★★★★☆
あらすじ
次期教皇を選出する「コンクラーヴェ」が行われようとしていた時、有力な候補者達が拉致され脅迫状が送りつけられる。
感想
こんな内容の映画を作られてヴァチカンはどう思っているのだろう。ある意味心が広い。日本で仏教とか新興宗教とかをモデルに作ったら、とんでもないことになりそうな気がするが。
そして、コンクラーヴェに向かう枢機卿たちのシーンは、まるで組長を決める会合に集まるヤクザの親分たちのようだった。軽く「仁義なき戦い」のテーマ曲が流れたような気さえした。
物語は緊迫感が続く展開。こういうストーリーだと緊迫感が続かざるをえない展開なわけだが、いつもギリギリだな、と思わないこともない。まぁでもドキドキ感があって楽しめた。
ラストはどんでん返しに次ぐどんでん返しで、観ていて疲れた。なんだかぐったりしてしまった。ヘリコプターのシーンで終わってくれたら出来過ぎ感はあるが気持ちよく観終われたのだが。
スタッフ/キャスト
監督 ロン・ハワード
脚本 デヴィッド・コープ/アキヴァ・ゴールズマン
製作総指揮 ダン・ブラウン
出演 トム・ハンクス/アイェレット・ゾラー/ステラン・スカルスガルド
ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ/ ニコライ・リー・カース/トゥーレ・リントハート/アーミン・ミューラー=スタール/カーメン・アルジェンツィアノ/ランス・ハワード/エリヤ・バスキン/スティーヴ・フランケン
音楽 ハンス・ジマー
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