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個人的な映画・本・音楽についての鑑賞記録・感想文です。

「マインド・コントロール 増補改訂版」 2016

マインド・コントロール 増補改訂版 (文春新書)

★★★★☆

 

 興味深く読めた。マインドコントロールにかけられた人は被害者として捉えがちだけど、本来の自分が嫌で自ら積極的にコントロールされようとしている人もいて、その人はその方が幸せだったりするとか、なかなか考えさせられる。そもそも思想や心情なんてメディアや誰かの影響を受けて形成されているのだから、誰もがマインドコントロールされているとも言えるわけで、そんな中でマインドコントロールの被害者ってなんなんだろうと。立場によって捉え方は変わってしまう。

 

著者 岡田尊司

 

 

 

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