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個人的な映画・本・音楽についての鑑賞記録・感想文です。

邦画

「殺しの烙印」 1967

★★★☆☆ あらすじ 順調に仕事をこなしてきた殺し屋の男。だが、たまたま知り合った女から受けた仕事をしくじってしまい、殺し屋たちに命を狙われることになる。白黒映画。 感想 テニスのように殺し屋にもランキングがあり、殺し屋たちが自分のランキングをすご…

「あゝ、荒野 後篇」 2017

★★★★☆ あらすじ 主人公らが所属していたボクシングジムに立ち退きの話が持ち上がり、二人のプロボクサーに転機が訪れる。 感想 後篇最初の山場は、主人公がボクシングを始めるきっかけとなった、自分を裏切った男との対戦だ。主人公は前篇のラストの試合で見…

「あゝ、荒野 前篇」 2017

★★★★☆ あらすじ それぞれの事情を抱えながら、ボクシングを始めた二人の男。157分。 感想 親に捨てられ孤児として育ち、詐欺や傷害事件で少年院に入っていた主人公と、韓国人の母親を持ち、今は飲んだくれの父親と二人で暮らす吃音症の男。ふとしたきっかけ…

「宮本から君へ」 2019

★★★★☆ あらすじ 泥酔して寝ている間に恋人が襲われてしまった男は復讐を誓う。 感想 冒頭で主人公は顔面が腫れ上がった状態で登場し、そこから現在とそれに至った過去の様子が交互に描かれていく。彼がなぜそんなボロボロの状態になったのかもその過程で次第…

「遊びの時間は終らない」 1991

★★☆☆☆ あらすじ 生真面目な警官が、任された防犯訓練の銀行強盗役に真剣に取り組んだ結果、予定調和で終わらず、どんどんと訓練の規模が大きくなっていく。 感想 お約束通りで終えるはずだった防犯訓練が、一人の生真面目な警官のおかげでどんどんと大ごとに…

「祈りの幕が下りる時」 2018

★★★☆☆ あらすじ アパートで女性が殺され、その近所でホームレスが殺された事件と、自分の死んだ母親との間に接点があることを知り、捜査に加わった主人公。テレビドラマの劇場版第2作目。 感想 かつて自分の前から姿を消した母親の生前最後の様子を知るため…

「赤い殺意」 1964

★★★★☆ あらすじ 一族の中で虐げられて暮らす女は、夫の留守中に強盗に暴行されてしまう。 感想 夫や義母にいつも馬鹿にされ、虐げられながら暮らす女が主人公だ。従順だった女が、夫の留守中のある夜、強盗に入った男に暴行されたことから何かが変わっていく…

「狂った果実」 1956

★★★★☆ あらすじ 弟が付きあい始めた女性に惹かれてしまった享楽的に生きる兄。 感想 金持ちの子弟たちの享楽的な暮らしが描かれており、そんな生活にどっぷり浸かる石原裕次郎演じる主人公の兄と、それを批判的に見つめる津川雅彦演じる弟、そして二人の前に…

「豚と軍艦」 1961

★★★★☆ あらすじ 舞台は横須賀。恋人と良い暮らしをすることを夢見るチンピラの男は、組が始めた米軍の残飯を利用した養豚業を任される。白黒映画。 感想 古い映画なので録音技術の問題なのか、役者たちの声がキンキンして聞き取りづらい。特に慣れない序盤は…

「八月の濡れた砂」 1971

★★★☆☆ あらすじ 高校を中退した友人らと夏を過ごす青年は、朝の海岸で男たちに捨てられた若い女と出会う。 感想 あり余るエネルギーを持て余した若者たちのひと夏の姿が描かれる。しかしこの時代の若い男たちはすぐに女に襲い掛かる。当時はそんな映画が多か…

「実録 阿部定」 1975

★★★★☆ あらすじ 不倫相手の男と待合の狭い一室に籠もり、自堕落な日々を過ごす女。1936年に起きた阿部定事件を題材にした作品。 阿部定事件 - Wikipedia 感想 前半は待合の薄暗く狭い一室での、阿部定と男の情事が描かれ続ける。ほとんどがこの小部屋内のシ…

「流れる」 1956

★★★★☆ あらすじ 金策に追われる芸者置屋で働き始めた女中。 感想 外からやって来た田中絹代演じる女中の目を通して、芸者の世界の裏側が描かれていく。この女中は品が良くて気も利いて、人生経験を積んできた年配ならではの穏やかさを持っているなと思って見…

「女殺油地獄」 1992

★★★☆☆ あらすじ 幼い頃は子守もしていたかつての奉公先の放蕩息子と関係を持ってしまった油屋の女将。五社英雄監督の遺作。タイトルの読みは「おんなごろしあぶらのじごく」。 感想 かつての奉公先の放蕩息子が起こす事件の後始末をしているうちに、この男と…

「ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎完結篇」 1988

★★☆☆☆ あらすじ 中学生同士の喧嘩に口を出したことにより、他校と全面戦争になりかけるも全く足並みがそろわないトオルとヒロシ。シリーズ第6作。最終作。 感想 前作で不在だった清水宏次朗演じるヒロシが帰って来て、久々にトオルとのコンビが復活する。だ…

「四畳半襖の裏張り しのび肌」 1974

★★★☆☆ あらすじ ライバルの芸者に男を取られた女は、二人の間に生まれた子供を連れ去って育てる。 感想 初期の白黒映画のような粗い映像で映画は始まる。これがずっと続くと辛かったかもしれないが、一気に関東大震災の頃の大正時代に連れていかれて、すんな…

