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個人的な映画・本・音楽についての鑑賞記録・感想文です。

★4

「イコライザー2」 2018

★★★★☆ あらすじ かつての同僚で友人だった女性が殺され、真相を知るために事件を調査し始めた主人公。米ドラマ「ザ・シークレット・ハンター」の劇場版の続編。 感想 序盤は前回同様に、すんなりと本題には入っていかず、いくつかのサイドストーリを見せなが…

「あゝ、荒野 後篇」 2017

★★★★☆ あらすじ 主人公らが所属していたボクシングジムに立ち退きの話が持ち上がり、二人のプロボクサーに転機が訪れる。 感想 後篇最初の山場は、主人公がボクシングを始めるきっかけとなった、自分を裏切った男との対戦だ。主人公は前篇のラストの試合で見…

「あゝ、荒野 前篇」 2017

★★★★☆ あらすじ それぞれの事情を抱えながら、ボクシングを始めた二人の男。157分。 感想 親に捨てられ孤児として育ち、詐欺や傷害事件で少年院に入っていた主人公と、韓国人の母親を持ち、今は飲んだくれの父親と二人で暮らす吃音症の男。ふとしたきっかけ…

「宮本から君へ」 2019

★★★★☆ あらすじ 泥酔して寝ている間に恋人が襲われてしまった男は復讐を誓う。 感想 冒頭で主人公は顔面が腫れ上がった状態で登場し、そこから現在とそれに至った過去の様子が交互に描かれていく。彼がなぜそんなボロボロの状態になったのかもその過程で次第…

「暴虎の牙」 2020

★★★★☆ あらすじ ヤクザの息子として生まれ、ヤクザを憎む若い男は、なんの後ろ盾もない徒党を組み、広島で天下を取ることを夢見て暴力団に抗争を仕掛ける。「虎狼の血」シリーズ第3作目で完結編。 感想 第一作目で描かれたよりも前の時代設定で物語はスター…

「赤い殺意」 1964

★★★★☆ あらすじ 一族の中で虐げられて暮らす女は、夫の留守中に強盗に暴行されてしまう。 感想 夫や義母にいつも馬鹿にされ、虐げられながら暮らす女が主人公だ。従順だった女が、夫の留守中のある夜、強盗に入った男に暴行されたことから何かが変わっていく…

「ジョン・ウィック:チャプター2」 2017

★★★★☆ あらすじ 借りを返すための仕事をこなすも、全世界の殺し屋に命を狙われることになってしまった伝説の殺し屋。 感想 前作のわずか数日後から物語が始まる。この前作からの息つく暇もない感じは「エイリアン」シリーズを彷彿とさせる。だが確かに前作で…

「狂った果実」 1956

★★★★☆ あらすじ 弟が付きあい始めた女性に惹かれてしまった享楽的に生きる兄。 感想 金持ちの子弟たちの享楽的な暮らしが描かれており、そんな生活にどっぷり浸かる石原裕次郎演じる主人公の兄と、それを批判的に見つめる津川雅彦演じる弟、そして二人の前に…

「豚と軍艦」 1961

★★★★☆ あらすじ 舞台は横須賀。恋人と良い暮らしをすることを夢見るチンピラの男は、組が始めた米軍の残飯を利用した養豚業を任される。白黒映画。 感想 古い映画なので録音技術の問題なのか、役者たちの声がキンキンして聞き取りづらい。特に慣れない序盤は…

「ジョン・ウィック」 2014

★★★★☆ あらすじ 引退した伝説の殺し屋が、妻の病死後に偶然強盗に襲撃され、犯人一味のマフィア組織に対して復讐に立ち上がる。 感想 復讐に燃える引退していた伝説の殺し屋が主人公だ。緩急を付けずに怒涛の勢いで銃を撃ちまくるのが気持ちいい。 しかも確…

「ナイル殺人事件」 1978

★★★★☆ あらすじ 友人の恋人を奪って婚約した富豪の女性は、ナイル川下りの新婚旅行に出かけるが船の中で何者かに殺されてしまう。 感想 富豪の女性が友人に恋人を紹介されたシーンから、その恋人を奪って略奪婚をしたシーンへの切り替えが劇的すぎて、最初は…

「実録 阿部定」 1975

★★★★☆ あらすじ 不倫相手の男と待合の狭い一室に籠もり、自堕落な日々を過ごす女。1936年に起きた阿部定事件を題材にした作品。 阿部定事件 - Wikipedia 感想 前半は待合の薄暗く狭い一室での、阿部定と男の情事が描かれ続ける。ほとんどがこの小部屋内のシ…

「流れる」 1956

★★★★☆ あらすじ 金策に追われる芸者置屋で働き始めた女中。 感想 外からやって来た田中絹代演じる女中の目を通して、芸者の世界の裏側が描かれていく。この女中は品が良くて気も利いて、人生経験を積んできた年配ならではの穏やかさを持っているなと思って見…

「バッドボーイズ2バッド」 2003

★★★★☆ あらすじ いつも上司に叱られてばかりの二人組の刑事コンビ。ある麻薬事件を追う中で、コンビのうちのひとりの妹が潜入捜査を行っていることが判明する。147分。 感想 ヒット作の続編。今回もマーティン・ローレンス演じる主人公とウィル・スミス演じ…

「オール・イズ・ロスト 〜最後の手紙〜」 2013

★★★★☆ あらすじ ヨットでの航海中に起きた衝突事故により、インド洋をたった一人で漂流することになってしまった男。 感想 冒頭に手紙を読み上げる以外はほぼセリフなしで、登場人物も主演のロバート・レッドフォードただひとりという映画だ。ヨットで単身航…

