★★★★☆
あらすじ
かつてコマンド―部隊を率いた男が、誘拐された子供を奪還に向かう。
感想
なぜだろう、若いころのシュワルツェネガーを見ると笑ってしまう。若いというだけで。全盛期から知事時代までのイメージがあるからなのか、どこかで人間じゃないと思っているからなのか。
いかにもシュワルツェネガーの映画といった感じで、彼が強すぎ。飛行機から脱出とか。とか思っていたらあっさりやられたり。生真面目すぎて逆におもしろかったり。こういうところが彼をスターにしたのだろうな、と。
子供を助けるのも巨大な敵の組織に堂々と乗り込んで真正面から戦う。あり得ないが彼なら出来そうと思わせるからすごい。特に策を練らずに正々堂々派手に戦うのはなかなか気持ちがいい。最近こういう映画ってないな、とふと思った。
敵の要塞に見つからないように侵入して、ボスだけ倒して子供を助けるというのもいいかな、と思ったが、それならシュワルツェネガーである必要がないなと。やっぱり、彼ありきの映画だ。
スタッフ/キャスト
監督 マーク・L・レスター
脚本/原案 スティーヴン・E・デ・スーザ
原案 ジョセフ・ローブ三世/マシュー・ワイズマン
出演 アーノルド・シュワルツェネッガー/レイ・ドーン・チョン/ダン・ヘダヤ/アリッサ・ミラノ/ヴァーノン・ウェルズ/ビル・デューク/デヴィッド・パトリック・ケリー/ブランスコム・リッチモンド/ビル・パクストン
音楽 ジェイムズ・ホーナー