BookCites

個人的な映画・本・音楽についての鑑賞記録・感想文です。

「新書がベスト」 2010

新書がベスト (ベスト新書)

★★★★☆

 

内容

 新書の読み方、使用法を説いた本。

 

感想

 個人的には文庫や新書のサイズは好きだ。持ち運びしやすいし好きな体勢で読むことが出来るサイズで、本棚に並べてもかさばらないし並べると見栄えも良い。気になる小説は文庫化されるのを待って買っている。ただ新書の方はというと余り手が伸びていなかった。

 

 ただ歳を重ねるにつれ世の中の仕組みだとか今世界で起きていることだとかに対する自分の知識の無さに不安を感じるようになってきた。最近の世の中は正直者はバカを見るというか、「一生懸命頑張ってます。」とか言ってるだけでは国家や企業やその他諸々の思う壺のような世知辛い風潮で、こんな事じゃ駄目だなと色々と知識を得ようとめぼしいサイトを見つけては「あとで読む」にしておくのだが、いつまでも「あとで読む」のまま。ネットは気が散りやすい。気付くとくだらないサイトを見つけては、けたけた笑っていたりする。

 

 

 その点、本は集中できるし、一冊読みきればひとかたまりの知識を得られると、最近は新書を時々読むようになった。だけど読んでみるとピンとこなかったり、妙に頷いたりするだけで終わってしまっていた。

 

 そんな中読んだこの本。新書の読み方の一つの指針を示されたような気がした。書店の本棚から10冊ばかりごそっと引き抜いてレジに持っていってそれを読めばいいと。それぐらいの気軽さでたくさん新書を読めばいいと。駄目な本もあるだろうが、心の中で反論しながら読めば知性は磨かれる。食わず嫌いな分野もあるだろうが、知識は広がるし、それを関連させていけば知識は深まる。要するに厳選した一冊を大事に読むんじゃなくて、玉石混合のたくさんの本を読むことで、一冊あたりの比重を軽くしていくこと。そうすることで知識や考え方が偏ることがなくなる。

 

 著者のように2冊両手に持って読むとか正直ひいてしまうが、自分なりのペースでたくさん新書を読もうという気になった。

  

著者

小飼弾

 

新書がベスト (ベスト新書)

新書がベスト (ベスト新書)

  • 作者:小飼 弾
  • 発売日: 2010/06/09
  • メディア: 新書
 

 

 

