのか迷う。今みたいにそんなわけ無いでしょと半信半疑でいるべき…

「アレックス・ライダー」 2006

★★★☆☆ 亡くなった育ての親である叔父が実はスパイであったことを告げられ、自らもスカウトされた少年。 ユアン・マクレガーが主役かと思っていたら演じる男は序盤で死んでしまい、その甥役のアレックス・ペティファーが主役だった。子供向けのスパイ映画とい…

「サッド ヴァケイション」 2007

★★★☆☆ 運転代行の仕事中に偶然、かつて自分を捨てて家を出ていった母親を見つけた男。 「Helpless」「EUREKA」に続く「北九州サーガ」の三作目。ということらしいが「Helpless」は見ていなくて、「EUREKA」は見たけど内容はほぼ忘れていて、序盤はうまく話の…

「人魚ノ肉」 2015

★★★☆☆ 少年時代の坂本龍馬、岡田以蔵、中岡慎太郎の三人が共にでかけた浜辺で手に入れた、肉を食べると妖になり、血を飲むと不老不死となる人魚の血肉。それが岡田以蔵から新選組に渡り、隊員たちに様々な影響を及ぼしていく。 各章で登場人物が変わりながら…

「インビジブル・インフルエンス 決断させる力」 2016

★★★☆☆ 人々の決断を左右している見えない影響力、「社会的影響力」について、ペンシルベニア大学ウォートン・スクールの准教授である著者が解き明かす。 私たちの決断は、九九.九%までが他人によって方向づけられており、むしろ他人の影響を受けない意思決…