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「嗤う伊右衛門」 2004

嗤う伊右衛門

★★★★☆

 

 病気により顔に醜い痣が残った女が無口で笑わない男と結婚するが、上役の男の策略に翻弄される。

 

 そこかしこに水たまりのある長屋の様子や、なぜか部屋の中にあるでかい木とか、映像表現のディテールにこだわっていることが伝わってくる。特に香川照之六平直政の二人が江戸時代のちょっと怪しい庶民を表現していて雰囲気が出ている。その他の脇を固める役者陣も好演して盛り上げている。

 

 顔に醜い痣があるって言っても小雪は美人だ。こういうメイクをすると逆によく分かる。とはいえ、こういう顔で隠すことなく堂々としているのは結構根性がいる。周りもきっと困惑してしまうだろう。隠すようにしていれば人々は気の毒にと言えるけど、当然のようにさらけ出されていると周りの人はそれを口にすることさえできなくなってしまう。

 

 二人は椎名桔平の策略にはまり離れ離れとなるが、ちょっとここら辺はあっさりと騙され過ぎかなって気もする。まぁでも上役の人間にそんなこと言われたら、性格的にスパッと別れてしまうのかもしれないが。やがて壮絶なラストが訪れるが、これもその前に何とかなったんじゃないの?と思わなくはないが、まぁある意味ではハッピーエンドなんだろうな。

 

監督 蜷川幸雄

 

原作 嗤う伊右衛門 (中公文庫)

 

出演 唐沢寿明

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bookcites.hatenadiary.com池内博之椎名桔平六平直政/井川比佐志/藤村志保不破万作

 

音楽 宇崎竜童

 

嗤う伊右衛門

嗤う伊右衛門

 

嗤う伊右衛門 - Wikipedia

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