「明智小五郎事件簿1 「D坂の殺人事件」「幽霊」「黒手組」「心理試験」「屋根裏の散歩者」」 2016

★★★★☆ あらすじ 古書店で起きた殺人事件の謎を解く「D坂の殺人事件」他、全5編。江戸川乱歩の明智小五郎もの作品を発表順ではなく、事件の発生順に並べた全集の第一巻。 感想 明智小五郎が初めて登場する「D坂の殺人事件」では、彼が最初犯人として疑われて…

「デッド・ドント・ダイ」 2019

★★★★☆ あらすじ ある日アメリカの片田舎の町に大量のゾンビが出現し、三人の警官たちはパトロールに出る。 感想 ゾンビを題材にしたコメディ映画だ。ただしオフビートの笑いが中心なので、単純明快なコメディを期待していると裏切られてしまうかもしれない。…

「ゾディアック」 2007

★★★★☆ あらすじ 捜査が難航する連続殺人事件に興味を持ち、一人で調査を始めた新聞の風刺漫画家。60年代後半に実際に起きた未解決事件「ゾディアック事件」を基にした映画。158分。 ゾディアック事件 - Wikipedia 感想 冒頭の、独立記念日のお祭りムードあふ…

「ラッシュ/プライドと友情」 2013

★★★★☆ あらすじ 1976年のF1レースでチャンピオンを争ったジェームス・ハントとニキ・ラウダ。二人の関係が描かれる。事実を基にした作品。 ニキ・ラウダ 不屈のチャンピオン (ドライバー・プロファイル・シリーズ) 作者:アラン ヘンリー ソニー・マガジンズ…

「ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎音頭」 1988

★★★★☆ あらすじ ヒロシ不在の中、下級生らの突き上げによって他校との抗争に巻き込まれてゆくトオル。シリーズ第5作。 感想 今回はヒロシ役を演じていた清水宏次朗が出演していない。トオル役の仲村トオルのみの出演で、いつもの二人のコンビが見られないの…

「ルーキー」 1990

★★★★☆ あらすじ 自動車窃盗団を追うも相棒を殺されてしまった刑事は、新しい相棒として新人をあてがわれる。 感想 最初の逃げる窃盗団を追う主人公のカーアクションは迫力があった。最初はよくあるカーチェイスかと思って見ていたら、どんどんと激しさがエス…

「ほかならぬ人へ」 2009

★★★★☆ あらすじ 親の反対を押し切って結婚するも妻に浮気をされてしまった男。直木賞受賞作。 感想 由緒ある家系の家庭に育つも、家族の中で常に劣等感を抱えながら生きてきた男が主人公だ。はたから見ると恵まれた環境で何を言っているのだと腹立たしさを覚…

「日日是好日」 2018

★★★★☆ あらすじ ふとしたきっかけで従妹と共に近所に茶道を習いに行くようになった女子大生。タイトルの読みは「にちにちこれこうじつ」。 感想 序盤の茶道を習い始めたばかりの主人公といとこが先生の指導を受ける様子は、コントを見ているようで面白かった…

「ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎狂騒曲」 1987

★★★★☆ あらすじ 女にうつつを抜かすヒロシがさらわれ、救出に向かうトオル。シリーズ第4作目。 感想 今回は色恋沙汰がメインで、これまでよりもアダルトな内容となっている。映画のトーンもしっとりと情感あふれるものだ。いつもより皆が大人びて見える。 …

「THE RHETORIC 人生の武器としての伝える技術」 2007

★★★★☆ 内容 西洋で古くから学ばれていたレトリックのテクニックを紹介する。原題は「Thank You for Arguing」。 感想 文章術の本かと思って手に取ってみたのだが、「レトリック」とはもともと弁論・演説の技術を指していたようだ。 レトリックとは、聞き手に…

「D坂の殺人事件」 1998

★★★★☆ あらすじ 昭和初期。裏の仕事で贋作を行なう美術品修復屋の男は、贋作完成後に依頼者の女を殺してしまう。 感想 幼い頃に子供向けの江戸川乱歩作品を何冊か読んだことがあるくらいだが、あの独特のなんとも言えない怪しい空気感を上手く表現している映…

「KILLERMAN/キラーマン」 2019

★★★★☆ あらすじ 資金洗浄を行う男は、預かった金で相棒と共に一攫千金を目論むが、途中のアクシデントで記憶を失ってしまう。 感想 説明的なシーンを極力排した物語で、話の筋が少し分かりづらい。冒頭のシーンも、資金洗浄を行っているだろうことは分かるが…

「ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎行進曲」 1987

★★★★☆ あらすじ 無期停学組の不良たちに狙われたトオルとヒロシの二人組。シリーズ第三作目。 感想 これまでヒロイン役を演じていた中山美穂が今作では降板している。序盤は彼女の存在だけを匂わしつつ実際には登場させない、「ゴッド―ファーザー2」のマー…

「ピンク・キャデラック」 1989

★★★☆☆ あらすじ 保釈金を踏み倒して逃げる被告を捕える仕事で生計を立てる男は、ピンクのキャデラックで逃げた女性を捕まえるよう依頼される。 Greenlight(グリーンライト) エルヴィスプレスリー 1955 ピンクキャデラック Fleetwood Series 60 1/18 Greenlig…

「ダウンタウン・ヒーローズ」 1988

★★★★☆ あらすじ 終戦直後、愛媛県の旧制松山高校で寮生活を送る男子学生は、町で見かけた一人の女性を好きになる。 感想 冒頭の授業シーンで、ビリビリに引き裂かれたような服を着た、ほぼ半裸の生徒が一人座っていてギョッとした。何かの前振りなのかと思っ…