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感想
家族の話。家族について描いた作品は普通、互いに寄りかかかるような、ベタベタした印象の話になりがちだが、この家族は違う。それぞれが自立してちゃんと生きていて、だけどちゃんと家族のことを気にかけている。このことが逆に家族の絆の強さを際立たせている。
若干DNAの説明のくだりがめんどくさかったが、ゴダールの映画やネアンデルタール人の話などが次から次と引用される会話は面白かった。内容としては深く考えさせられる話なのだが、爽やかな読後感だった。
著者
参考・引用文献
ポンペイ・グラフィティ―落書きに刻むローマ人の素顔 (中公新書)
フェルマーの最終定理―ピュタゴラスに始まり、ワイルズが証明するまで
図解 ヒトゲノム・ワールド―生命の神秘からゲノム・ビジネスまで
エロティシズムの歴史: 呪われた部分 普遍経済論の試み 第二巻 (ちくま学芸文庫)
「アショカ、ガンジー、ネルー展カタログ」
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