登場する作品

bookcites.hatenadiary.com

bookcites.hatenadiary.com

bookcites.hatenadiary.com

bookcites.hatenadiary.com

農!黄金のスモールビジネス」 杉山経昌

我は求め訴えたり」 デーモン小暮

3時間で「専門家」になる私の方法」 佐々木俊尚

バカの壁」 養老孟司

アホの壁」 筒井康隆

数学入門」 遠山啓

インターネット」 村井純

人は意外に合理的」 ティム・フーフォード

予想どおりに不合理」 ダン・アリエリー

行動経済学」 友野典男

行動経済学」 依田高典

生命あるすべてのものに」 マザー・テレサ

悪霊にさいなまれる世界」 カール・セガン

なぜ宇宙人は地球に来ない?」 松尾貴史 / 画 しりあがり寿

ニセ科学を10倍楽しむ本」 山本弘

大槻教授の最終抗議」 大槻義彦

ゲーム脳の恐怖」 森昭雄

他人を許せないサル」 正高信男

国家の品格」 藤原正彦

ローマ人の物語」 塩野七生

効率が10倍アップする新・知的生産術」 勝間和代

ちょいデキ! 」 青野慶久

ノストラダムスの大予言」 五島勉

bookcites.hatenadiary.com

いつまでもデブと思うなよ」 岡田斗志夫

インターネットⅡ」 村井純

似顔絵」 山藤章二

数に強くなる」 畑村洋太郎

大往生」 永六輔

反貧困」 湯浅誠

貧困大国アメリカ」 堤未果

あいまいな日本の私」 大江健三郎

学力があぶない」 大野晋 上野健爾

告白」 アウレリアス・アウグスティヌス

物語 ヴェトナムの歴史」 小倉貞男

金(ゴールド)が語る20世紀」 鯖田豊之

私のロマンと科学」 西澤潤一

昆虫の誕生」 石川良輔

クモの糸のミステリー」 大崎茂芳

ドキュメント高校中退」 青砥恭

学問のすゝめ」 福沢諭吉

現代語訳 学問のすすめ」 訳 齋藤孝

さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」 山田真哉

ペンギンもクジラも秒速2メートルで泳ぐ」 佐藤克文

99・9%は仮説」 竹内薫

経済物理学の発見」 高安秀樹

唯脳論」 養老孟司

人は見た目が9割」 竹内一郎

貝と羊の中国人」 加藤徹

イスラム金融入門」 門倉貴史

グーグルに依存し、アマゾンを真似るバカ企業」 夏野剛

偽善エコロジー」 武田邦彦

“環境問題のウソ”のウソ」 山本弘

女性の品格」 坂東眞理子

親の品格」 坂東眞理子

インターネット的」 糸井重里

理解する技術」 藤沢晃治

疑う技術」 藤沢晃治

かけひきの科学」 唐津一

説得の法則」 唐津一

「弱者」とはだれか」 小浜逸郎

「対話」のない社会」 中島義道

「お客様」がやかましい」 森真一

マグネシウム文明論」 矢部孝 山路達也

ミラーニューロンの発見」 マルコ・イアコボーニ

なぜこの店で買ってしまうのか ショッピングの科学 (ハヤカワ新書juice)」 パコ・アンダーヒル

クォーク」 南部陽一郎

核融合への挑戦」 吉川庄一

新・核融合への挑戦」 狐崎晶雄 吉川庄一

元素111の新知識」 桜井弘 編

見てわかるDNAのしくみ」 工藤光子 中村桂子

カラー図解でわかるブラックホール宇宙」 福江純

プリンに醤油でウニになる」 都甲潔

感性の起源」 都甲潔

だまされる視覚 錯視の楽しみ方」 北岡明佳

地球温暖化の予測は「正しい」か?」 江守正多

チョムスキー、民意と人権を語る レイコ突撃インタビュー」 ノーム・チョムスキー 岡崎玲子

人権と国家」 スラヴォイ・ジジェク 岡崎玲子

スーパーコンピューターを20万円で創る」 伊藤智義

手術室の中へ」 弓削孟文 

法律の世界地図」 21世紀研究会 編

色彩の世界地図」 21世紀研究会 編

人名の世界地図」 21世紀研究会 編

新・民族の世界地図」 21世紀研究会 編

食の世界地図」 21世紀研究会 編

常識の世界地図」 21世紀研究会 編

民族の世界地図」 21世紀研究会 編

イスラームの世界地図」 21世紀研究会 編

地名の世界地図」 21世紀研究会 編

国旗・国歌の世界地図」 21世紀研究会 編

ファースト・コンタクト」 金子隆一

生物と無生物のあいだ」 福岡伸一

理性の限界」 高橋昌一郎

知性の限界」 高橋昌一郎

日本の地下経済」 門倉貴史

決断力」 羽生善治

集中力」 谷川浩司

後手という生き方」 瀬川晶司

ボナンザVS勝負脳」 保木邦仁 渡辺明

満員電車がなくなる日」 阿部等

ミジンコはすごい!」 花里孝幸

インターネットを使いこなそう」 中村正三郎

世界の環境都市を行く」 井上智彦 須田昭久

先生はえらい」 内田樹

物語の役割」 小川洋子

「捨てる!」技術」 辰巳渚

ネットがあれば履歴書はいらない」 佐々木俊尚

派遣のリアル」 門倉貴史

日本人はカレーライスがなぜ好きなのか」 井上宏生

魚々食紀」 川那部浩哉

死体とご遺体」 熊田紺也

iPS細胞」 八代嘉美

Twitter社会論」 津田大介

会計のルールはこの3つしかない」 石川淳一 松本武洋

アップルの法則」 林信行

3語で9割通じる英会話」 デイビッド・セイン

計算しない数学」 根上生也

解体されるニッポン」 ベンジャミン・フルフォード

カラシニコフ自伝」 エレナ・ジョリー

会社のアカスリで利益10倍!」 酒巻久

社員を働かせてはいけない」 蛭田敬子

「負けるが勝ち」の生き残り戦略」 泰中啓一

おもてなしの経営学」 中島聡

パラダイス鎖国」 海部美知

やっぱり楽しいオーディオ生活」 麻倉怜士

学者のウソ」 掛谷英紀

希望格差社会」 山田昌弘

Googleの正体」 牧野武文

会社人生で必要な知恵はすべてマグロ船で学んだ」 齋藤正明

時間とムダの科学」 大前研一

ドラゴンボール」 鳥山明

 

 

bookcites.hatenadiary.com

bookcites.hatenadiary.com