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「色即ぜねれいしょん」 2004

色即(しきそく)ぜねれいしょん (光文社文庫)

 

感想

 頭の中はセックスのことばかり、というくらいに悶々としている十代の少年達の、みっともなくて情けなくて、だけども美しい話。

 

 青春小説は数多くあれども、こんなに堂々とセックスの事をストレートに言う小説も珍しい。だけど実際の十代の男の頭の中はそんな感じだから全然違和感はない。今だったらインターネットやなんかでいろいろ情報が入ってしまって、もしかしたらもっとすごいことになっているかもしれない。

 

 

 そんな主人公にこの両親はとても頼もしい。父親はかっこ良すぎ。そりゃ普通にコンプレックス持ってしまうはずだ。

 

 いろいろ経験していろいろ学び、勇気を出して不細工に前進していくこの主人公はとても格好いい。きっといい未来が待ってるよと応援したくなってしまう。

 

著者

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色即(しきそく)ぜねれいしょん (光文社文庫)

色即(しきそく)ぜねれいしょん (光文社文庫)

  • 作者:みうら じゅん
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2014/08/29
  • メディア: Kindle版
 

色即ぜねれいしょん - Wikipedia

 

 

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