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個人的な映画・本・音楽についての鑑賞記録・感想文です。

「アウェイク」 20007

アウェイク (字幕版)

★★★☆☆

 

 母親の反対を押し切って結婚した夜に、ドナーが現れ心臓移植手術をすることになった富豪の男。

 

 全身麻酔の手術に対して変なトラウマが生まれてしまいそうな映画。全身麻酔をかけたのに、意識は目覚めたままの術中覚醒の状態で手術をうけることになってしまった主人公。意識があるのに手術が始まろうとしてパニックになったり、メスで切開される激痛に心の中で絶叫したりと、なかなかの恐怖体験となっている。これが延々続いたらちょっと耐えられないな、と思っていたのだが、やがて医師たちの怪しい言動などから彼らの企みが明るみになり別の意味でパニックになるという展開。

 

 なかなか面白いアイデアだとおもうが、この展開が正解なのか、難しいところだ。せっかく主人公が手術中に真実を知ったのに、目覚めたときには全てが解決してしまっているので、じゃあ別に術中覚醒している必要がなかったんじゃなないかという気もする。かと言って手術後に自由がきくようになった主人公が、君たちのやったことは全てお見通しだ、と言ってもきっとつまらない。ただ目覚めた後の何かが欲しかった。騙された悔しさや悲しさを後日談的に描くという意味ではなくて、手術後に目覚めた主人公の言動が事件解決の決定打となるような何か。

 

 あまりに伏線がなく、登場人物たちが単純と言うか、表と裏がはっきりしてその中間のない振る舞いのせいで、ストーリーに深みが感じられない。そして、臓器移植という人間の生死に関わる事柄なのに登場人物たちのノリが軽いのも気になった。

 

監督/脚本 ジョビー・ハロルド

 

出演 ヘイデン・クリステンセンジェシカ・アルバテレンス・ハワードレナ・オリン/アーリス・ハワード/クリストファー・マクドナルド/フィッシャー・スティーヴンス/ジョージナ・チャップマン/サム・ロバーズ/スティーヴン・ヒンクル/デヴィッド・ハーバー/リー・ワン/カエ・シミズ/ジョセフ・コスタ/チャーリー・ヒューソン/ラーナ・モリソン/リチャード・トムセン/ジョシュア・ローリンズ 

 

アウェイク (字幕版)

アウェイク (字幕版)

 

アウェイク (映画) - Wikipedia

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