「唐獅子株式会社」 1983

★★★☆☆ あらすじ 刑期を終え出所したヤクザの男は、芸能事務所を始めた組長の指示により、ある女性をスターにするため奮闘する。 感想 やくざの世界を舞台にしたコメディ映画だが、正直あまり笑えない。笑えるような空間が作れておらず、すべてが流れていって…

「ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎音頭」 1988

★★★★☆ あらすじ ヒロシ不在の中、下級生らの突き上げによって他校との抗争に巻き込まれてゆくトオル。シリーズ第5作。 感想 今回はヒロシ役を演じていた清水宏次朗が出演していない。トオル役の仲村トオルのみの出演で、いつもの二人のコンビが見られないの…

「エロスは甘き香り」 1973

★★★☆☆ あらすじ 若い女の家で居候をすることになったカメラマンの男。やがて一組のカップルも引っ越してきて男女4人の共同生活が始まる。 感想 おそらく福生市の米軍ハウスが舞台となっている。当時流行に敏感な若者が好んで移り住んだと言われているが、今…

「日日是好日」 2018

★★★★☆ あらすじ ふとしたきっかけで従妹と共に近所に茶道を習いに行くようになった女子大生。タイトルの読みは「にちにちこれこうじつ」。 感想 序盤の茶道を習い始めたばかりの主人公といとこが先生の指導を受ける様子は、コントを見ているようで面白かった…

「ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎狂騒曲」 1987

★★★★☆ あらすじ 女にうつつを抜かすヒロシがさらわれ、救出に向かうトオル。シリーズ第4作目。 感想 今回は色恋沙汰がメインで、これまでよりもアダルトな内容となっている。映画のトーンもしっとりと情感あふれるものだ。いつもより皆が大人びて見える。 …

「D坂の殺人事件」 1998

★★★★☆ あらすじ 昭和初期。裏の仕事で贋作を行なう美術品修復屋の男は、贋作完成後に依頼者の女を殺してしまう。 感想 幼い頃に子供向けの江戸川乱歩作品を何冊か読んだことがあるくらいだが、あの独特のなんとも言えない怪しい空気感を上手く表現している映…

「闇の狩人」 1979

★★★☆☆ あらすじ 江戸時代。闇の組織の元締めは、雇っていた記憶喪失の殺し屋が、自身が関わる蝦夷利権のキーパーソンであることを知る。 感想 裏の世界の悪い男女が暗躍する物語。ただ昔の映画だからか言葉遣いが古く、いまいちセリフの内容がよく分からない…

「ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎行進曲」 1987

★★★★☆ あらすじ 無期停学組の不良たちに狙われたトオルとヒロシの二人組。シリーズ第三作目。 感想 これまでヒロイン役を演じていた中山美穂が今作では降板している。序盤は彼女の存在だけを匂わしつつ実際には登場させない、「ゴッド―ファーザー2」のマー…

「現代やくざ 与太者の掟」 1969

★★★☆☆ あらすじ 出所したての主人公は、ふとしたきっかけであるヤクザの男と兄弟の契りを交わすが、彼の所属する組織と揉め事を起こしてしまう。「現代やくざ」シリーズ第一作目。 感想 主演の菅原文太がギラギラした存在感を放っている。晩年の彼の無駄に重…

「ダウンタウン・ヒーローズ」 1988

★★★★☆ あらすじ 終戦直後、愛媛県の旧制松山高校で寮生活を送る男子学生は、町で見かけた一人の女性を好きになる。 感想 冒頭の授業シーンで、ビリビリに引き裂かれたような服を着た、ほぼ半裸の生徒が一人座っていてギョッとした。何かの前振りなのかと思っ…

「制覇」 1982

★★☆☆☆ あらすじ 日本最大の暴力団組織の組長が狙撃され、緊張感が高まる界隈。140分。 感想 組長が襲撃されて始まる冒頭といい、勇ましいタイトルといい、ギラギラとしたヤクザの抗争が始まるのかと思いきや、案外とあっさりとした物語だったので肩透かしを…

「ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎哀歌」 1986

★★★★☆ あらすじ 他校が始めたボンタン狩りの被害に遭ってしまい、追い詰められる主人公二人。シリーズ2作目。 SPACE HOBBY(スペースホビー) 学ラン コスプレ ヤンキー メンズ 男性 衣装 短ラン ボンタン 学生服 上着 ベルト付 これであなたも人気者 パーテ…

「ビー・バップ・ハイスクール」 1985

★★★★☆ あらすじ 極悪な生徒ばかりが集まる高校を敵に回してしまい焦る不良の高校生トオルとヒロシの二人組。 感想 オープニングでいきなりエンドロールのようなタイトルバックが始まってちょっと焦る。不思議な構成だ。 序盤は主役の二人と対立する人物が登…

「ウホッホ探険隊」 1986

★★★★☆ あらすじ 久しぶりに帰って来た単身赴任の夫に愛人がいることが分かり、動揺する妻と子供たち。 感想 どこかコミカルさを感じるタイトルから勝手に面白おかしな冒険物語を想像していたのだが、内容は全然違った。実際は、夫の不倫が判明した家族の揺れ…

「真田幸村の謀略」 1979

★★☆☆☆ あらすじ 全国から集めた真田十勇士を率いて、徳川家康を倒そうとする真田幸村。148分。 感想 真田幸村と言えば大阪冬の陣、夏の陣なので、それを中心に描かれるのかと思っていたら、そこに至るまでの前振りが長かった。真田十勇士を紹介する必要もあ…